このような状況の下、当社では、Web型電子カルテシステムを中心に、同システムの導入率の低い中小規模病院への拡販を従来どおり展開すると同時に、また一方では、地域医療の中核を担う有力病院グループへのクラウド型システム導入のアプローチも進めてまいりました。その中で、当第1四半期累計期間には、前事業年度に受注した、独立行政法人地域医療機能推進機構(略称:JCHO)の「クラウドプロジェクト」対象病院のうち、6病院においてクラウド型医療情報システムが稼働開始しました。さらに、他の全国的な公的、または民間病院グループへの展開など、広域クラウドサービス事業の基盤強化に取り組んでまいりました。その他、協業等による効率的な営業活動など、新規顧客の発掘に積極的に取り組んでまいりました。当社の開発・技術部門では、システム機能の充実と信頼性の確保という方針を基に、システムの機能強化、バージョンアップを図り、さらには、顧客医療機関に対するサポート体制の強化、顧客満足度の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間の業績は、一部物件の検収時期のずれにより、売上高は659,756千円(前年同四半期比19.6%減)にとどまりました。一方、同物件の原価を、受注損失引当金として88,000千円計上したため、原価率が増加し、売上原価が573,485千円(前年同四半期比3.6%減)となり、さらに販売費及び一般管理費も増加したため、営業損失121,421千円(前年同四半期は営業利益39,376千円)、経常損失113,564千円(前年同四半期は経常利益44,755千円)となり、四半期純損失84,757千円(前年同四半期は四半期純利益13,245千円)を計上することとなりました。また、受注状況は、受注高685,269千円(前年同四半期比36.8%増)、受注残高2,236,632千円(前年同四半期比86.5%増)となりました。
なお、セグメント別の業績につきましては、システム事業の単一セグメントであるため、記載を省略しておりますが、受注実績及び販売実績を種類別に示すと、次のとおりであります。
2016/05/16 11:26