有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第9期(平成26年1月21日-平成27年1月20日)
(1)【投資方針】
(イ)運用方針
① 当ファンドは、マザーファンドの受益証券を主要投資対象とし、信託財産の成長をはかることを目的として運用を行います。
② マザーファンドは、BRICS5カ国のいずれかで上場または取引されている株式の中から、収益性、成長性等を総合的に勘案して選択した銘柄に主として投資し、信託財産の成長をはかることを目的として運用を行います。
(ロ)投資態度
マザーファンドにおける運用プロセスは次のとおりです。
なお、資金動向や市況動向により、次のような運用ができない場合があります。
運用委託先であるJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドは、以下のプロセスにしたがい運用を行います。
① 投資対象国の信用力を分析(トップダウン・アプローチ)
グローバル・エマージング・マーケット株式運用グループ*1において、マクロ・ストラテジスト*2が行う各国市場におけるバリュエーション分析*3、カントリーリスク分析*3、通貨分析*3等に基づき、政治情勢や市場の成熟度等も考慮して、マクロ・ストラテジストおよびポートフォリオ・マネジャーが、BRICS5カ国および新興国株式市場全体に対するBRICS5カ国の相対的な投資魅力度について議論します。その結果として、BRICS5カ国の相対的な魅力度に応じ、5段階の国別評価(1=最も魅力的、5=最も魅力的でない)に分類します。マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、分類された国別評価を参考として基本資産配分からの乖離度(アクティブ・ウェイト)を決定し、国別配分を作成します。
*1 後記「(3)運用体制」をご参照ください。
*2 「マクロ・ストラテジスト」とは、経済環境や相場環境等様々な視点から投資環境を分析し、投資方針を提供する者をいいます。
*3 「バリュエーション分析」とは、企業の利益、資産等の企業価値に対し、株価が相対的に割安か割高かの分析をいいます。
「カントリーリスク分析」とは、国の信用力についての分析をいいます。
「通貨分析」とは、通貨の魅力度についての分析をいいます。
② 各国のモデル・ポートフォリオ作成(ボトムアップ・アプローチ)
「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの各運用拠点に在籍する、各地域のBRICS5カ国を含めた新興国株式を担当するアナリスト*が、現地に密着した企業の調査を行います。
(a)アナリストは、次の2つの視点から各企業の分析を行います。
・ 企業の持続的成長力:業種内での競争力、資本構成、経営者の質、配当政策等
・ 株価の割安度・割高度:流動性、情報の量・質をふまえた株価バリュエーションの絶対的・相対的な割高・割安感、株価バリュエーション再評価の可能性、業種全体の動向等
(b)前記(a)の分析に基づいて、アナリストは、株価収益が市場全体の平均を上回ると判断する度合いに応じ、各企業を1~5の銘柄評価(1=もっとも市場を上回る株価収益が期待できる銘柄、5=もっとも市場を下回ると思われる銘柄)に格付けします。
(c)「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの各社において、マザーファンドの投資対象国であるBRICS5カ国の各地域を担当するポートフォリオ・マネジャー*は、1または2と格付けされた銘柄を中心に、各国のモデル・ポートフォリオ(参考となる標準的な構成銘柄等の一覧)を作成します。
* アジア・太平洋地域グループ(以下「PRG」といいます。)に所属する者が含まれ、インドおよび中国を担当します。PRGは、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループ各社に所属するアジア・太平洋地域の株式運用および各銘柄の調査・分析を行うポートフォリオ・マネジャーで横断的に構成されます。
③ ポートフォリオの構築
マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーが、前記①で作成した国別配分および前記②で作成された各国のモデル・ポートフォリオを踏まえて、マザーファンドのポートフォリオを構築します。その際、単純にモデル・ポートフォリオの組入銘柄を国別配分の比率で加重するというのではなく、業種分散や流動性等の観点からポートフォリオ全体のリスクを総合的に勘案し、組入銘柄およびその比率を決定します。なお、基本資産配分からの乖離度(アクティブ・ウェイト)については随時見直します。また、組入銘柄については、銘柄評価が1または2の銘柄を中心としますが、市場環境や売買のタイミング、流動性等の理由により、評価が上位の銘柄の非保有や、評価が下位の銘柄の保有が生じる場合があります。
マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、ポートフォリオの構築にあたり、経済事情や投資環境の急変等が起きた場合に、株式組入れ比率を落とすべきかを判断し、必要に応じてキャッシュ比率を引き上げます。
当ファンドにおける為替ヘッジについて
当ファンドにおいては原則として為替ヘッジを行いませんが、経済事情や投資環境の急変等が起きた場合、委託会社の運用商品管理部門に所属するポートフォリオ・マネジャーが「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの為替部門からの情報を参考に当ファンドにおける為替ヘッジのための投資判断を行い、委託会社の債券運用部門に所属する為替先物予約取引担当者が為替ヘッジのための為替先物予約取引を執行します。
<当ファンドまたはマザーファンドにおいて行われることがある、投資者の利益を害することとなる潜在的なおそれのある取引の内容、および当該取引が投資者の利益を害しないことを確保するための措置>委託会社および運用委託先(以下「委託会社等」といいます。)は、当ファンドまたはマザーファンドにおいて、自己または第三者の利益を図るために投資者の利益を害することとなる潜在的なおそれのある取引を行うことがあり、それらの内容は後記のとおりです。委託会社等は、当該取引が投資者の利益を害しないことを確保するための措置として、社内規程等を制定してそれにしたがった管理を行うとともに、社内規程等の遵守状況についてモニタリングを必要に応じて行っています。当該措置の詳細については、後記「3投資リスク(2)投資リスクに関する管理体制」をご参照ください。
・ 委託会社等の関係会社である証券会社が引受けを行った有価証券のマザーファンドでの組入れ
・ 当ファンドおよびマザーファンドにおける有価証券取引等の、委託会社等の関係会社である証券会社等に対する発注
・ マザーファンドにおいて保有もしくは取引する有価証券または当ファンドの受益権の、委託会社等またはその関係会社の役職員による売買等の取引
・ マザーファンドにおける有価証券取引等の発注と、委託会社等が運用する他の運用資産における有価証券取引等の発注を、束ねて一括して発注すること(一括発注)
・ マザーファンドの運用担当者(ポートフォリオ・マネジャー、アナリスト等)が贈答、茶菓の接待等を受けた、証券会社等に対するマザーファンドにおける有価証券等の発注、または有価証券の発行体の発行する有価証券のマザーファンドでの組入れ
・ 委託会社等またはその関係会社と取引関係のある有価証券の発行体が発行する有価証券にかかる議決権のマザーファンドにおける行使
・ マザーファンドと、委託会社等が運用する他の運用資産間において行う有価証券等の取引(クロス取引)
・ 委託会社による当ファンドの受益権の取得申込みおよび換金
(イ)運用方針
① 当ファンドは、マザーファンドの受益証券を主要投資対象とし、信託財産の成長をはかることを目的として運用を行います。
② マザーファンドは、BRICS5カ国のいずれかで上場または取引されている株式の中から、収益性、成長性等を総合的に勘案して選択した銘柄に主として投資し、信託財産の成長をはかることを目的として運用を行います。
(ロ)投資態度
マザーファンドにおける運用プロセスは次のとおりです。
なお、資金動向や市況動向により、次のような運用ができない場合があります。
運用委託先であるJPモルガン・アセット・マネジメント(UK)リミテッドは、以下のプロセスにしたがい運用を行います。
① 投資対象国の信用力を分析(トップダウン・アプローチ)
グローバル・エマージング・マーケット株式運用グループ*1において、マクロ・ストラテジスト*2が行う各国市場におけるバリュエーション分析*3、カントリーリスク分析*3、通貨分析*3等に基づき、政治情勢や市場の成熟度等も考慮して、マクロ・ストラテジストおよびポートフォリオ・マネジャーが、BRICS5カ国および新興国株式市場全体に対するBRICS5カ国の相対的な投資魅力度について議論します。その結果として、BRICS5カ国の相対的な魅力度に応じ、5段階の国別評価(1=最も魅力的、5=最も魅力的でない)に分類します。マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、分類された国別評価を参考として基本資産配分からの乖離度(アクティブ・ウェイト)を決定し、国別配分を作成します。
*1 後記「(3)運用体制」をご参照ください。
*2 「マクロ・ストラテジスト」とは、経済環境や相場環境等様々な視点から投資環境を分析し、投資方針を提供する者をいいます。
*3 「バリュエーション分析」とは、企業の利益、資産等の企業価値に対し、株価が相対的に割安か割高かの分析をいいます。
「カントリーリスク分析」とは、国の信用力についての分析をいいます。
「通貨分析」とは、通貨の魅力度についての分析をいいます。
② 各国のモデル・ポートフォリオ作成(ボトムアップ・アプローチ)
「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの各運用拠点に在籍する、各地域のBRICS5カ国を含めた新興国株式を担当するアナリスト*が、現地に密着した企業の調査を行います。
(a)アナリストは、次の2つの視点から各企業の分析を行います。
・ 企業の持続的成長力:業種内での競争力、資本構成、経営者の質、配当政策等
・ 株価の割安度・割高度:流動性、情報の量・質をふまえた株価バリュエーションの絶対的・相対的な割高・割安感、株価バリュエーション再評価の可能性、業種全体の動向等
(b)前記(a)の分析に基づいて、アナリストは、株価収益が市場全体の平均を上回ると判断する度合いに応じ、各企業を1~5の銘柄評価(1=もっとも市場を上回る株価収益が期待できる銘柄、5=もっとも市場を下回ると思われる銘柄)に格付けします。
(c)「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの各社において、マザーファンドの投資対象国であるBRICS5カ国の各地域を担当するポートフォリオ・マネジャー*は、1または2と格付けされた銘柄を中心に、各国のモデル・ポートフォリオ(参考となる標準的な構成銘柄等の一覧)を作成します。
* アジア・太平洋地域グループ(以下「PRG」といいます。)に所属する者が含まれ、インドおよび中国を担当します。PRGは、「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループ各社に所属するアジア・太平洋地域の株式運用および各銘柄の調査・分析を行うポートフォリオ・マネジャーで横断的に構成されます。
③ ポートフォリオの構築
マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーが、前記①で作成した国別配分および前記②で作成された各国のモデル・ポートフォリオを踏まえて、マザーファンドのポートフォリオを構築します。その際、単純にモデル・ポートフォリオの組入銘柄を国別配分の比率で加重するというのではなく、業種分散や流動性等の観点からポートフォリオ全体のリスクを総合的に勘案し、組入銘柄およびその比率を決定します。なお、基本資産配分からの乖離度(アクティブ・ウェイト)については随時見直します。また、組入銘柄については、銘柄評価が1または2の銘柄を中心としますが、市場環境や売買のタイミング、流動性等の理由により、評価が上位の銘柄の非保有や、評価が下位の銘柄の保有が生じる場合があります。
マザーファンドのポートフォリオ・マネジャーは、ポートフォリオの構築にあたり、経済事情や投資環境の急変等が起きた場合に、株式組入れ比率を落とすべきかを判断し、必要に応じてキャッシュ比率を引き上げます。
当ファンドにおける為替ヘッジについて
当ファンドにおいては原則として為替ヘッジを行いませんが、経済事情や投資環境の急変等が起きた場合、委託会社の運用商品管理部門に所属するポートフォリオ・マネジャーが「JPモルガン・アセット・マネジメント」グループの為替部門からの情報を参考に当ファンドにおける為替ヘッジのための投資判断を行い、委託会社の債券運用部門に所属する為替先物予約取引担当者が為替ヘッジのための為替先物予約取引を執行します。
<当ファンドまたはマザーファンドにおいて行われることがある、投資者の利益を害することとなる潜在的なおそれのある取引の内容、および当該取引が投資者の利益を害しないことを確保するための措置>委託会社および運用委託先(以下「委託会社等」といいます。)は、当ファンドまたはマザーファンドにおいて、自己または第三者の利益を図るために投資者の利益を害することとなる潜在的なおそれのある取引を行うことがあり、それらの内容は後記のとおりです。委託会社等は、当該取引が投資者の利益を害しないことを確保するための措置として、社内規程等を制定してそれにしたがった管理を行うとともに、社内規程等の遵守状況についてモニタリングを必要に応じて行っています。当該措置の詳細については、後記「3投資リスク(2)投資リスクに関する管理体制」をご参照ください。
・ 委託会社等の関係会社である証券会社が引受けを行った有価証券のマザーファンドでの組入れ
・ 当ファンドおよびマザーファンドにおける有価証券取引等の、委託会社等の関係会社である証券会社等に対する発注
・ マザーファンドにおいて保有もしくは取引する有価証券または当ファンドの受益権の、委託会社等またはその関係会社の役職員による売買等の取引
・ マザーファンドにおける有価証券取引等の発注と、委託会社等が運用する他の運用資産における有価証券取引等の発注を、束ねて一括して発注すること(一括発注)
・ マザーファンドの運用担当者(ポートフォリオ・マネジャー、アナリスト等)が贈答、茶菓の接待等を受けた、証券会社等に対するマザーファンドにおける有価証券等の発注、または有価証券の発行体の発行する有価証券のマザーファンドでの組入れ
・ 委託会社等またはその関係会社と取引関係のある有価証券の発行体が発行する有価証券にかかる議決権のマザーファンドにおける行使
・ マザーファンドと、委託会社等が運用する他の運用資産間において行う有価証券等の取引(クロス取引)
・ 委託会社による当ファンドの受益権の取得申込みおよび換金