抗がん剤候補化合物DFP-10917は、米国の一部治験施設で新型コロナウイルス感染拡大による影響がありましたが、影響の少ない地域の治験施設において臨床第Ⅲ相試験の症例登録を着実に進めました。抗がん剤候補化合物DFP-14323は、日本国内における臨床第Ⅱ相試験における病勢コントロール率100%、及び奏効率65.4%以上という優れた治療効果を確認し、臨床第Ⅲ相試験の準備に着手しました。抗がん剤候補化合物DFP-11207は、米国における臨床第Ⅱ相試験に向けた準備を進めました。抗がん剤候補化合物DFP-14927は、新型コロナウイルス感染拡大による影響がありましたが、治験施設並びに治験責任医師の支援により、臨床第Ⅰ相試験の症例登録を順調に進めました。また、抗がん剤候補化合物DFP-10825は、臨床第Ⅰ相試験の開始に向けて前臨床試験を着実に進めました。なお、抗がん剤候補化合物DFP-17729は、国内における膵がん患者を対象とした臨床第Ⅰ相/Ⅱ相試験の準備を、提携パートナーの日本ケミファ㈱と共に進めました。
以上の結果、当第1四半期累計期間におけるマイルストーン等はなく、事業収益はありませんでした(前年同四半期は事業収益はなし)。事業費用につきましては、開発パイプラインの臨床試験における医療機関並びに症例数の増加、新たな臨床試験の準備を進めたことなどに伴い、研究開発費が185百万円(前年同四半期比21.5%増)となりました。この結果、営業損失は253百万円(前年同四半期は216百万円の損失)、経常損失は253百万円(前年同四半期は218百万円の損失)、四半期純損失は253百万円(前年同四半期219百万円の損失)となりました。
なお、当社は医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績を記載しておりません。
2020/08/14 14:42