抗がん剤候補化合物DFP-10917は、米国における臨床第Ⅲ相試験の参加施設をさらに拡大し、症例登録を推進しました。抗がん剤候補化合物DFP-14323は、日本国内における臨床第Ⅱ相試験の結果について、ESMO ASIA CONGRESS 2020(欧州臨床腫瘍学会アジア大会)に引き続き、2021年2月に開催される日本臨床腫瘍学会(JSMO)においても、Mini-Oralセッションでの発表が受理されました。抗がん剤候補化合物DFP-11207は、米国における臨床第Ⅱ相試験の準備を進めると共に、新型コロナウイルス感染拡大による影響を見据えて、日本及び中国における臨床試験の検討を開始しました。抗がん剤候補化合物DFP-14927は、米国における拡大臨床第Ⅱ相試験に向けて、臨床試験責任医師と協議の上、2施設の臨床試験への参加を決定しました。また、抗がん剤候補化合物DFP-10825は、臨床第Ⅰ相試験の開始に向けた前臨床試験を中国において進めました。なお、抗がん剤候補化合物DFP-17729は、日本国内における膵がん患者を対象とした臨床第Ⅰ相/Ⅱ相試験が開始し、2020年11月に臨床第Ⅰ相試験の第1症例を登録しました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の事業収益は、日本ケミファ㈱とのライセンス契約に伴うマイルストーンの受領により100百万円となりました(前年同四半期は事業収益はなし)。事業費用につきましては、開発パイプラインの臨床試験における医療機関並びに症例数の増加、新たな臨床試験の準備を進めたことなどに伴い、研究開発費が654百万円(前年同四半期比36.6%減)となりました。この結果、営業損失は770百万円(前年同四半期は1,223百万円の損失)、経常損失は770百万円(前年同四半期は1,229百万円の損失)、四半期純損失は773百万円(前年同四半期は1,232百万円の損失)となりました。
なお、当社は医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の経営成績を記載しておりません。
2021/02/12 16:19