- #1 事業等のリスク
①多額の借入金及び社債型優先株式
当社グループは、金融機関を貸付人とする融資契約(シンジケートローン)を締結し、多額の借入を行っております。短期借入金と長期借入金の合計は2022年3月期において1,100,435百万円、2023年3月期において1,074,886百万円、2024年3月期において1,111,312百万円となっており、かかる有利子負債に係る金利が上昇した場合には、金利負担が増加する可能性があります。また、当社グループは、2020年3月期において甲種優先株式及び乙種優先株式(以下これらの優先株式を総称して「社債型優先株式」という。)の発行による資金調達を実施しており、それら社債型優先株式は期限満了をもって償還を行う設計としているため、当社が連結決算において採用するIFRSでは負債として扱われます。社債型優先株式の残高は2022年3月期において309,012百万円、2023年3月期において309,367百万円、2024年3月期において322,741百万円となっております。連結総資産に対する借入金残高及び社債型優先株式残高の合計額は2022年3月期において45.9%、2023年3月期において46.5%、2024年3月期において50.1%を占めております。当社グループは、かかる融資契約及び社債型優先株式の引受契約/投資契約に基づき財務制限条項等一定の条件の遵守が課されており、融資契約については、当社グループ資産の担保提供を課されております。当社グループが融資契約や引受契約/投資契約における財務制限条項等の条件への抵触等により期限前弁済事由や償還(金銭を対価とする取得)事由に該当する状況となった場合には、貸付人又は引受人からの請求により直ちに返済ないし償還のための資金確保が必要となりますが、適時に、また当社にとって望ましい条件で、借換え等による資金確保ができる保証はなく、また、融資契約に基づき返済ができない場合には、担保権を実行される可能性があります。なお、財務制限条項等の内容については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記 15.借入金及びその他の金融負債」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 要約四半期連結財務諸表注記 6.借入金及びその他の金融負債」をご参照ください。当社グループは競争力の強化や収益力向上を通じた財務体質の強化に努めますが、これらの事由により当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
なお、社債型優先株式の株主は、剰余金の配当及び残余財産の分配に際し、普通株主に先立って、あらかじめ定められた方法で算出される一定額の優先配当金又は残余財産分配金の支払いを受けることができるとされているため、当社の普通株主は、優先株主に対する上記の優先配当金又は残余財産分配金の支払いがなされない場合には、剰余金の配当又は残余財産の分配を受けることができません。当該優先配当金については、一定期間の経過により、配当年率が上昇するとされています。また、当社は、その選択により、普通株主への配当又は上記の優先配当に先立ち、又は、これらを行った後に、社債型優先株式の株主に対して特別配当を行うことができるとされており、これにより当社グループのキャッシュ・フローや配当能力に影響が生じ得る可能性があります。なお、社債型優先株式に係る剰余金の配当及び残余財産の分配に係る規定の詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況」をご参照ください。
2024/11/08 15:30- #2 注記事項-借入金及びその他の金融負債、連結財務諸表(IFRS)(連結)
これらの担保に提供している資産に対応する負債は以下のとおりです。
| | | (単位:百万円) |
| 借入金: | | | |
| 短期借入金 | 5,726 | 33,211 | 126,180 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 103,120 | 103,120 | 590,241 |
上記のほか、連結処理により相殺消去されている以下の資産を担保に供しています。なお、金額は当社グループの取得原価で表示しています。
2024/11/08 15:30- #3 注記事項-金融商品、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(借入金)
短期借入金は、短期間で決済され、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。
長期借入金は、主に変動金利によるもので、短期間で市場金利が反映されるため、公正価値は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっています。
2024/11/08 15:30- #4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
財務活動の結果、獲得した資金は32億円(前年同期は508億円の支出)となりました。
主な内容は、短期借入金の純増加額911億円(前年同期は276億円)、長期借入による収入1,681億円(前年同期は1,599億円)、長期借入金の返済による支出2,285億円(前年同期は2,156億円)などです。また、獲得した資金が前期比540億円増加した主な要因は、リボルビング・クレジット・ファシリティ枠の活用等による資金調達額が、借入金返済額を上回ったことなどによるものです。
2025年3月期第1四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年6月30日)
2024/11/08 15:30- #5 要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】
| | | | (単位:百万円) |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | | | | |
| 短期借入金の純増減額(△は減少) | 6 | 4,399 | | △12,564 |
| 長期借入による収入 | 6 | 52,995 | | 12,749 |
2024/11/08 15:30- #6 要約四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)(連結)
当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、以下の新たに適用する基準を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を用いて算定しています。
当社グループは、当第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しています。当該適用に伴い、当第1四半期連結会計期間の要約四半期連結財政状態計算書において「短期借入金」が106,652百万円減少し、「長期借入金」が同額増加しています。なお、前連結会計年度に係る連結財務諸表において、当該基準書の適用による重要な影響はありません。
2024/11/08 15:30- #7 貸借対照表関係(連結)
担保に係る債務
| | (単位:百万円) |
| 前事業年度(2023年3月31日) | 当事業年度(2024年3月31日) |
| 短期借入金 | - | 110,000 |
| 1年内返済予定の長期借入金 | 103,120 | 590,420 |
2024/11/08 15:30- #8 重要な後発事象、財務諸表(連結)
- コミットメントライン契約
貸付極度額 :210,000百万円
コミットメント期間開始日:2024年6月17日
コミットメント期間終了日:2027年6月17日
3 定款変更
当社は、2024年7月18日付の株主総会決議に基づき、優先株式の内容について、2027年12月17日を取得請求権発生日とし、償還期限を2028年6月17日まで延長する等の定款変更を行っています。詳細は、[要約四半期連結財務諸表注記]「注記6.借入金及びその他の金融負債(注3)」をご参照ください。2024/11/08 15:30