訂正有価証券届出書(新規公開時)
有報資料
当社は、1993年より当社創業者である遠藤仁(現杏林大学名誉教授)が杏林大学において開始した細胞膜輸送タンパク質(トランスポーター)に関するゲノム創薬研究の成果を基盤として設立されました。遠藤は、トランスポーターの研究を通じて12種類のトランスポーターを発見し、関連する特許を取得しました。中でも、1998年に分子同定された必須アミノ酸トランスポーター「LAT1」は、当社の創薬研究の中核をなす重要な創薬ターゲットとなり、これが2005年の当社設立の契機となりました。
当社の本書提出日までの変遷の概要は以下のとおりであります。
当社の本書提出日までの変遷の概要は以下のとおりであります。
| 年月 | 概要 |
| 2005年12月 | 細胞膜のトランスポーターに特化した医薬品開発を行う会社としてジェイファーマ株式会社を東京都港区虎ノ門一丁目に設立 |
| 2006年10月 | 医薬基盤研究所 医薬品・医療機器実用化研究支援事業「高リン血症治療薬の開発」採択 |
| 2006年10月 | 東京都新宿区新宿二丁目に本社を移転 |
| 2007年 9月 | NEDOイノベーション実用化助成事業「胃硬性がん療法の開発」採択 |
| 2007年10月 | 文部科学省分子イメージング研究プログラム「がん細胞特異膜タンパク質を標的とした新規分子プローブの開発」採択 |
| 2009年 8月 | NEDOイノベーション推進事業「新規リン吸着剤JPH101の研究開発事業及び臨床第1相試験の実施」採択 |
| 2010年 8月 | NEDO基礎研究から臨床研究への橋渡し促進技術開発/橋渡し促進技術開発「がん細胞に発現する必須アミノ酸トランスポーター(LAT1)を分子標的とする新規抗がん療法の研究開発」に採択 |
| 2013年 4月 | NEDOベンチャー実用化助成事業「アミノ酸トランスポーター阻害による革新的抗がん薬の臨床開発」採択 |
| 2013年 5月 | 神奈川県横浜市鶴見区に本社を移転 |
| 2013年 7月 | 横浜市特区リーディング事業助成金「トリプルネガティブ悪性乳がんの体外診断薬キットの開発」採択 |
| 2014年 5月 | NEDOベンチャー実用化助成事業「新規抗がん薬JPH203の臨床試験実施によるPOCの確保」採択 |
| 2014年 7月 | 横浜市特区リーディング事業助成金「トリプルネガティブ乳がん用体外診断薬の実用化」採択 |
| 2015年 1月 | LAT1阻害剤ナンブランラト(開発コード:JPH203)の国内における第1相臨床試験を開始 |
| 2017年 7月 | ナンブランラトの国内における第1相臨床試験を終了 |
| 2018年11月 | ナンブランラトの国内における第2相臨床試験を開始 |
| 2019年 4月 | 大原薬品工業株式会社とナンブランラトに係るライセンス及び共同開発に関する契約締結 |
| 2022年 4月 | ナンブランラトが米国食品医薬品局(FDA)より進行性胆道がんのオーファンドラッグ(希少性疾患医薬品)に指定 |
| 2022年12月 | ナンブランラトの国内における第2相臨床試験を終了 |
| 2023年10月 | 中枢移行性LAT1阻害剤(開発コード:JPH034)の多発性硬化症に対する開発が、米国National Multiple Sclerosis Society (NMSS) のFast Forward商業化研究助成プログラムに採択され補助金を受領 |
| 2023年10月 | 米国での医薬品開発のための人材採用を目的としてJ-Pharma USAを設立(2025年7月に清算結了) |
| 2024年 6月 | JPH034が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「創薬ベンチャーエコシステム強化事業」に採択 |
| 2024年 9月 | ナンブランラトのがん患者に対する臨床試験に向けたInvestigational New Drug (IND) 申請が米国FDAより承認 |
| 2025年 5月 | ナンブランラトのCMC(化学・製造・品質管理)について、米国FDAより肯定的な反応を獲得し、米国FDAが求める商業製造スケールでの品質基準を満たしていることを確認 |
| 2025年 6月 | 東京都港区浜松町へ本社移転 |
| 2025年12月 | ナンブランラトのグローバル第3相臨床試験(胆道がん2次療法を対象)を開始 |
| 2026年 2月 | JPH034の米国第1相試験開始に向け米国FDAによるIND安全性審査が完了 |