有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第18期(平成26年5月13日-平成26年11月10日)

【提出】
2015/02/06 9:33
【資料】
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【項目】
50項目
(1)【ファンドの目的及び基本的性格】
① ファンドの目的
(a)フィデリティ・世界分散・ファンド(債券重視型)
主として、フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド、フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド、フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンド(以下「マザーファンド」といいます。)の各受益証券への投資を通じて、世界(日本を含みます。)の債券、株式、不動産投資信託(リート)へ実質的に分散投資を行ない、主として配当等収入を確保することを目的に運用を行ない、長期的な投資信託財産の成長を目指します。
(b)フィデリティ・世界分散・ファンド(株式重視型)
主として、フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド、フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド、フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンド(以下「マザーファンド」といいます。)の各受益証券への投資を通じて、世界(日本を含みます。)の債券、株式、不動産投資信託(リート)へ実質的に分散投資を行ない、主として配当等収入を確保することを目的に運用を行ない、長期的な投資信託財産の成長を目指します。
② ファンドの信託金の限度額
委託会社は、受託会社と合意のうえ、各ファンドにつき5,000億円を限度として信託金を追加することができます。追加信託が行なわれたときは、受託会社はその引受けを証する書面を委託会社に交付します。また、委託会社は受託会社と合意のうえ、あらかじめ監督官庁に届け出ることにより、当該限度額を増額することができます。
③ ファンドの基本的性格
ファンドは追加型株式投資信託であり、一般社団法人投資信託協会が定める商品の分類方法において、以下のとおり分類されます。
商品分類表
単位型・追加型投資対象地域投資対象資産
(収益の源泉)
単 位 型 投 信

追 加 型 投 信
国 内
海 外
内 外
株 式
債 券
不動産投信
その他資産
( )
資産複合

(注)ファンドが該当する商品分類を網掛け表示しています。
<商品分類表(網掛け表示部分)の定義>追加型投信…一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産とともに運用されるファンドをいいます。
内 外…目論見書又は投資信託約款において、国内及び海外の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるものをいいます。
資産複合…目論見書又は投資信託約款において、株式、債券および不動産投信の複数の資産による投資収益を実質的に源泉とする旨の記載があるものをいいます。
属性区分表
投資対象資産決算頻度投資対象地域投資形態為替ヘッジ
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
( )
不動産投信
その他資産
(投資信託証券)
資産複合
(株式(一般)、債券(一般)、不動産投信)
資産配分固定型
資産配分変更型
年1回
年2回
年4回
年6回
(隔月)
年12回
(毎月)
日々
その他
( )
グローバル
(含む日本)
日本
北米
欧州
アジア
オセアニア
中南米
アフリカ
中近東
(中東)
エマージング
ファミリーファンド


ファンド・オブ・
ファンズ
あり
( )


なし

(注)ファンドが該当する属性区分を網掛け表示しています。
※ ファンドは、投資信託証券を通じて収益の源泉となる資産に投資しますので、「商品分類表」と「属性区分表」の投資対象資産は異なります。
※ 属性区分に記載している「為替ヘッジ」は、対円での為替リスクに対するヘッジの有無を記載しております。
<属性区分表(網掛け表示部分)の定義>その他資産(投資信託証券)…目論見書又は投資信託約款において、投資形態がファミリーファンド又はファンド・オブ・ファンズのものをいいます。
資産複合(株式(一般)、債券(一般)、不動産投信)…目論見書又は投資信託約款において、主として株式のうち大型株、中小型株属性にあてはまらない全てのものおよび債券のうち公債、社債、その他債券属性にあてはまらない全てのものならびに不動産投信(不動産投資信託の受益証券及び不動産投資法人の投資証券をいいます。)の複数の資産に投資する旨の記載があるものをいいます。
資産配分固定型…目論見書又は投資信託約款において、株式、債券および不動産投信の複数資産を投資対象とし、組入比率については固定的とする旨の記載があるものをいいます。
年6回(隔月)…目論見書又は投資信託約款において、年6回決算する旨の記載があるものをいいます。
グローバル(含む日本)…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資収益が世界(含む日本)の資産を源泉とする旨の記載があるものをいいます。
ファンド・オブ・ファンズ…「投資信託等の運用に関する規則」第2条に規定するファンド・オブ・ファンズをいいます。
なし…目論見書又は投資信託約款において、原則として為替のヘッジを行なわない旨の記載があるもの又は為替のヘッジを行う旨の記載がないものをいいます。
(注)上記各表のうち、網掛け表示のない商品分類および属性区分の定義について、詳しくは一般社団法人投資信託協会のホームページ(アドレス:http://www.toushin.or.jp)をご覧ください。
(参考)ファンドの仕組み
④ ファンドの特色
(a)フィデリティ・世界分散・ファンド(債券重視型)
● 主として、フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド、フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド、フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンドの各受益証券への投資を通じて、世界(日本を含みます。)の債券、株式、不動産投資信託(リート)へ実質的に分散投資を行ない、主として配当等収入を確保することを目的に運用を行ない、長期的な投資信託財産の成長を目指します。
● フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド、フィデリティ・ワールド株式・マザーファンドの運用は、国内外の投資信託証券*(投資対象ファンド)への投資を通じて行ない、ファンド分散・地域(種別)分散を図ります。
● 各マザーファンドへの基本配分は、主として各資産の利回り水準、流動性、リスク・リターン特性等を考慮して配当等収入の確保とリスクの分散を目指して決定します。また運用環境の変化により配分比率を調整することがあります。
● 各マザーファンド受益証券への資産配分は、概ね投資信託財産の純資産総額に対して以下の比率を基本投資割合とします。
マザーファンド基本投資割合
フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド70%
フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド15%
フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンド15%

● 隔月決算を行ない、基準価額の水準、市況動向を勘案して分配を行ないます。分配は、利子・配当等収入の他、売買益(評価益も含みます。)からも行ない、安定的な分配を目指します。
● 実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行ないません。
● 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては上記のような運用ができない場合もあります。
(b)フィデリティ・世界分散・ファンド(株式重視型)
● 主として、フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド、フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド、フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンドの各受益証券への投資を通じて、世界(日本を含みます。)の債券、株式、不動産投資信託(リート)へ実質的に分散投資を行ない、主として配当等収入を確保することを目的に運用を行ない、長期的な投資信託財産の成長を目指します。
● フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド、フィデリティ・ワールド株式・マザーファンドの運用は、国内外の投資信託証券*(投資対象ファンド)への投資を通じて行ない、ファンド分散・地域(種別)分散を図ります。
● 各マザーファンドへの基本配分は、主として各資産の利回り水準、流動性、リスク・リターン特性等を考慮して配当等収入の確保とリスクの分散を目指して決定します。また運用環境の変化により配分比率を調整することがあります。
● 各マザーファンド受益証券への資産配分は、概ね投資信託財産の純資産総額に対して以下の比率を基本投資割合とします。
マザーファンド基本投資割合
フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド35%
フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド50%
フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンド15%

● 隔月決算を行ない、基準価額の水準、市況動向を勘案して分配を行ないます。分配は、利子・配当等収入の他、売買益(評価益も含みます。)からも行ない、安定的な分配を目指します。
● 実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行ないません。
● 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては上記のような運用ができない場合もあります。
* FILリミテッドおよびフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーならびにそれらの関連会社が運用する投資信託証券をいいます。
ファンドが主として投資を行なうマザーファンドの特色は以下の通りです。
(a)フィデリティ・ワールド債券・マザーファンド
● 投資信託証券への投資を通じて、実質的に主として世界(日本を含みます。)の各種債券に投資を行ない、配当等収入を確保するとともに、投資信託財産の長期的な成長を図ることを目指します。
● 主として投資信託証券(国内投資信託証券、外国籍投資信託証券を含みます。)に投資を行ないます。
● 投資信託証券の投資に際しては、別に定める投資信託証券(「ファンド・ユニバース」)の中から、主として投資目的、利回り水準、リスク・リターン特性、通貨配分、セクター配分などを考慮して選定したファンドに投資します。
● 組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行ないません。
● 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては上記のような運用ができない場合もあります。
(b)フィデリティ・ワールド株式・マザーファンド
● 投資信託証券への投資を通じて、実質的に主として国内外の取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されている株式に投資を行ない、配当等収入を確保するとともに、投資信託財産の長期的な成長を図ることを目指します。
● 主として投資信託証券(国内投資信託証券、外国籍投資信託証券を含みます。)に投資を行ないます。
● 投資信託証券への投資に際しては、別に定める投資信託証券(「ファンド・ユニバース」)の中から、主として投資目的、予想配当利回り、リスク・リターン特性、地域分散などを考慮して選定したファンドに投資します。
● 投資対象ファンドへの配分にあたっては、各市場における配当水準と共に、北米、欧州、アジア・パシフィックの3地域への配分のバランスも考慮し、特定地域への配分が極端に偏らないよう運用を行ないます。
● 組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行ないません。
● 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては上記のような運用ができない場合もあります。
(c)フィデリティ・グローバル・リート・マザーファンド
● 日本を含む世界各国の金融商品取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されている不動産投資信託証券(リート)(一般社団法人投資信託協会規則に定める不動産投資信託証券をいいます。)を主要な投資対象とし、配当等収益の確保と、投資信託財産の成長を図ることを目的に運用を行ないます。
● リートへの投資は、原則として高位を維持します。
● 外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行ないません。
● FILインベストメンツ・インターナショナルに運用の指図に関する権限を委託します。
● 資金動向、市況動向、残存信託期間等によっては、上記のような運用ができない場合もあります。
(参考)ファンドのポイント