大平洋金属（証券コード5541）が8月5日（15:00）に業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせを発表。2015年3月期における中間の連結売上高を前回予想の334億1100万円から342億8300万円に増額修正するも、経常利益は6億300万円の黒字予想から一転して-1億7500万円の赤字に下方修正。今回の業績予想の修正で対前年同期比では、売上高40.35%増、経常利益赤字縮小の予想となり、売上高の大幅な増収は確保。経常利益は従来の黒字予想から一転して赤字で着地する公算となったものの、赤字幅は前年同期の水準から大幅に縮小する見込み。
また、通期の連結売上高を前回予想の634億3100万円から652億3100万円に増額修正するも、経常利益は前回予想の28億2100万円から86.1%減の3億9200万円に下方修正。今回の業績予想の修正で対前年同期比では、売上高15.64%増と増収、経常利益は下方修正ながらも黒字転換を確保する見通し。
なお、当期純利益は前回予想の18億2300万円から-4億1500万円（前期比赤字縮小）に減額修正している。
また、第2四半期末の配当を前回予想の1円から0円に、期末の配当を前回予想の2円から0円に修正。これを受けて年間の配当予想は0円となった。