このような状況の下、当社では、Web型電子カルテシステムを中心に、同システムの導入率の低い中小規模病院への拡販を従来どおり展開すると同時に、また一方では、地域医療の中核を担う有力病院グループへのクラウド型システム導入のアプローチも進めてまいりました。その中で、当第3四半期累計期間においては、わが国における公的病院グループによるクラウド型医療情報システム構築の先鞭的な取り組みである、独立行政法人地域医療機能推進機構の「クラウドプロジェクト」において、システム構築業務を受託しました。さらに、この受託を足がかりとして、他病院グループへの展開など、広域クラウドサービス事業の基盤強化に取り組んでまいりました。その他、協業による効率的な営業活動など、新規顧客の発掘に積極的に取り組んでまいりました。また、当社の開発・技術部門では、システム機能の充実と信頼性の確保という方針を基に、各診療部門システムの機能強化、バージョンアップを図り、さらには顧客医療機関に対するサポート体制の強化、顧客満足度の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、前事業年度末の受注残高減等を反映し、売上高が2,353,004千円(前年同四半期比0.3%増)とほぼ横ばいにとどまったものの、利益ベースでは、売上総利益率が改善し、営業利益が30,142千円(前年同四半期比188.4%増)、経常利益56,398千円(前年同四半期比44.1%増)、四半期純利益16,879千円(前年同四半期比17.3%増)の増益を確保しました。
また、当第3四半期累計期間の受注状況は、受注高2,793,323千円(前年同四半期比40.1%増)、受注残高2,394,311千円(前年同四半期比31.7%増)となりました。
2015/11/13 16:02