有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第27期(平成26年7月31日-平成27年1月30日)

【提出】
2015/04/24 9:04
【資料】
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【項目】
46項目
(3)【運用体制】
・ 当ファンドの主要投資先であるマザーファンドにおける運用体制
① JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドのグローバル・マルチ・アセット・グループに所属する「グローバルCB運用チーム」が運用を担当します。
② 各地域の株式運用グループ、グローバル株式運用グループ、グローバル債券運用グループ、グローバル戦略委員会およびグローバル・マルチ・アセット・グループは「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループに属する運用会社間で横断的に組織され、各資産やグローバルな戦略に対する調査・分析を行っているグループ・委員会です。グローバル・マルチ・アセット・グループのグローバルCB運用チーム(約10名)は他のグループから情報の提供を受け、同チームのJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドに所属するポートフォリオ・マネジャーがマザーファンドの実際の投資判断を行います。
③ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドは、前記のとおり行われたマザーファンドにかかる投資判断に基づいて、有価証券の売買執行を行います。なお、同社は、当該有価証券の売買執行に関し、北米および南米の取引所において取引される有価証券についてはJ.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インク*(米国法人)に、アジア(除く日本)・オセアニアの取引所において取引される有価証券についてはJFアセット・マネジメント・リミテッド*(香港法人)に、また、日本の取引所において取引される有価証券については委託会社に、それぞれその業務を委託する場合があります。
* J.P.モルガン・インベストメント・マネージメント・インクおよびJFアセット・マネジメント・リミテッドは、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの一員です。
④ JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドにおいては、運用部門から独立した以下の内部管理部門等が以下に掲げる事項その他のリスク管理を行います。
・ インベストメント・ダイレクターは、達成した運用成果やマザーファンドが取ったリスクが妥当な水準であるか、およびマザーファンドの運用がその投資目標にしたがっているかを定期的にチェックし、必要があれば是正を求めます。
・ コンプライアンス部門は、取引価格の妥当性、利益相反取引の有無等、有価証券等の取引が適正であるかのチェックを行います。
・ リスク管理部門は、投資ガイドライン*の遵守状況を取引前・取引後においてモニターし、その結果必要があれば、マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーに対し、適切な対応を求める等、管理・監督を行います。また、有価証券等の取引の相手先である証券会社等のブローカーの信用リスクを管理し、特定のブローカーとの取引を制限する必要がある場合はその旨をトレーディング部門に指示します。
* 「投資ガイドライン」とは、マザーファンドの投資範囲、投資制限等の詳細を定めた内部のガイドラインをいいます。
(注1)運用体制については、JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドを含めた「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループのものを記載しています。
(注2)前記の運用体制、組織名称等は、平成26年12月末現在のものであり、今後変更となる場合があります。
・ 為替ヘッジにかかる運用体制
為替ヘッジに関しては、当ファンドにおいて、JPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドの助言に基づき、委託会社の運用商品管理部門が当ファンドにおける為替ヘッジのための投資判断を行い、委託会社の債券運用部門が為替先物予約取引を執行します。当ファンドにおいて為替ヘッジを行う場合、委託会社のリスク管理部門が日々為替に対するヘッジ状況をモニターします。
・ 委託会社による、運用委託先および受託会社に対する管理体制
委託会社は、運用委託先の管理については、社内規程を定め、その規程にしたがい、運用商品管理部門が運用体制の状況や運用の基本方針に沿った運用業務の遂行の確認等を行うことにより管理しています。
また、受託会社の管理については、委託会社の事務管理部門において、日々の業務を通じ、受託会社の管理体制および知識・経験等を評価しています。さらに、必要に応じミーティングを行い、受託会社の業務の状況を確認しています。