有価証券報告書-第10期(2024/03/01-2025/02/28)
(1)経営成績等の状況の概要
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
①財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べて4,717百万円増加し、15,867百万円となりました。これは主に、株式発行により現金及び預金が4,162百万円、売掛金が107百万円、新規出店による有形固定資産が274百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当事業年度末の負債は、前事業年度末に比べて930百万円減少し、7,913百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が394百万円、社債が293百万円、未払法人税等が52百万円減少した一方、買掛金が24百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べて5,648百万円増加し、7,953百万円となりました。これは主に、資本金が2,368百万円、資本剰余金が2,368百万円増加するとともに、当期純利益1,207百万円の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものです。
②経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、訪日外国人が過去最多を更新し、訪日外国人旅行消費額も過去最高の実績となり、インバウンド需要が引き続き好調である一方で、長引く世界情勢不安や地政学リスクの顕在化、原材料及びエネルギー価格の上昇、円安の影響など依然として先行き不透明な状況です。
外食産業につきましては、原材料費の高騰で価格改定せざるを得ない状況が続いており、客単価は上昇したものの、物価高騰に伴い消費者の節約志向も進んでおり客数の伸び悩みがみられるほか、慢性的な人手不足などのマイナス要因による厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社は「イマをHAPPYに!」という企業理念を掲げ、ご来店いただくお客様が幸せ・元気・笑顔になれるよう「HAPPYな空間の提供」を使命としております。ブランド力強化のためQSCA(クオリティ・サービス・クレンリネス・アトモスフィア)の向上を目指し、衛生的で安全な店舗運営の維持と従業員の働きやすい環境作りに日々努めております。
商品販売促進策につきましては、各ブランドにおいて、2~3か月に一度のペースで季節限定メニューや期間限定メニューを提供しております。また、月一回メイン商品を特別価格にて提供するブランド別フェア「壱角家の日」を継続して実施したほか、「お客様感謝祭」や「周年記念祭」などのキャンペーンを不定期にて開催いたしました。
各ブランドでスマートフォンアプリ施策として、無料及び割引クーポン・フェア情報の配信を行い、既存顧客の再来店に向けて取り組みを行いました。一方、新規顧客の獲得に向けて、X・Instagram等のSNSで情報発信し、店舗利用集客促進のため活用しております。
店舗出退店の状況につきましては、18店舗出店(直営15店舗、FC3店舗)、15店舗退店(直営2店舗、FC13店舗)した結果、当事業年度末の店舗数は195店舗(直営161店舗、業務委託2店舗、FC32店舗)となりました。
以上の結果、当事業年度末における売上高は17,159百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益1,849百万円(同22.0%増)、経常利益1,722百万円(同19.5%増)、当期純利益1,207百万円(同13.3%増)となりました。
なお、当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
③キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は10,660百万円となり、前事業年度末に比べて4,162百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,418百万円(前年同期比21.1%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益1,576百万円、減価償却費359百万円、その他の償却額(のれん償却額、社債発行費償却、その他の償却額)123百万円、法人税等の支払額658百万円、未払消費税等の減少額106百万円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は819百万円(前年同期比38.5%増)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入71百万円、預り保証金の受入による収入17百万円により資金が増加した一方で、敷金及び保証金の差入による支出133百万円、有形固定資産の取得による支出707百万円等により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は3,563百万円(前年同期比232.3%増)となりました。これは主に、株式の発行による収入4,710百万円、長期借入れによる収入1,393百万円、社債の発行による収入586百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出1,831百万円、社債の償還による支出851百万円等により資金が減少したことによるものです。
b.資本の財源及び資金の流動性について
当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。
当社の運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。
投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。
当社は、運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することに努めております。運転資金は、自己資金を基本としており、自己資金で補うことができない場合は金融機関からの借入を行うことを基本としております。
④生産、仕入及び販売の状況
a.生産実績
該当事項はありません。
b.仕入実績
当事業年度の仕入実績は、次の通りであります。
当社は飲食事業の単一セグメントであるため、事業別に記載しております。
(注)1.金額は、仕入価格によっております。
2.2025年2月期より肉寿司事業は寿司事業に組織改編しております。
3. 2025年2月期よりレストラン事業内一部ブランドにおいて、寿司事業に組織改編しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績は、次の通りであります。
当社は飲食事業の単一セグメントであるため、事業別に記載しております。
(注)1.当社の主要顧客は個人のため、主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は作成しておりません。
2.2025年2月期より肉寿司事業は寿司事業に組織改編しております。
3. 2025年2月期よりレストラン事業内一部ブランドにおいて、寿司事業に組織改編しております。
⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の決算数値及び偶発債務の開示並びに会計期間における収益・費用の決算数値に影響を与える見積り項目について、過去の実績や状況に応じ、合理的と考えられる様々な要因に基づいた見積りと判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
これらの財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
⑥経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
⑦経営上の目標達成を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
当社の経営上の目標達成を判断するために、「営業利益率」10%以上、「ROA(総資産利益率)」10%以上、「ROE(自己資本当期純利益率)」10%以上、「配当性向」40%以上をの客観的な指標等としています。
当事業年度における営業利益率は10.8%、ROEは23.5%、配当性向は40%以上となり、それぞれ目標を達成いたしましたが、ROAは8.9%と未達成となりました。
当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次の通りであります。
①財政状態の状況
(資産)
当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べて4,717百万円増加し、15,867百万円となりました。これは主に、株式発行により現金及び預金が4,162百万円、売掛金が107百万円、新規出店による有形固定資産が274百万円増加したこと等によるものです。
(負債)
当事業年度末の負債は、前事業年度末に比べて930百万円減少し、7,913百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が394百万円、社債が293百万円、未払法人税等が52百万円減少した一方、買掛金が24百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当事業年度末の純資産は、前事業年度末に比べて5,648百万円増加し、7,953百万円となりました。これは主に、資本金が2,368百万円、資本剰余金が2,368百万円増加するとともに、当期純利益1,207百万円の計上により利益剰余金が増加したこと等によるものです。
②経営成績の状況
当事業年度におけるわが国経済は、訪日外国人が過去最多を更新し、訪日外国人旅行消費額も過去最高の実績となり、インバウンド需要が引き続き好調である一方で、長引く世界情勢不安や地政学リスクの顕在化、原材料及びエネルギー価格の上昇、円安の影響など依然として先行き不透明な状況です。
外食産業につきましては、原材料費の高騰で価格改定せざるを得ない状況が続いており、客単価は上昇したものの、物価高騰に伴い消費者の節約志向も進んでおり客数の伸び悩みがみられるほか、慢性的な人手不足などのマイナス要因による厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社は「イマをHAPPYに!」という企業理念を掲げ、ご来店いただくお客様が幸せ・元気・笑顔になれるよう「HAPPYな空間の提供」を使命としております。ブランド力強化のためQSCA(クオリティ・サービス・クレンリネス・アトモスフィア)の向上を目指し、衛生的で安全な店舗運営の維持と従業員の働きやすい環境作りに日々努めております。
商品販売促進策につきましては、各ブランドにおいて、2~3か月に一度のペースで季節限定メニューや期間限定メニューを提供しております。また、月一回メイン商品を特別価格にて提供するブランド別フェア「壱角家の日」を継続して実施したほか、「お客様感謝祭」や「周年記念祭」などのキャンペーンを不定期にて開催いたしました。
各ブランドでスマートフォンアプリ施策として、無料及び割引クーポン・フェア情報の配信を行い、既存顧客の再来店に向けて取り組みを行いました。一方、新規顧客の獲得に向けて、X・Instagram等のSNSで情報発信し、店舗利用集客促進のため活用しております。
店舗出退店の状況につきましては、18店舗出店(直営15店舗、FC3店舗)、15店舗退店(直営2店舗、FC13店舗)した結果、当事業年度末の店舗数は195店舗(直営161店舗、業務委託2店舗、FC32店舗)となりました。
以上の結果、当事業年度末における売上高は17,159百万円(前年同期比12.1%増)、営業利益1,849百万円(同22.0%増)、経常利益1,722百万円(同19.5%増)、当期純利益1,207百万円(同13.3%増)となりました。
なお、当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
③キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は10,660百万円となり、前事業年度末に比べて4,162百万円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1,418百万円(前年同期比21.1%減)となりました。これは主に、税引前当期純利益1,576百万円、減価償却費359百万円、その他の償却額(のれん償却額、社債発行費償却、その他の償却額)123百万円、法人税等の支払額658百万円、未払消費税等の減少額106百万円があったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は819百万円(前年同期比38.5%増)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入71百万円、預り保証金の受入による収入17百万円により資金が増加した一方で、敷金及び保証金の差入による支出133百万円、有形固定資産の取得による支出707百万円等により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は3,563百万円(前年同期比232.3%増)となりました。これは主に、株式の発行による収入4,710百万円、長期借入れによる収入1,393百万円、社債の発行による収入586百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出1,831百万円、社債の償還による支出851百万円等により資金が減少したことによるものです。
b.資本の財源及び資金の流動性について
当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。
当社の運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。
投資を目的とした資金需要は、主に設備投資等によるものであります。
当社は、運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することに努めております。運転資金は、自己資金を基本としており、自己資金で補うことができない場合は金融機関からの借入を行うことを基本としております。
④生産、仕入及び販売の状況
a.生産実績
該当事項はありません。
b.仕入実績
当事業年度の仕入実績は、次の通りであります。
当社は飲食事業の単一セグメントであるため、事業別に記載しております。
| 事業の名称 | 当事業年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) | |
| 仕入高(千円) | 前年同期比(%) | |
| ラーメン事業 | 3,109,444 | 116.2 |
| レストラン事業 | 631,137 | - |
| ステーキ事業 | 481,430 | 104.6 |
| 寿司事業 | 174,464 | - |
| フランチャイズ事業 | 545,264 | 103.9 |
| その他 | 70,528 | 100.1 |
| 合計 | 5,012,270 | 108.2 |
(注)1.金額は、仕入価格によっております。
2.2025年2月期より肉寿司事業は寿司事業に組織改編しております。
3. 2025年2月期よりレストラン事業内一部ブランドにおいて、寿司事業に組織改編しております。
c.販売実績
当事業年度の販売実績は、次の通りであります。
当社は飲食事業の単一セグメントであるため、事業別に記載しております。
| 事業の名称 | 当事業年度 (自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) | |
| 売上高(千円) | 前年同期比(%) | |
| ラーメン事業 | 11,569,488 | 113.7 |
| レストラン事業 | 2,736,812 | - |
| ステーキ事業 | 1,489,023 | 103.2 |
| 寿司事業 | 481,418 | - |
| フランチャイズ事業 | 661,754 | 97.2 |
| その他 | 220,579 | 101.8 |
| 合計 | 17,159,077 | 112.1 |
(注)1.当社の主要顧客は個人のため、主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は作成しておりません。
2.2025年2月期より肉寿司事業は寿司事業に組織改編しております。
3. 2025年2月期よりレストラン事業内一部ブランドにおいて、寿司事業に組織改編しております。
⑤重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成に当たりまして、決算日における資産・負債の決算数値及び偶発債務の開示並びに会計期間における収益・費用の決算数値に影響を与える見積り項目について、過去の実績や状況に応じ、合理的と考えられる様々な要因に基づいた見積りと判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
これらの財務諸表作成のための基本となる重要な事項につきましては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
⑥経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。
⑦経営上の目標達成を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況について
当社の経営上の目標達成を判断するために、「営業利益率」10%以上、「ROA(総資産利益率)」10%以上、「ROE(自己資本当期純利益率)」10%以上、「配当性向」40%以上をの客観的な指標等としています。
当事業年度における営業利益率は10.8%、ROEは23.5%、配当性向は40%以上となり、それぞれ目標を達成いたしましたが、ROAは8.9%と未達成となりました。