当社が主に事業を展開する国内モバイルオンラインゲーム市場においては、2012年より市場が拡大し、2014年以降はメーカー売上金額ベースで緩やかに成長しております。2021年には前年比104.2%の1兆3,720億円(注1)まで拡大が見込まれ、今後も底堅く推移するとみております。また、国内女性向けゲーム市場は2016年より急激に拡大し、2020年に入って複数の大型ヒット作が登場したことで、市場に対する認知度向上及び本格的な市場の拡大に繋がり、市場規模は約855億円となりました(注2)。今後は競争の激化に伴い、高い製品品質が求められる傾向が強まることが想定されますが、さらなる有力タイトルの出現等により女性向けゲームの認知度が高まった場合には、マーケットが急激に拡大する可能性があると考えております。
このような経営環境のもと、当社では新型コロナウイルス感染症の蔓延による緊急事態宣言の再発令に起因し、MD(マーチャンダイジング)の対面販売イベントの一部中止や延期があったものの、通信販売を用いて対面販売イベントのオンライン化を行うなどの対策を迅速に講じました。また前事業年度に在宅勤務体制に移行したことで、モバイルオンラインゲームの開発・運営に特段の影響はなく、安定して事業運営を継続することができました。既存のモバイルオンラインゲームにつきましては、2019年にリリースした「魔法使いの約束」が2020年11月に1周年を迎えた以降も好調に推移したことや、それに伴いMD売上が増加したことにより売上高は前年同期比12.7%の増収となりました。一方で、新規タイトルの開発に注力したことで研究開発費が増加し営業利益ベースでは前年同期比11.9%の減益となりました。
その結果、当第3四半期累計期間の業績につきましては、売上高4,550,471千円(前年同期比12.7%増)、営業利益1,066,128千円(前年同期比11.9%減)、経常利益1,034,080千円(前年同期比14.5%減)、四半期純利益667,380千円(前年同期比15.7%減)となりました。
2021/12/15 15:55