有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第2期(平成26年4月15日-平成27年4月14日)

【提出】
2015/07/09 9:33
【資料】
PDFをみる
【項目】
47項目
(2)【投資対象】
円建の外国投資信託であるアキラ・キャピタル・リスク・パリティ12ファンド(JPY)の受益証券を主要投資対象とします。
また、マネー・プール マザーファンドの受益証券へも投資を行います。
① 投資の対象とする資産の種類
ファンドにおいて投資の対象とする資産(本邦通貨表示のものに限ります。)の種類は、次に掲げる特定資産(投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定めるものをいいます。以下同じ。)とします。
a.有価証券
b.約束手形
c.金銭債権
② 運用の指図範囲
委託会社は、信託金を、主として、円建の外国投資信託であるアキラ・キャピタル・リスク・パリティ12ファンド(JPY)の受益証券のほか、三菱UFJ国際投信株式会社を委託者とし、三菱UFJ信託銀行株式会社を受託者として締結されたマネー・プール マザーファンドの受益証券および次の有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除くものとし、本邦通貨表示のものに限ります。)に投資することを指図します。
a.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人の発行する債券および社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権証券および短期社債等を除きます。)
b.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
c.外国または外国の者の発行する証券または証書で、a.およびb.の証券または証書の性質を有するもの
d.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に限ります。)
a.の証券およびc.の証券または証書のうちa.の証券の性質を有するものを以下、「公社債」といい、公社債に係る運用の指図は債券買い現先取引(売戻条件付の買入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
③ 金融商品の指図範囲
委託会社は、信託金を、前記②の有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを指図することができます。
a.預金
b.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きます。)
c.コール・ローン
d.手形割引市場において売買される手形
④ 特別な場合の金融商品による運用
前記②の規定にかかわらず、ファンドの設定、解約、償還への対応および投資環境の変動等への対応で、委託会社が運用上必要と認めるときには、委託会社は、信託金を、前記③のa.からd.までに掲げる金融商品により運用することの指図ができます。
(参考)ファンドが投資対象とする投資先ファンドの概要
名称アキラ・キャピタル・リスク・パリティ12ファンド(JPY)
形態等ケイマン籍/外国投資信託受益証券/円建
目的及び基本的性格信託財産の成長を目指して運用を行います。
投資の
基本方針
主として、世界各国の株式、債券、コモディティ、短期金利の指数等に関するスワップ取引・先物取引を活用します。 また、為替変動の影響を受ける部分については、原則として対円で為替ヘッジを行います。
・スワップ取引および先物取引は、実質的に投資対象となる各資産について、原則としてロング・ポジション(買い持ち)を構築します。
先物取引については、組入比率の調整を目的として、売建てを行う場合があります。
・スワップ取引および先物取引以外の部分については、主として先進国の国債に投資を行います。
運用方針アキラ・キャピタル・コンセプツ・ゲーエムベーハーの「リスク・パリティ戦略」を活用した運用を行います。
当戦略では、各資産それぞれの価格変動がポートフォリオ全体のパフォーマンスに与える影響度がおおむね均等となるように分散投資を行います。
投資顧問会社アキラ・キャピタル・コンセプツ・ゲーエムベーハー
信託期限無期限
設定日2013年4月22日
会計年度末毎年12月末
収益分配原則として、毎月分配を行います。
信託(管理)報酬純資産総額に対して年率0.70%程度および成功報酬(※)
(運用報酬:年率0.61%、管理費用:年率0.09%程度。成功報酬は当該純資産総額に対する料率を見積もることが困難である為、上記年率0.70%程度には含まれておりません。)
※ 投資顧問会社への成功報酬として、毎暦四半期(計算期間)における、本投資信託証券のハイ・ウォーター・マーク(※※)超過分の20%相当額。
※※ ハイ・ウォーター・マークとは、前回までの各計算期間の最後の営業日の本投資信託証券価格のうち、最高値相当額をさします。(初回の計算期間に係るハイ・ウォーター・マークは、設定時の本投資信託証券価格とします。)
なお、上記の信託(管理)報酬の他、信託財産に関する租税、組入有価証券の売買時の売買委託手数料、信託事務の処理に要する費用、信託財産の監査に要する費用、本投資信託設立に係る費用、法律関係の費用、資産の保管などに要する費用、借入金の利息および立替金の利息等も本投資信託の信託財産から支弁されます。
申込手数料ありません。

「アキラ・キャピタル・コンセプツ・ゲーエムベーハー」について
アキラ・キャピタル・コンセプツ・ゲーエムベーハー(所在地:独ハンブルグ)は、オルタナティブ投資に特化したドイツの独立系運用会社です。同社では、2004年よりリスク・パリティ戦略を用いたファンドの運用を行っています。
名称マネー・プール マザーファンド
形態等適格機関投資家私募
運用の
基本方針
安定した収益の確保を目指して運用を行います。
投資対象わが国の公社債を主要投資対象とします。
投資態度① わが国の公社債に投資し、常時適正な流動性を保持するように配慮します。
② わが国の政府および日本銀行が発行もしくは保証する資産以外の有価証券への投資にあたっては、原則として組入時において1社以上の信用格付業者等より、以下の信用格付条件を1つ以上満たすものに投資します。
(ア)A-2格相当以上の短期信用格付
(イ)A格相当以上の長期信用格付
(ウ)信用格付けがない場合、委託会社が上記(ア)、(イ)と同等の信用力を有すると判断したもの
③ 投資する有価証券または金融商品は、主として残存期間または取引期間が1年以内のものとします。
④ 投資するわが国の政府および日本銀行が発行もしくは保証する資産以外の有価証券は、純資産総額に対し1発行体あたり原則1%を組入れの上限とします。ただし、2社以上の信用格付業者等からAA格相当以上の長期信用格付またはA-1格相当の短期信用格付のいずれかを受けているもの、もしくは信用格付のない場合には委託会社が当該信用格付と同等の信用度を有すると判断した有価証券においてのみ、純資産総額に対し1発行体あたり原則5%を組入れの上限とします。
⑤ 資金動向、市況動向、残存信託期間等の事情によっては、前記のような運用ができない場合があります。
主な
投資制限
・株式への投資は、転換社債の転換請求および転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の行使により取得した株券に限り、信託財産の純資産総額の5%以内とします。
・外貨建資産への投資は行いません。
申込手数料ありません。
信託報酬かかりません。
信託期限無期限
設定日平成21年9月29日
決算日1月14日および7月14日(休業日の場合は、翌営業日とします。)
主な
関係法人
・委託会社:三菱UFJ国際投信株式会社
・受託会社:三菱UFJ信託銀行株式会社