有価証券報告書-第60期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
有報資料
(1)業績
当連結会計年度(平成28年4月1日から平成29年3月31日)におけるわが国の経済は、個人消費が低迷を続ける中、これまで消費を下支えしてきたインバウンド(訪日外国人)需要にも伸び悩みが見られました。また、海外の情勢は、英国のEUからの離脱決定や米国の新政権誕生など、保護主義的な動きが台頭していることを背景に輸出も横ばい状態が続いております。しかしながら、雇用や所得環境の改善が進んでいること、また、企業収益も底堅く推移していることなど、景気は緩やかながらも持ち直しの動きが見られました。
このような事業環境の中、当社グループにおきましては、「輝く未来のために」という目標のもと更なる飛躍を目指して、前連結会計年度より中期経営計画『KENKO Five Code 2015-2017』を進めております。この中期経営計画で示しております当社グループの「5つの指針」は次のとおりであります。
(Ⅰ)Globalization(世界的拡大)
(Ⅱ)Innovation(革新)
(Ⅲ)Best practice(最良実施)
(Ⅳ)Knowledge management(知識管理)
(Ⅴ)Communication(Branding)(コミュニケーション(ブランド育成))
以上の5つの指針に基づいた経営戦略の立案及び実践により、『KENKO Five Code 2015-2017』の最終年度である平成30年3月期の数値目標として、連結売上高750億円、連結経常利益率5%を掲げております。
以上の5つの指針に基づいた取り組みの成果は次のとおりであります。
◇毎年8月24日が「ドレッシングの日」として、一般社団法人日本記念日協会に登録認定されたことを記念した「サラダドレッシングパーティー」を8月27日に開催しました。このイベントの模様はテレビをはじめとした様々なメディアでも取り上げられ、ドレッシングの日及び当社グループの認知度向上に寄与しました。
◇毎年秋に開催しております当社の新商品を中心とした食品業界各社向けのメニュー提案会である、グループ総合フェア「KENKO ACTION 2016 創(つくる)」を東京・大阪で開催しました。今回のタイトルには「商品を創る、お客様の喜びを創る、消費者の笑顔を創る、当社グループの商品・メニュー・情報を通じて食にまつわる輝く未来を創る」という思いを込めております。切り口をアートとして魅せるサンドイッチ「アートウィッチⓇ」やパクチーなど独特の味や風味を持った素材を使った「クレイジーサラダ」といった進化型のサラダ料理を中心にあらゆる分野のお客様に向けた商品・メニューを発信しました。
◇当社グループは、生産拠点の老朽化や今後の様々な取り組みへの対応として、生産設備の更新や新拠点の構築に着手しました。平成31年3月までに4拠点を稼働させる予定とし、投資総額は150億円強を想定しております。
◇新拠点の構築等を進める資金として、公募増資及び第三者割当増資により6,486百万円の資金を調達し、財務体質の安定強化を進めました。
◇サラダカフェの店舗展開については、当社グループが得意とする「いも」と「たまご」をメインにした“和のサラダ料理”を提案する新ブランド『いもたまや』が誕生し、その1号店として、平成29年3月1日に『いもたまや伊勢丹新宿店』をオープンしました。
当連結会計年度における売上高及び利益の概況は以下のとおりであります。
① 売上高
売上高につきましては、サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品といずれの商材も順調に伸ばすことができました。特に、タマゴサラダや小型形態のロングライフサラダがコンビニエンスストア向けを中心に大きく売上高を伸ばすとともに、ファストフード向けの売上高に復調が見られました。
② 利益
利益につきましては、天候不順等により馬鈴薯をはじめとした野菜類の調達コストが上昇しましたが、主要な原料のメリットで吸収するとともに、売上高の拡大に努めたことにより増加しました。
この結果、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前連結会計年度を上回りました。
当連結会計年度における連結売上高は70,812百万円(前連結会計年度比3,879百万円の増加、5.8%増)、連結営業利益は3,987百万円(前連結会計年度比550百万円の増加、16.0%増)、連結経常利益は4,017百万円(前連結会計年度比590百万円の増加、17.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,867百万円(前連結会計年度比781百万円の増加、37.5%増)となりました。
当連結会計年度における各報告セグメントの状況は次のとおりであります。
<調味料・加工食品事業>サラダ・総菜類につきましては、小型形態のポテトサラダやゴボウサラダが、コンビニエンスストア向けに伸長し、前年を上回って推移しました。和惣菜では、「和彩万菜Ⓡ」シリーズの商品がお弁当や外食、量販店向けに採用され、パンプキンサラダや春雨サラダも外食向けに増加しました。また、タマネギ、キャベツ、フルーツ等の素材を活かした商品も売上高増加に寄与しました。
マヨネーズ・ドレッシング類につきましては、1㎏形態のマヨネーズが量販店向けや製パン向けに加えて輸出向けにも伸長しました。ドレッシングでは、500ml形態の商品がファストフード向けに、小袋形態の商品がコンビニエンスストア向けに採用されました。ソース類では、ファストフード向けのナゲットソースが伸長しました。
タマゴ加工品につきましては、サンドイッチ用や総菜パン用のタマゴサラダ、巻き寿司用の厚焼き卵、麺用の錦糸卵がコンビニエンスストアを中心に伸長しました。また、茹で卵商品も外食向けや調理パン、麺、サラダ用として採用されました。
この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は58,511百万円、セグメント利益は3,012百万円となりました。
<総菜関連事業等>食品スーパー向けにハム、明太子、卵を使用したマカロニサラダや10品目の野菜を使用したスパゲティサラダ、また、菜の花のごま和えやうま煮等の和惣菜も伸長しました。更に、季節のイベント商品の拡大や北海道エリア限定でのカット野菜も好調に推移しました。
この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は11,062百万円、セグメント利益は1,023百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、13,779百万円(前連結会計年度比85.9%増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4,692百万円(前連結会計年度比422百万円の増加)となりました。これは、主として税金等調整前当期純利益4,021百万円、減価償却費1,754百万円、法人税等の支払額892百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3,929百万円(前連結会計年度比3,470百万円の使用資金の増加)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出3,850百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、5,603百万円(前連結会計年度比6,780百万円の増加)となりました。これは、主として割賦債務の返済による支出1,338百万円、割賦取引による収入2,063百万円、株式
の発行による収入6,486百万円によるものであります。
当連結会計年度(平成28年4月1日から平成29年3月31日)におけるわが国の経済は、個人消費が低迷を続ける中、これまで消費を下支えしてきたインバウンド(訪日外国人)需要にも伸び悩みが見られました。また、海外の情勢は、英国のEUからの離脱決定や米国の新政権誕生など、保護主義的な動きが台頭していることを背景に輸出も横ばい状態が続いております。しかしながら、雇用や所得環境の改善が進んでいること、また、企業収益も底堅く推移していることなど、景気は緩やかながらも持ち直しの動きが見られました。
このような事業環境の中、当社グループにおきましては、「輝く未来のために」という目標のもと更なる飛躍を目指して、前連結会計年度より中期経営計画『KENKO Five Code 2015-2017』を進めております。この中期経営計画で示しております当社グループの「5つの指針」は次のとおりであります。
(Ⅰ)Globalization(世界的拡大)
(Ⅱ)Innovation(革新)
(Ⅲ)Best practice(最良実施)
(Ⅳ)Knowledge management(知識管理)
(Ⅴ)Communication(Branding)(コミュニケーション(ブランド育成))
以上の5つの指針に基づいた経営戦略の立案及び実践により、『KENKO Five Code 2015-2017』の最終年度である平成30年3月期の数値目標として、連結売上高750億円、連結経常利益率5%を掲げております。
以上の5つの指針に基づいた取り組みの成果は次のとおりであります。
◇毎年8月24日が「ドレッシングの日」として、一般社団法人日本記念日協会に登録認定されたことを記念した「サラダドレッシングパーティー」を8月27日に開催しました。このイベントの模様はテレビをはじめとした様々なメディアでも取り上げられ、ドレッシングの日及び当社グループの認知度向上に寄与しました。
◇毎年秋に開催しております当社の新商品を中心とした食品業界各社向けのメニュー提案会である、グループ総合フェア「KENKO ACTION 2016 創(つくる)」を東京・大阪で開催しました。今回のタイトルには「商品を創る、お客様の喜びを創る、消費者の笑顔を創る、当社グループの商品・メニュー・情報を通じて食にまつわる輝く未来を創る」という思いを込めております。切り口をアートとして魅せるサンドイッチ「アートウィッチⓇ」やパクチーなど独特の味や風味を持った素材を使った「クレイジーサラダ」といった進化型のサラダ料理を中心にあらゆる分野のお客様に向けた商品・メニューを発信しました。
◇当社グループは、生産拠点の老朽化や今後の様々な取り組みへの対応として、生産設備の更新や新拠点の構築に着手しました。平成31年3月までに4拠点を稼働させる予定とし、投資総額は150億円強を想定しております。
◇新拠点の構築等を進める資金として、公募増資及び第三者割当増資により6,486百万円の資金を調達し、財務体質の安定強化を進めました。
◇サラダカフェの店舗展開については、当社グループが得意とする「いも」と「たまご」をメインにした“和のサラダ料理”を提案する新ブランド『いもたまや』が誕生し、その1号店として、平成29年3月1日に『いもたまや伊勢丹新宿店』をオープンしました。
当連結会計年度における売上高及び利益の概況は以下のとおりであります。
① 売上高
売上高につきましては、サラダ・総菜類、マヨネーズ・ドレッシング類、タマゴ加工品といずれの商材も順調に伸ばすことができました。特に、タマゴサラダや小型形態のロングライフサラダがコンビニエンスストア向けを中心に大きく売上高を伸ばすとともに、ファストフード向けの売上高に復調が見られました。
② 利益
利益につきましては、天候不順等により馬鈴薯をはじめとした野菜類の調達コストが上昇しましたが、主要な原料のメリットで吸収するとともに、売上高の拡大に努めたことにより増加しました。
この結果、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前連結会計年度を上回りました。
当連結会計年度における連結売上高は70,812百万円(前連結会計年度比3,879百万円の増加、5.8%増)、連結営業利益は3,987百万円(前連結会計年度比550百万円の増加、16.0%増)、連結経常利益は4,017百万円(前連結会計年度比590百万円の増加、17.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,867百万円(前連結会計年度比781百万円の増加、37.5%増)となりました。
当連結会計年度における各報告セグメントの状況は次のとおりであります。
<調味料・加工食品事業>サラダ・総菜類につきましては、小型形態のポテトサラダやゴボウサラダが、コンビニエンスストア向けに伸長し、前年を上回って推移しました。和惣菜では、「和彩万菜Ⓡ」シリーズの商品がお弁当や外食、量販店向けに採用され、パンプキンサラダや春雨サラダも外食向けに増加しました。また、タマネギ、キャベツ、フルーツ等の素材を活かした商品も売上高増加に寄与しました。
マヨネーズ・ドレッシング類につきましては、1㎏形態のマヨネーズが量販店向けや製パン向けに加えて輸出向けにも伸長しました。ドレッシングでは、500ml形態の商品がファストフード向けに、小袋形態の商品がコンビニエンスストア向けに採用されました。ソース類では、ファストフード向けのナゲットソースが伸長しました。
タマゴ加工品につきましては、サンドイッチ用や総菜パン用のタマゴサラダ、巻き寿司用の厚焼き卵、麺用の錦糸卵がコンビニエンスストアを中心に伸長しました。また、茹で卵商品も外食向けや調理パン、麺、サラダ用として採用されました。
この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は58,511百万円、セグメント利益は3,012百万円となりました。
<総菜関連事業等>食品スーパー向けにハム、明太子、卵を使用したマカロニサラダや10品目の野菜を使用したスパゲティサラダ、また、菜の花のごま和えやうま煮等の和惣菜も伸長しました。更に、季節のイベント商品の拡大や北海道エリア限定でのカット野菜も好調に推移しました。
この結果、当連結会計年度におけるセグメント売上高は11,062百万円、セグメント利益は1,023百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、13,779百万円(前連結会計年度比85.9%増加)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、4,692百万円(前連結会計年度比422百万円の増加)となりました。これは、主として税金等調整前当期純利益4,021百万円、減価償却費1,754百万円、法人税等の支払額892百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3,929百万円(前連結会計年度比3,470百万円の使用資金の増加)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出3,850百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、5,603百万円(前連結会計年度比6,780百万円の増加)となりました。これは、主として割賦債務の返済による支出1,338百万円、割賦取引による収入2,063百万円、株式
の発行による収入6,486百万円によるものであります。