有価証券報告書-第9期(平成29年10月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/12/25 16:30
【資料】
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【項目】
57項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において、当社が判断したものであります。
(1) 経営方針
『世界にチャレンジするインターネットサービスを創る』を経営理念とし、日常で生まれるスキマ時間を楽しくする質の高いサービス、事業の創出に取り組んでおります。この経営方針に基づき、絶えず変化し続けるインターネットサービスの分野において、新しい楽しさや便利さを生み出せるよう、新たな事業領域に挑戦し続け、持続的な成長と企業価値の向上を目指しております。
(2) 目標とする経営指標
当社は、持続的な成長と企業価値の拡大を図るために、現状の成長期においては、事業規模の拡大を重視しており、「売上高」を重要な経営指標としております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当社は、上記経営方針のもと、その一つとして、現在はマンガアプリ事業へ経営資源を集中させ、アプリ開発力とマネタイズ力で、中長期に亘る継続的な成長を目指しております。また、将来的には、マンガアプリ事業を軸に置きながら、新たなスマートフォン向けサービス、事業を創出させることで、安定的な収益構造を構築して参ります。
(4) 経営環境及び経営戦略並びに対処すべき課題
スマートフォンを取り巻く環境は、技術進歩が非常に早く、また市場が拡大する中でサービスも多様化しております。このような環境の中、当社は、マンガアプリ事業に経営資源を集中し、アプリ開発力とマネタイズ力で、事業規模を成長させ、収益拡大を実現して参りました。
当社は、今後においてもこれまで培ったビジネス構築力を基盤に、既存事業の基盤を強化するとともに新規サービスへも経営資源を投下し、高い成長率を確保することが重要な課題と認識しております。また、一方でコーポレート・ガバナンスの充実も重要な課題であると認識しております。これらの課題に対処するために、当社は対処すべき課題として以下の施策に取り組んで参ります。
① 「マンガBANG!」の差別化
「マンガBANG!」は作品数拡充、機能改善・差別化によりARPU(一人当たり顧客単価)は順調に増加しており、今後の収益拡大に寄与することを見込んでおります。一方で電子コミック市場は拡大を続けているものの、新規参入企業も多く競争が激化しております。当社ではこのような状況下において、さらに「マンガBANG!」の魅力を高めるため、オリジナル作品の制作・配信、マンガ派生コンテンツの配信等を積極的に行うことで、差別化を進める施策に取り組んで参ります。
② 周辺ビジネスの立上げ
当社は、設立以来、変化の速いインターネット市場の動向をいち早く捉えて様々な事業にチャレンジして参りました。現在は主力の「マンガBANG!」の他、平成29年12月にマンガ投稿サービス「マンガEpic!」のサービス提供を開始し、そのユーザー数拡大に努めております。今後、中長期での成長を実現するために、マンガアプリ事業領域において蓄積した知見やノウハウ等を活用し、迅速かつ効率的に周辺事業への拡大にチャレンジして参ります。具体的には、「マンガEpic!」での人気作品のコミックス化、及びマンガBANG!を通じた販売、外販を行っていく方針です。
③ グローバル展開への対応
当社は、日本が誇るコンテンツといえる「マンガ」を成長著しい世界のスマートフォンアプリ市場へ迅速に展開することが、一層の事業拡大を目指す上で重要であると認識しております。当社としては、現在のマンガアプリ「マンガBANG!」を筆頭に、海外における日本の「マンガ」のプロモーションに貢献し、その結果、当社の収益を拡大して参ります。
④ 新規ビジネスの立上げ
当社は、将来的にはマンガアプリ事業から創出される利益を、スキマ時間を楽しくする新たなサービス、事業の創出に向けることで、単一事業への偏重によるリスクを抑制し、将来の事業環境の変化にも機動的に対応できるビジネスポートフォリオの構築にも注力して参ります。
⑤ サービス・企業認知度の向上
当社が継続的な企業価値の向上を実現するためには、ユーザー、取引先、人材の獲得が必要です。これらの獲得活動をより効率的に進めるため、当社及び当社サービスの持つ強み・サービスの健全性・ガバナンス体制等を戦略的に発信し、認知度及びコーポレートブランドを向上させて参ります。このため、費用対効果を重視したプロモーション・広報活動を積極的に推進して参ります。
⑥ システム基盤の強化
当社は、スマートフォンアプリをApple Inc.のiOS搭載端末向け、及びGoogle Inc.のAndroid搭載端末向けに展開していることから、サービス提供に係るシステム稼働の安定性を確保することが経営上重要な課題であると認識しております。そのため、各種アプリを運営する上では、ユーザー数増加に伴う負荷分散やユーザー満足度の向上を目的とした新規サービス・機能の開発等に備え、設備への先行投資を継続的に行っていくことが必要となります。
当社は、その重要性に鑑み、今後においてもシステム基盤の強化への取組みを継続していく方針であります。
当社は、先端的なテクノロジーを基盤にした新規サービスや技術革新に対して適時に対応を進めることが、事業展開上の重要な要素であると認識しております。各々の技術革新の普及の進展を見ながら、柔軟な対応を図っていく方針であります。
⑦ 組織体制の強化と内部統制及びコンプライアンス体制の強化
当社は、今後更なる事業拡大を推進するに当たって、従業員のモチベーションを引き出す目標管理制度や福利厚生等の人事制度構築に努めながら、業務遂行能力、人格、当社の企業文化及び経営方針への共感を兼ね備え、グローバルに活躍出来る優秀な人材の採用に取り組んで参ります。組織設計においては少人数単位でのチーム制を採用すると同時に、チーム毎の自律性を促すよう権限の委譲を推し進めることで意思決定の質とスピードを維持するなど、従業員のパフォーマンスを最大化させる取組みを引き続き継続していく方針であります。また、内部統制及びコンプライアンス体制の充実・強化を図って参ります。

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