有価証券報告書-第14期(2023/01/01-2023/12/31)

【提出】
2024/03/22 15:30
【資料】
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【項目】
149項目
① 戦略
当社グループは「いのちをコストにしない社会」すなわち「発展すればするほど自然資本と人間関係資本が豊かになる持続可能な社会」の実現をミッションとしています。
個々の生命が成立するには、無限の生命の良関係が必要であり、内外からの関係性が私たち一人ひとりを構成しています。私たちは、経済発展や国家の利益のために人のいのちが軽んじられ、自然が破壊される近代の誤作動を正し、生命は価値を創る資本であることを事業を通じて証明すると「Our Mission」及び「AMITA信頼5原則」によって社会に約束しています。
このミッションを果たすため、「凡人集まりて非凡を成す」という企業ポリシー及び「善く暮らし、善く働き、善く学ぶ」ための「ライフ・ワーク・ラーン」という考え方に基づき、仕事を通じた人間力の向上と関係性の醸成等によって従業員の人生をより豊かなものとすることを目指します。
性別・年齢・国籍・人種・学歴・職歴・宗教・障がいの有無・性自認等に関わらず、従業員一人一人の人間性と価値創出意欲を重視した採用活動及び人財育成を推進し、理想の未来に向かって仲間と共に挑戦し続けるイノベーティブな企業文化の醸成に取り組んでいます。
<人的資本・多様性に関する3つの柱>「凡人集まりて非凡を成す」「ライフ・ワーク・ラーン」という企業ポリシーに基づく3つの柱
(ア)仲間と共に無限の価値を生み出す価値創出人財の育成
(イ)時代の変化に対応するダイバーシティ&インクルージョン
(ウ)Well-beingを高める風土づくりと環境整備

②3つの柱における取組
(ア)仲間と共に無限の価値を生み出す価値創出人財の育成
・哲学、倫理観、文明論等を含む重層的な従業員研修
役職や経験に応じて、時代を読む力、企業哲学、価値創出メカニズム、チームビルディング等をテーマにした研修を実施しています。新入社員には当社独自のプログラムとして「平等・公平・個人・個性・権利・義務・自由・自立」の8つの言葉の定義と相関関係を可視化する「レゾンデートル研修」等を行っています。
・本質的な問いを立てる力を養う思考力訓練
答えを探すのではなく、答えを創るイノベーティブ人財の育成を目的に、正解のないテーマについてチーム単位で議論・発表を行うコンテスト形式の研修を実施しています。
・個人評価制度の廃止によるチームビルディングの強化
個人評価制度を廃止し、チームで目標を設定・管理する「OKR」の手法を導入しています。1人の100歩より100人の1歩のほうが、より大きなことを成し遂げられるという考えのもと、集合知を発揮するイノベーティブな組織づくりを目指しています。
・資格取得支援制度
業務に関連する資格や将来的な必要性が認められる資格に対し、会社が受験料や取得にかかる費用を支援します。従業員の新たな挑戦を積極支援することで、企業の価値創出力向上を目指します。
・成長意欲を後押しする自己啓発活動支援
従業員の学びと成長意欲を会社が後押しする制度です。知性や感性、社会性を磨き、人間力を高めることにつながる個人活動に対し、事前申請不要で一定金額の補助を行っています。
(イ)時代の変化に対応するダイバーシティ&インクルージョン
・女性の働きやすい職場づくりを目指すKAGUYA(かぐや) PJ
女性従業員が自ら職場環境の改善を企画し、経営層に直接提案するプロジェクトです。多様な働き方を従業員が相互支援する「AMITIME制度(後述)」や、子供が親の仕事場を見学する「子ども参観日」、おむつ台を備えた救護室の整備など、女性目線での職場環境整備を進めています。
・人間性と価値創出意欲を重視した採用活動
未来創りには、過去の経験やスキルよりも、自分が未来を創るという強い意志が重要です。採用において重視する点は、ミッション共感性、夢の実現に対する意欲、仲間との協働精神、困難に挑戦する気概等であり、国籍や性別、学歴、職歴等は不問です。
・多様なバッググラウンドを持つ人財の中途採用
年齢・職種を問わず、常時中途入社の人財を受け入れています。企業で働かれていた方はもちろん、青年海外協力隊、一次産業従事者など、多様なバックグラウンドを持つ人財が在籍しています。
・シニア人財の活躍推進(人間関係資本コース)
65歳での退職後も継続して働くことができる人事制度上のコース「人間関係資本コース」を用意しています。仕事・職縁が人生を豊かにするという考えから、本人の意欲次第で何歳になっても働くことができます。
・ダイバーシティ研修等の実施
組織が持続的に発展するには、多様な視点とバックグラウンドを有する従業員が、互いの強みを活かし弱みをシェアして補い合う組織づくりが重要です。人的資本のポテンシャルを最大限引き出す施策として、ダイバーシティ&インクルージョン研修や人財マネジメントシステム「カラーズ図鑑」の導入等を行っています。
・各種の相談、通報窓口の設置
取締役・従業員・退職者(期限付)等が匿名利用できる内部通報窓口を設置し、コンプライアンス違反行為の早期発見に努めています。通報内容は、担当役員へ迅速に伝達され、顧問弁護士等と連携しながら事案の解決を図ります。通報者に対する不利益取り扱いの禁止、通報者の保護に関する事項を定め、全取締役・全従業員に周知しています。
(ウ)Well-beingを高める風土づくりと環境整備
・週32時間就労とリモートワーク&フレックスタイム
コアタイム(出勤義務のある時間帯)を無くし、1日あたりの最低労働時間を4時間とするフレックスタイムと、オフィス外での勤務を可能にするリモートワークを制度化。また2023年度より、働き方を根本的に見直し「週32時間就労(実質週休3日相当)」に挑戦しています。「価値づくりの源泉は、業務上の知見・経験だけでなく、多くの人や社会との関係性で育まれる人生の中にこそある」という考えのもと、従業員のWell-being向上が企業の価値創出力向上につながる仕組みづくりを推進しています。
・多様な生き方、働き方を仲間が支えるAMITIME制度
未消化で消滅する年次有給休暇をグループ全体で貯蓄し、子育てや介護等休みが必要な従業員が利用できる制度です。組織内での相互扶助により、多様な働き方を支援し、安心を実現できる職場を目指しています。
・関係性を増幅する福利厚生
従業員とその家族の自宅を対象に、 FIT電気(再エネ由来)への切り替えを支援する「あみ電手当」制度や、当社が運営するバイオガス施設「南三陸BIO」で製造された液体肥料を施肥した「めぐりん米」の社員配布等、社員自身が持続可能な社会を実感・体感できる福利厚生を整備しています。
・価値ある失敗を推奨する表彰制度
「MVF(Most Valuable Failure)賞」という、失敗を恐れずにミッションの実現に向け積極的に挑戦するチームや個人をたたえる表彰を毎年実施しています。失敗から得た学びに価値があるという考えに基づく、挑戦を促す制度です。
・従業員と経営層による建設的な議論・対話の場「カンパニー・ミーティング」
時代の変化に合わせた働き方やより良い組織風土を育むため、従業員と経営層が議論・対話できる場を設けています。各拠点の従業員代表が運営し、全従業員から"より良い会社のための意見・アイディア"を集め、経営層と対等な立場で議論を行います。この議論を発端に、社内副業制度等が生まれました。

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