このような外部環境のなか、当社グループの主力取扱商品である銅の価格が顕著な動きを見せています。特に、ロンドン金属取引所の銅のCash価格平均が5月に10,129ドル、銅建値では円安の影響もあり一時1,750円/㎏といずれも過去最高値を更新しました。この価格上昇の背景には中国製錬会社の減産合意報道を受けた供給不足感と、DX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素関連での銅の需要増の期待があります。
当社グループにおいては、海外からの調達を増やす、Eスクラップなど新たな取扱品目を増やすなどの方策を取りましたが、価格上昇に伴い供給環境が厳しくなった結果、販売数量は、インゴットは前年同四半期比14.1%減、リサイクル原料は同13.2%減、全体では同13.4%減となりました。一方、不採算案件の見直しを行うことで、売上高営業利益率が同四半期比2.2%向上し、経常利益は、同四半期比11億82百万円の増加となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高577億59百万円(前年同四半期比6.1%減)、営業利益14億99百万円(同588.3%増)、経常利益12億35百万円(同2,219.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益6億3百万円(同1,024.1%増)となりました。
2024/07/12 15:06