有価証券報告書-第53期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 13:07
【資料】
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【項目】
106項目
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループは、「調和・創造・革新」の経営理念のもと、“顧客、株主、従業員、社会への喜びを創造する企業になる”ことを経営の基本方針としております。
特に、“食”に携わる企業として、“常に安全性を追求し、高品質な食品で安心と健康を顧客ならびに消費者の方へお届けする”ことが、企業活動において果たすべき最重要な使命と認識しております。
この使命を果たしていく中で得られる顧客との信頼関係を、より広くより強固なものとしていくことが、企業価値を高めることに繋がり、ひいては株主のみなさまの期待にお応えできることになると考えております。
(2)経営戦略等
当社グループは、「製造直販」の販売スタイルを堅持し、技術力を核とした研究開発力の強化、ならびにチルド製品の安全性確保を根底においた独自の「コールドチェーン・システム(低温流通体制)」の整備に努めてまいりました。これらは、顧客ニーズへの迅速で確実な対応ならびに商品の“品質と安全”という面で、当社の強みとなっております。また、これまで安定した成長を維持している中食市場に経営資源を集中させるとともに、東日本エリアの市場での販路拡大に積極的に取り組んでまいりました。
平成22年3月期からは、「ブランド価値の向上」「継続的な需要創造」「グローバル展開」という方針を新たに経営の軸に据え、推し進めてまいりました。長期ビジョン“あじかんV20”の中では、その方針のもと『独創的な技術力で差別化できる食品を創造するメーカー』として成長していくことを謳っております。
その経営戦略は、国内事業基盤の強化、海外事業やヘルスフード事業の拡充、新基軸製品の開発であり、成長拡大戦略を基本としております。また、経営効率および経営品質の向上にも取り組み、より安定した収益基盤を構築してまいります。他方、近年経営を取り巻く環境は流動的で、変化の激しい状況となっているため、環境変化に強い経営基盤を構築するために、「ロー・コスト経営」を志向し、事業拡大と経営体質強化のバランスを志向した経営戦略を基本としております。
(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、主な経営指標として売上高、経常利益率、自己資本比率、および自己資本当期利益率を用いております。これら各指標のさらなる向上を目指し、安定配当を継続して行うことができる企業体質の維持・向上に努めてまいります。
平成33年3月期(2021年3月期)を着地点とします長期ビジョン“あじかんV20”においては、売上高の目標を年商 500億円、経常利益率の目標を4%以上としております。
(4)経営環境
為替や株価の変動は、当社の仕入原価やデリバティブなどの時価評価に大きな影響を与えます。特に近年の金融資本市場は不安定な動きとなっており、安定的な経営成績を確保することが困難になることも予想されます。また、当社主要原材料である鶏卵の価格につきましても、ここ数年高止まりの傾向が続くなど厳しい経営環境が継続しております。
他方、販売面におきましても、食品の安全・安心への関心が高まる中で、同業他社との価格競争は以前にも増して激しくなってきており、引き続き厳しい経営環境となることを予想しております。
(5)事実上及び財務上の対処すべき課題
第10次中期経営計画においては、会社を取り巻く外部環境・内部環境の変化への対応を加味しつつ、以下の重点施策を推進しております。
① 営業基盤の拡充と市場開拓
a. 既存市場のシェア・アップ
b. 国内新規市場開拓、中国国内市場開拓、海外販売拡大
c. ごぼう事業、ヘルスフード事業の拡充
② 商品の研究開発と技術開発、およびマーケティング力の強化
a. 玉子焼、魚肉すり身加工品の競争力向上
b. さらなる新基軸製品、新規事業向け製品の開発
c. 中国生産品の競争力向上
③ 利益構造の改革
a. 営業粗利率の改善
b. 製造原価・仕入原価のさらなる低減
c. 販売管理費比率の抑制
d. 営業所の損益分岐点の引き下げ
e. 経営ロスコストの削減
④ 全社供給体制の強化と効率化
a. 生産・物流体制の整備 … 成長戦略への対応
b. エリア販売体制と物流体制の再編
c. 全社供給体制の最適化
⑤ 経営効率・経営品質の向上
a. あじかんブランド品の品質管理体制強化
b. 販売システムの再構築 … 成長戦略への対応
c. 採算管理力の向上

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