海外粗糖相場は、1ポンド当たり22セント前半から始まり、サトウキビの最大生産国であるブラジルにおける気象不安を受けた、大幅な減産見通し報道などにより急騰し、4月後半には、約11年半振りの高値圏となる27セント半ばにまで達しました。その後、6月中旬以降は、ブラジルの供給量回復による安堵感から下落傾向に転じ、22セント後半で当第1四半期連結累計期間末を迎えました。また、国内市中相場は、期を通じて227円~229円で推移いたしました。
国内の精製糖販売は、原材料価格の高騰などに伴う食品値上げラッシュが消費者マインドに影を落とし、菓子類などにおいて需要の低迷が見られたものの、入国制限緩和によるインバウンド需要の回復を受け、売上高は前年同期を上回る実績となりました。一方、海外粗糖相場の高止まりや円安による原料費、海上運賃、包装資材及び物流費などの各種コストの増加が、引き続き利益面に大きな影響を与えております。なお、これらの各種コストを吸収するため、出荷価格につきましては、7月に1キログラム当たり12円の引き上げを実施いたしました。
国内の原料糖販売は、北海道の連結子会社における販売量減や、沖縄の連結子会社における悪天候に起因した生産量減、修繕費増による原価率の悪化などが利益面に影響を与えました。
2023/08/07 13:42