一方で従来の大手通信会社向けの受託型の開発・運用事業においては、さらなる縮小が続いております。その中で当社独自の「感性AI」を活用した「人の感情、感性を理解するテクノロジー」による特定分野に特化した「専門AI」に関する特定パートナー企業とのサービス検証、プロトタイプ開発からサービス化に向けた取り組みが始まっております。また感性マーケティング事業に向けて美容分野への感性メタデータ提供も始まる中でより広い普及を目指した新たなプロダクト開発も始まっております。さらに昨年9月末に音楽分野に特化した分析サービス「Music Analytics」のβ版が限定公開し、有料版の準備を進めるなど、エンターテイメントとテクノロジーの連携およびその連携を利活用した感性マーケティング事業への布石を着実に進めております。
将来の企業成長のために進めている開発・運用売上からライセンス収入主体への事業モデルの進化に向けたデータ・テクノロジーライセンス事業に一段と主力事業がシフトする一方で、研究開発やデータ開発を売上の25%を目処に積極的な投資を実行しております。これらの事業活動の結果、当第3四半期累計期間の売上高は前年同期比89.5%の886,817千円となりました。売上原価は、ライセンス事業の拡大や既存事業の開発・運用の効率化が進み、前年同期比86.4%の514,119千円となりました。販売費及び一般管理費については外部委託コストの削減(インハウス化)などにより、前年同期比93.6%の404,933千円となりました。この結果、営業損失32,235千円(前年同四半期は営業損失35,928千円)、経常損失31,962千円(前年同四半期は経常損失36,096千円)、四半期純損失33,171千円(前年同四半期は37,813千円の四半期純損失)となりました。
(2)財政状態の分析
2020/02/07 12:10