有価証券報告書-第75期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 15:21
【資料】
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【項目】
148項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
監査役会は、監査役4名(うち社内監査役1名、社外監査役3名)で構成され、原則3ヶ月に1回、その他必要に応じ随時監査役会を開催しています。社内監査役は当社の経理・監査部門における豊富な業務経験を持ち、社外監査役は税理士としての経験や、金融機関における長年の業務経験、企業経営者としての経験を持つなど、両者とも財務・会計に関する深い知見を有しています。
当事業年度において当社は監査役会を6回開催しており、個々の監査役の出席状況については次の通りです。
氏名役職名開催回数出席回数
滝沢 登常任監査役(常勤)6回6回
尾和 慶襯監査役(非常勤)6回6回
酒井 信喜監査役(非常勤)6回6回
西田 孝監査役(非常勤)4回4回
西村 敏行監査役(非常勤)2回2回

注)監査役西村敏行氏は、令和元年6月21日に開催されました第74回定時株主総会をもって任期を満了しており、新たに西田孝氏が監査役に就任しています。
監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めています。また、内部統制システムの構築・運用状況について取締役及び従業員等から定期的に報告を受け監視を行っています。
監査役会における主な検討事項は、監査の方針、監査計画、監査業務の分担等の策定、会計監査人の選任及び解任または不再任の決定等と監査報告の作成であります。
また、常勤監査役の活動として、取締役会、執行役員会及び執行役員部長会等の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、子会社の取締役等との意思疎通・情報交換や子会社からの事業報告の確認、会計監査人からの監査の実施状況・結果の報告の確認を行い、その結果を監査役会に報告し情報の共有化を図っています。また、代表取締役、会計監査人とそれぞれ定期的に意見交換会を実施しています。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、監査室の社員3名により、内部監査規程に基づき、定期的に社内の主な事業所について内部監査を行い監査報告書を代表取締役に提出しています。
また、監査室は内部監査の実施にあたり、監査役監査及び会計監査人監査との重複を避けるため、監査役・内部統制室及び会計監査人と随時連絡・調整を行っています。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
監査法人A&Aパートナーズ
b.継続監査期間
8年
c.業務を執行した公認会計士
佐藤 禎
宮之原 大輔
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、公認会計士試験合格者等2名、その他2名です。
e.監査法人の選定方針と理由
当社の監査役及び監査役会は、会計監査人の監査実施状況や監査報告等を通じて職務の実施状況を把握し、監査品質および報酬水準の妥当性を評価し、監査役会において選任決議をしていますが、会計監査人候補の選定に関する明確な基準は策定していません。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、会計監査人の監査実施状況や監査報告等を通じて職務の実施状況を把握し、監査品質および報酬水準の妥当性を評価していますが、会計監査人候補の評価に関する明確な基準は策定していません。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく
報酬(千円)
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく
報酬(千円)
提出会社31,000-31,000-
連結子会社----
31,000-31,000-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の事業規模、組織構成及び監査計画に基づく監査日数等を総合的に勘案して決定しています。
なお、監査報酬の決定に際しては、監査役会の同意を得て定める旨を定款に定めています。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会が会社法第399条の第1項の同意をした理由は、監査計画の内容を確認し、当社の事業規模や業務内容等に照らして、会計監査人の独立性を担保し、その監査品質を確保する上で適正な報酬額と判断したことによります。