- #1 事業等のリスク
当社の現在までの事業収益は、過去に受託した委託研究の対価ならびに提携契約に基づく収益のみであり、当社が開発した抗癌剤の製品売上による事業収益は未だ計上しておりません。
また、現在まで、抗癌剤開発のための研究開発活動に伴う費用計上が収益を上回り、営業損失、経常損失を計上する状態が続いています。
このため、過年度の財務経営指標は期間業績比較を行うための材料としては不十分であると考えられ、今後の当社業績を予測する材料としては不十分な面があります。
2016/09/27 14:57- #2 業績等の概要
さらに当社は、これらの2つの候補化合物の後続パイプラインとなる新規候補化合物の探索・創出に向けて、当社独自の細胞表現型薬剤スクリーニング法による探索研究と、CBP501に関する新たな知見を基にした「次世代CBPプロジェクト」からの創出に取り組んでいます。この一環として当社は、膵臓癌発症モデルマウスによるCBP501薬効試験を目的として国立大学法人東京大学医学部附属病院と、また、化合物ライブラリーを用いた創薬スクリーニングを目的としてファルマバレープロジェクト(公益財団法人静岡県産業振興財団)と、それぞれ当事業年度から共同研究を開始しています。
以上の結果、当事業年度の事業収益は、Stemline社とのライセンス契約に基づくテクニカルアドバイザリーフィー105,243千円を計上いたしました。また、当事業年度の研究開発費は、例年水準の基礎研究費支出にCBP501臨床試験準備費用ならびに次世代CBPプロジェクト関連の支出が加わり、前期比151,272千円増加の316,180千円となりました。販売費及び一般管理費は、前期比8,585千円増加の188,178千円となり、研究開発費と合わせた事業費用は、前期比159,857千円増加し、504,359千円となりました。この結果、営業損失は399,115千円(前事業年度営業損失283,542千円)、経常損失は413,739千円(前事業年度経常損失265,714千円)、当期純損失は414,989千円(前事業年度当期純損失266,964千円)となりました。
なお、当社は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
2016/09/27 14:57- #3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(3)当事業年度の経営成績の分析
当事業年度においては、CBS9106にかかる提携契約に基づき、事業収益105,243千円を計上しました。当社の主要プロダクトであるCBP501についても同様に製薬企業等との提携獲得活動により収益確保に努めてまいりましたが、当事業年度内の契約締結には至りませんでした。また、研究開発費については、CBP501の次の臨床試験の準備にかかる開発用支出が発生した一方で、CBP501作用メカニズムに関する新たな知見の検証と次世代候補化合物の探索創出を目的とした基礎研究費が増加した結果、前期比151,272千円増加の316,180千円となりました。販売費及び一般管理費は、前期比8,585千円増加の188,178千円となり、研究開発費と合わせた事業費用は、前期比159,857千円増加し、504,359千円となりました。この結果、営業損失は前期比115,573千円損失増の399,115千円、経常損失は前期比148,025千円損失増の413,739千円、当期純損失は前期比148,025千円損失増の414,989千円となりました。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
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