ClaudeやChatGPTなどのAIチャットから、IRBANKが保有する上場企業の「財務・株価・開示・イベント」データに直接アクセスできる「IRBANK Connect」の接続方法をご紹介します。
業績の時系列や大株主、信用残まで、一度接続すればあとは日本語で質問するだけ。
AIが自動的にIRBANKのデータを取得して分析します。
※ IRBANK Connect は現在β版として提供しています。仕様は予告なく変更される場合があります。
IRBANK Connectを使用するのに必要な情報とアカウント
設定を始める前に、以下の2つをご用意ください。
MCP対応のAIツール
本記事では Claude(Pro / Team / Enterprise プラン)と ChatGPT(Plus / Pro プラン)を例に設定手順をご紹介します。
※ Claude の Free プランでは Connectors 機能を利用できません。Cursor・Claude Code などから使う場合は「その他AIサービスでの使用方法」をご覧ください。
IRBANKのアカウント
新IRBANK(β版)にログインできる状態にしておいてください。アカウント登録には氏名・住所の入力が必要です。
※ 接続の最後にIRBANKのアクセス許可画面が表示されます。ログアウト中の場合は先にログインを求められます。
IRBANK Connectの設定方法と使い方
設定はどのAIサービスでも「コネクタ(プラグイン)としてURLを登録 → IRBANKアカウントでアクセスを許可」という流れで完了します。
ここでは Claude と ChatGPT の手順を画像つきでご紹介します。その他のMCP対応サービスをお使いの方は「その他AIサービスでの使用方法」をご覧ください。
Claudeでの設定方法と使い方
下のボタンを押すと、Claudeの「カスタムコネクタを追加」画面が、名前とURLが入力された状態で開きます。あとは内容を確認して許可するだけ、3ステップ・1分ほどで完了します。
Claudeの設定画面が新しいタブで開きます。追加画面には「外部リンクから提案されました」という注意書きが表示されますが、ボタンから追加した場合の正常な表示です。ご利用にはIRBANKアカウントへのログインと、氏名・住所の登録が必要です。
実際の画面は次のとおりです。スライダーを左右にスワイプ(矢印をクリック)してご確認ください。
ChatGPTでの設定方法と使い方
ChatGPTでは設定から実際に使うところまで10ステップです。スライダーを左右にスワイプ(矢印をクリック)して、手順を順番にご確認ください。
その他AIサービスでの使用方法
IRBANK Connect は MCP(Model Context Protocol)の標準仕様に準拠したリモートMCPサーバーです。
そのため Claude だけでなく、MCP対応のAIツールであれば同じURL(https://api.irbank.net/mcp/market)で接続できます。
| クライアント | 接続方法の概要 |
| Claude Code | ターミナルで claude mcp add --transport http irbank-connect https://api.irbank.net/mcp/market を実行し、初回利用時にブラウザで認証 |
| Cursor | 設定の「MCP」に上記URLをリモートサーバーとして追加 |
| ChatGPT | 設定で開発者モードを有効にし、「プラグイン」から新規プラグインとして追加(ChatGPTでの設定方法と使い方を参照) |
いずれの場合も、接続時にIRBANKの「アクセスの許可」画面が表示されるので「許可する」をクリックしてください。
各ツールのMCP対応状況や設定手順は変更される場合があります。最新の情報は各ツールの公式ドキュメントをご確認ください。
接続の際の注意点
IRBANK Connect のご利用には、本人確認として氏名・住所の登録が必要です。
未登録の場合は、接続時に「本人確認が必要です」という画面が表示され、ツールを利用できません。

氏名・住所は「app.irbank.net/mcp-api」から登録できます。
登録が完了したら、お使いのアプリから接続をやり直してください。

※ 本人確認は、株式会社JPX総研との契約に基づき、ご利用者様の個人情報を適切に保持することが求められているため実施しております。
IRBANK Connectへの質問例
こんな感じで話しかけるだけで大丈夫です。気になる質問をクリック(タップ)するとそのままコピーできます。
AIのチャットに貼り付けて、「トヨタ」の部分をお好きな企業名に変えてお使いください。
利用可能なツール
ClaudeやChatGPTなど、接続したAIが企業情報・財務・株価・開示・株主・信用取引などのツールを、質問に応じて裏側で自動的に呼び出します。
ユーザーがツール名を覚える必要はありません。β版で現在利用できるツールは次のとおりです。
| ツール名 | 説明 |
get_organization | 企業の基本情報・直近財務・役員一覧・直近開示をまとめて取得 |
get_financials | 最大30期の財務時系列(売上・利益・EPS・キャッシュフロー等)。年次・四半期に対応、最大20社を一括取得 |
screen_securities | 財務指標・銘柄名・業種で上場銘柄をスクリーニング |
get_price_history | 日次株価(四本値・出来高)。株式分割・併合の調整後株価にも対応 |
get_valuation_metrics_history | PER・PBR・ROE・配当利回り・時価総額の年次推移 |
list_disclosures | 開示書類(有報・短信・適時開示など)の一覧 |
get_disclosure | 開示書類の詳細(メタ情報・セクション・XBRLデータ) |
get_disclosure_text_block | 有報などの本文抽出(事業概況・リスク・MD&A・配当方針等) |
list_shareholders | 大株主リスト(大量保有報告書ベース、保有比率順) |
list_segments | セグメント別の売上・営業利益・従業員数・資産 |
list_dividend_history | 年次配当実績(分割調整後・配当性向・増減配の判定つき) |
get_weekly_margin_balance | 東証の週次信用取引残高・信用倍率 |
get_jsf_margin_daily | 日証金の日次貸借残・逆日歩(品貸料) |
ツールは今後も順次追加されます。最新の一覧は「IRBANK Connect 利用可能なツール一覧」でご確認ください。
よくある質問
Q. 無料プランでも使えますか?
Claude だと Pro 以上のプランで利用できます(無料プランは外部連携に非対応です)。ChatGPT だと Plus / Pro プランで利用できます(開発者モードを使用します)。その他のサービスについては、カスタムコネクタ(MCP連携)の追加に対応しているかを各サービスでご確認ください。
Q. 氏名・住所の登録は必要ですか?
はい。IRBANK Connect のご利用には、本人確認として氏名・住所の登録が必要です。「app.irbank.net/mcp-api」から登録できます。未登録の場合は、接続時に「本人確認が必要です」と表示されます。
Q. 接続を解除するには?
Claude は「設定」→「コネクタ」から、ChatGPT は「設定」→「プラグイン」から、IRBANK Connect を削除できます。その他のツールも各設定画面から削除できます。
Q. データの取得がうまくいかないときは?
質問文に「IRBANK Connectを使って」と添えると、AIがIRBANKのツールを優先して使うようになります。それでも解決しない場合は、IRBANK Connect を一度削除して再接続をお試しください。
Q. Claude以外のAIツールでも使えますか?
はい。IRBANK Connect は MCP の標準仕様に準拠しているため、Claude Code、Cursor、ChatGPT(開発者モード)など、MCP対応のAIツールから同じURLで接続できます。詳しくは本記事の「その他AIサービスでの使用方法」をご覧ください。
Q. データはいつ更新されますか?
財務データは、EDINETで公開され次第、順次反映しています。TDnetの適時開示は、開示から24時間が経過したものから参照できます。株価は東証の日次データ(2005年以降)に対応しています。
IRBANK Connect は現在β版です。データやツールは順次拡充していきます。ぜひお試しください。

