国内の宿泊需要は、2021年3月31日に観光庁が公表している最新の宿泊旅行統計調査(2021年1月第2次速報、2021年2月第1次速報)によりますと、2021年1月の延べ宿泊者数は1,729万人泊で前年同月比59.9%の減少、2月は1,785万人泊で前年同月比52.3%の減少となるなど、依然として前年同月からの減少幅は大きく、厳しい状況が続きました。ホテル業界におきましては、経済活動の段階的な再開やGoToトラベルをはじめとした国や地方自治体による様々な観光需要喚起策等の下支えもあり、2020年11月頃まで宿泊需要は徐々に下げ止まりから回復に向かいつつありましたが、感染者の再拡大に伴う2020年12月のGoToトラベルの全国一斉停止、2021年1月の11都府県を対象とした緊急事態宣言の再発出など、先行きは不透明な状況が続いております。
このような経済状況の下で、当社グループにおいて宿泊特化型のビジネスホテルを展開するチョイスホテルズ事業では、2019年11月1日開業のコンフォートホテル名古屋新幹線口(愛知県名古屋市)、2020年7月31日開業のコンフォートホテル石垣島(沖縄県石垣市)、2020年11月26日開業のコンフォートホテル松山(愛媛県松山市)、2021年1月8日開業のコンフォートホテル名古屋名駅南(愛知県名古屋市)、2021年1月12日開業のコンフォートイン東京六本木(東京都港区)、2021年3月24日開業のコンフォートホテル京都堀川五条(京都府京都市)の当第3四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。しかしながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続き、大都市を中心に本格的な需要回復に至らなかったこと等の結果、当事業の売上高は前年同期比44.2%減の8,898百万円となり、客室稼働率は20.2ポイント減の56.2%、客室単価は前年同期比25.4%減の5,486円となりました。地域特性に合わせて宴会場等を併設したシティホテルを中心に展開するグリーンズホテルズ事業においては、2020年11月4日開業のホテルメリケンポート神戸元町(兵庫県神戸市)の当第3四半期連結累計期間における売上高の貢献がありました。一部の出店地域において工事や設備メンテナンス等の継続的な需要はあるものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるレジャー需要の減少などに伴う地域経済の回復の遅れにより、当事業の売上高は前年同期比41.2%減の2,902百万円となり、客室稼働率は前年同期比18.4ポイント減の51.8%、客室単価は前年同期比12.9%減の4,950円となりました。
また当社グループ全体の客室稼働率は前年同期比19.8ポイント減の55.1%、客室単価は前年同期比23.0%減の5,359円、ホテル軒数は99店舗、客室数はチョイスホテルズ事業10,648室、グリーンズホテルズ事業3,500室の合計14,148室となっております。
2021/05/13 15:08