当社が属する戸建住宅市場において、新設住宅着工は持ち直しの動きがみられ、脱炭素社会に向けて住宅の省エネ適合義務化への議論がされる中、高気密・高断熱の住宅に不可欠な断熱材「アクアフォーム」に対する需要は増加しており、戸建部門の売上高は9,565百万円と前年同期比で5.8%の増収となりました。また、建築物市場においては、断熱・耐火工事等の多工事化の取組みにより、建築物部門の売上高は、3,790百万円と前年同期比で12.4%の増収となりました。その他部門である、原料販売・機械等の売上高は3,677百万円と前年同期比で24.2%の増収となりました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高につきましては、17,033百万円と前年同期比で10.8%の増収となりました。一方、ウレタン原料の素原料である原油、ナフサ、ベンゼン等の価格は高値圏で推移しており、このような原料調達環境が継続する中、対策として、当社の主力である戸建住宅部門に新製品「アクアフォームLITE」を6月より投入し、順次切り替えを進めております。原料使用量を約30%削減する「アクアフォームLITE」を開発したことにより材料原価は低減して来ており、ウレタン原料の高騰の影響を受けつつも、各段階利益の対前年比の減益幅は縮小しています。この結果、営業利益は、828百万円と前年同期比で28.8%の減益、経常利益は837百万円と前年同期比で28.7%の減益、四半期純利益につきましては553百万円と前年同期比で29.1%の減益となりました。
(2)財政状態の分析
2021/11/09 15:34