このような状況のもと、当社グループの売上高及び受注の状況は、依然として厳しい状況が続いております。当社の主要顧客であるデジタルカメラ、時計、事務機器等の精密電子機器メーカーならびに自動車関連部品メーカー等の研究開発及び生産状況は、当期第3四半期以降において、前年比では市場の需要ならびに開発意欲等に回復傾向が見られたほか、WEB受注においても拡大を見ることができました。しかしながら、通期では引き続き厳しい結果となりました。直近では、工場機能の統廃合を行い新たな体制をスタートさせ更なる効率化や管理の強化に取組んでいます。ロボット・装置関連製品については、サポート・サービスロボット分野のスタートアップ企業への包括事業化支援を掲げた取組みにより、受託開発や受託製造の引き合いは拡大傾向にあります。しかしながら、株式市場でのスタートアップ分野への資金流入が引き続き慎重な姿勢であること等を背景に、各社開発・製品化への取組み速度が鈍化しております。また、注力している当社グループ製品ならびに連携スタートアップの製品販売において市場拡大が限定的であることから弱含みとなっており、ロボット・装置関連製品の売上高は、計画を下回りました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は5,209百万円(前年同期比2.2%増)となり、売上総利益は1,023百万円(同44.4%増)、営業損失が649百万円(前年同期は631百万円の営業損失)となりました。受取配当金ならびに助成金収入等の営業外収益163百万円を計上し、持分法による投資損失ならびに投資事業組合運用損等の営業外費用491百万円を計上した結果、経常損失が977百万円(前年同期は927百万円の経常損失)となりました。
さらに、投資有価証券売却益ならびに固定資産売却益等の特別利益299百万円を計上し、固定資産減損損失等の特別損失38百万円を計上いたしました。これに、税金費用105百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は818百万円(前年同期は1,101百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
2024/07/25 10:58