当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響も緩和され、正常な経済活動へと戻りつつあります。しかしながら不安定な国際情勢による資源・エネルギー価格の高騰や為替変動による物価上昇など、先行きは不透明な状況が継続しております。このような環境下、当社は、外部環境の変化に対し耐性のある事業を推進することで収益の確保に注力いたしました。
コンタクトレンズ業界におきましては、急速な少子高齢化に伴う人口減少が進んでいるものの、1日使い捨てタイプコンタクトレンズへのニーズのシフトや、高機能新素材レンズの普及により1人当たりの購入単価は上昇傾向にあります。またスマートフォン等、デジタル機器の普及により近視人口の急激な増加・若年化が進んでいます。さらに、カラーコンタクトレンズ市場の拡大等もあり、コンタクトレンズ市場は緩やかながら拡大するものと推測しております。このような環境の下、各メーカー間における価格、販路、広告戦略等々の競争が激化していることに加え、市場のニーズから乱視用、遠近両用などの多機能レンズが発売されるなど製品力強化の必要性も高まっており、当社もそれらに対応すべく販売力、製品力強化に注力しております。コンサルティング事業については事業運営委託を受けた医療脱毛クリニックの業績も堅調に推移しております。また、今年度から新たなセグメントとして加わったシステム事業においては、2023年11月にM&Aにて獲得したリユース業界向けPOSシステムのリーディングカンパニーである、株式会社タロスシステムズの業績を当第1四半期連結累計期間より連結しております。
このような状況下、コンタクトレンズ事業においてプライベート商品として販売するカラーレンズが、市場環境の悪化により大幅に減少し、売上高は1,523,339千円(前年同期比3.9%減)、売上総利益は円安進行の影響によりコンタクトレンズ事業は減益となったものの新セグメントのシステム事業において利益を創出し474,239千円(同2.0%増)となりました。営業利益はのれん償却費やM&A手数料等の増加により70,337千円(同24.6%減)、経常利益は77,567千円(同34.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は34,491千円(同58.2%減)となりました。
2024/05/15 15:03