「日興ワールドCBファンド(通貨アルファ戦略コース)」、「日興ワールドCBファンド(円ヘッジありコース)」および「日興ワールドCBファンド(円ヘッジなしコース)」につき、繰上償還にかかる手続きを開始することを決定しましたので、金融商品取引法第24条の5第4項および特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第29条第2項第14号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

(イ)繰上償還の年月日
2019年7月18日(予定)
※法令および信託約款の規定に基づく繰上償還手続きにおいて、書面決議により可決されることを条件として繰上償還するものとします。
(ロ)繰上償還にかかる決定に至った理由
各ファンドは、それぞれ以下の理由から繰上償還することが受益者の皆さまにとって有利であると判断し、信託約款の規定に従い、繰上償還の手続きを開始することを決定しました。
「通貨アルファ戦略コース」
2019年3月29日時点の純資産総額は約12億円となっており、当該残高では当ファンドが採用する通貨アルファ戦略※の商品性の維持が困難であり、信託約款の繰上償還規定である「やむを得ない事情が発生」していると判断されるため。
※金利の高い通貨を買い建てるとともに、投資通貨の分散、買建てと売建てとの組み合わせ等、積極的に為替差益の獲得を図るもの。2019年3月末現在、39通貨が投資対象通貨となっています。
「円ヘッジありコース」および「円ヘッジなしコース」
信託約款の繰上償還規定の「受益権の口数が10億口を下回る」状態が継続しており、今後も受益権口数の増加が見込み難く、効率的な運用および商品性の維持が懸念されるため。
(ハ)繰上償還にかかる情報の受益者への提供
2019年5月31日現在の受益者を対象に書面決議を行うため、各ファンドの信託契約にかかる知れている受益者に対して、繰上償還にかかる情報を記載した書面を交付いたします。
以上