非上場の子会社に対する投資を含む、市場価格のない株式等については、当該株式の発行会社の財政状態の悪化により実質価額が著しく低下したときは、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除いて、投資について評価損の認識が必要となります。
ダイドーファーマ株式会社の株式の実質価額は、同社における希少疾病の医療用医薬品の個々の開発プロジェクトに基づく事業計画を基礎として算出された事業価値を加味して算定しております。個々の開発プロジェクトは、開発の延長や中止を行う可能性、想定どおりの内容で薬事承認が下りない又は薬事承認に想定以上の時間を要する可能性、想定していた薬価を下回る可能性等があり、特に、研究開発費総額、開発品の上市時期、上市後の薬価の推移、潜在的な患者数及び将来の年平均増加数、研究開発活動の成功確率の仮定に基づく事業計画には高い不確実性を伴います。
同社の開発プロジェクトの事業価値の評価に基づく評価差額等を加味して株式の実質価額を算定した結果、当事業年度末において当社が所有するダイドーファーマ株式会社の株式の実質価額は取得原価に比べて著しく低下していないと判断し、当事業年度においては相当の減額処理は実施しておりません。翌事業年度以降、開発プロジェクトの進捗状況によっては、財務諸表における関係会社株式の金額に重要な影響を与える可能性があります。
2023/04/17 9:16