有価証券報告書-第17期(2025/01/01-2025/12/31)

【提出】
2026/03/23 14:06
【資料】
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【項目】
127項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。
(1)経営方針及び経営戦略等
当社グループは、“人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命の輝き」をめざす”ことをわたしたちの目的とし、最高の品質をめざした商品やサービスをグローバルでお届けしていきます。
そのために、創業以来、脈々と受け継がれている「やってみなはれ」の精神に基づき、安全・安心・高品質な商品やサービスをお届けするとともに、お客様ニーズを起点とした、ユニークでプレミアムな需要の創造に、積極果敢に挑戦し続けていきたいと考えています。また、「利益三分主義」のもと、積極的な社会貢献にも努めてまいります。さらに、「Growing for Good」の実現を目指して、温室効果ガス(GHG)排出削減・水資源の保全・資源の循環利用促進等の地球環境保全、バリューチェーンにおける人権の尊重に加え、人々の心豊かで健康な生活への貢献等の取り組みを更に加速させ、サステナビリティ経営を推進してまいります。
当社グループは、今後も市場環境の変化を的確に捉え、事業基盤を強化するとともに総合力を発揮して新たな価値の創造に挑戦することにより、「水と生きるSUNTORY」として、生命の輝きに満ちた持続可能な社会の実現と更なる企業価値の向上を図ってまいります。グループ一丸となり食品酒類総合企業として、世界各地で更なる革新と挑戦を続けてまいります。
(2)経営環境及び対処すべき課題等
当社グループの経営環境は、国際情勢や競合の激化等、変化が更に加速するものと予測されます。当社グループはかかる経営環境を対処すべき課題と認識しています。このような課題に対処するため、当社グループが各事業や各エリアにおいてもっている人財・ブランド・技術・ノウハウ等多くの資産・強みを活かしながら、当社グループの総合力を発揮し、消費者起点でのユニークな需要創造力を更に高めるとともに、経営方針及び経営戦略等に基づき、グローバルに展開する食品酒類総合企業グループとして更なる成長と収益力の強化を図ります。
セグメント別
飲料・食品セグメント
飲料・食品セグメントでは、不透明で厳しい外部環境が続き、お客様の消費行動が一層多様化する想定のもと、新たな価値創造と事業変革を加速させ、更なる売上収益の成長を目指します。日本では、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」「特茶」等の各ブランドで、商品価値訴求やフレーバー、容器・容量展開を強化します。欧州では、「Oasis」「Schweppes」「Lucozade」等の各ブランドにおいて、商品価値の向上やコストマネジメントを強化します。アジアでは、ベトナムにおいて「Sting」「TEA+」ブランド、タイにおいて炭酸カテゴリーや「TEA+」「BRAND'S Essence of Chicken」「Bird's Nest」ブランドに注力し、マーケティング活動強化やお客様のニーズに応じた容器・容量展開で新たな需要創出とブランド価値向上を図ります。オセアニアでは、「V」「BOSS」ブランドへの注力に加え、スワンバンク工場で製造するRTDを新たにニュージーランドでも販売開始します。米州では、主力である炭酸カテゴリーの強化に加え、伸長する非炭酸カテゴリーの更なる拡大に取り組みます。
酒類セグメント
酒類セグメントでは、スピリッツ事業は、「世界で最も称賛されるプレミアムスピリッツカンパニー」を目指して、「ものづくり」と「品質」を大切に、更なるブランド認知の向上を図り、グローバルスピリッツ市場における確固たる地位を確立していきます。ウイスキーカテゴリーでは、「ジムビーム」「メーカーズマーク」「響」といった世界に誇る様々な商品を軸にスポーツ連携を通じたブランド強化等の幅広いマーケティング活動を展開します。加えて、新フレーバー・新商品開発によるポートフォリオ強化を目指します。国内においては、多彩なブランドポートフォリオを活かし、ハイボールを中心とした需要創造と「価値・品質訴求」の両軸で活動を推進します。とりわけ「角瓶」「山崎」をはじめとするジャパニーズウイスキーの訴求や、ハイボール缶のマーケティング活動を強化します。ジンカテゴリーでは、ジャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉」の価値訴求を通じた、より一層の需要創造を図ります。国内においては、「ROKU〈六〉」に加え「翠(SUI)」で「品質訴求」「新たな食中体験の提案」を強化することで、お客様接点の拡大に取り組みます。RTDカテゴリーでは、「-196」「オンザロックス」等による需要創造を通じ、更なる市場成長を図ります。国内においては、「-196」「こだわり酒場」「THE PEEL」等の主要ブランドの一層の育成を図るとともに、お客様のニーズを捉えた新価値提案を継続し、更なるカテゴリー成長を目指します。
ビール事業は、2026年10月の酒税改正を見据え、主要ブランドのマーケティング活動を強化します。「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドは、「ザ・プレミアム・モルツ」「同 〈ジャパニーズエール〉香るエール」「同 マスターズドリーム」の中味・パッケージを刷新し、今の時代によりふさわしいプレミアムビールを目指します。「サントリー生ビール」は、「沁みわたるのどごし」の生ビールとして中味・パッケージを刷新し、スタンダードビールの定番ブランドとして育成を図ります。「パーフェクトサントリービール」は、新コミュニケーションの投入により、本格ビールのおいしさと機能を両立した中味の魅力を訴求していきます。「金麦」ブランドは、“日々、家で飲むのに一番ふさわしいビール類”を目指し、さまざまなマーケティング活動を通じファン拡大を図ります。2026年10月には「金麦」ブランドの中味をビール化し価値を高めることで、エコノミー需要を喚起し、市場の活性化を図ります。
ワイン事業は、主要ブランドの更なる育成に取り組みます。「SUNTORY FROM FARM」ブランドでは、日本固有ブドウ品種「甲州」を中心とした幅広い商品展開とともに、サステナブルなワインづくりを訴求すべく、ワイナリーを起点にしたコミュニケーションを継続します。「酸化防止剤無添加のおいしいワイン。」ブランド、「赤玉」ブランドは、マーケティング活動に注力しお客様接点の拡大を図ります。輸入ワインでは、ご好評いただいている「タヴェルネッロ オルガニコ」ブランド等を強化します。
ノンアルコール飲料カテゴリーは、“アルコール0.00%のお酒”という価値訴求をより一層強化します。お客様のニーズを踏まえ、「本格」「気分解放」「健康機能」全ての領域でマーケティング活動を展開していきます。ロングセラーである「オールフリー」ブランドのリニューアルをはじめとするブランドポートフォリオの再構築、体験接点の拡充、コミュニケーションの刷新等を進めます。
その他セグメント
その他セグメントでは、健康食品事業は、引き続き「ロコモア」「VARON」ブランド等に注力します。外食事業は、お客様のニーズを捉えた商品やサービスを提供するとともに、収益力の強化を図ります。

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