商業施設事業においては、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」において、消費増税前の駆け込み需要の反動減があったものの、近隣に新規出店した大型ショッピングセンターの影響は想定の範囲内に留まっており、商業施設事業はほぼ前年同期並みの水準を維持した。併せて、「サントムーン柿田川」に本年3月開業予定の新棟「オアシス」の開業準備も計画に沿って進めた。ヘルスケア事業においては、一部で軟調な市況の影響を受けたものの、前期末に譲り受けた和田哲カンパニーの業績が順調に推移する中、一段のシナジー効果の発揮に注力した。繊維・アパレル事業においては、消費増税や暖冬の影響に加え、上海現地法人における海外事業が中国市況の影響を受けて販売が不振となったものの、国内において企画営業力の強化による採算改善に取り組んだ結果、損益面は改善した。ただ、いずれの事業環境も第4四半期以降の見通しは厳しいものと想定しており、引き続き営業活動を強化していく考えである。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高はヘルスケア事業の譲受けによる増収効果もあり、35億92百万円(前年同期比9.1%増)と前年同期比増収となり、また、各事業セグメントにおいて粗利率が改善したことに加え、前年同期の商業施設事業投資に関連する一過性の費用計上の影響が剥落したこともあり、営業利益は3億39百万円(前年同期比38.9%増)と前年同期比増益となった。さらに、支払利息などの営業外費用を加味した経常利益は1億89百万円(前年同期比41.7%増)と前年同期比増益となり、これに、前年同期の減資に伴う一過性の税金費用の改善効果がなくなったことによる法人税等の税金費用増加があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億83百万円(前年同期比13.0%増)となり、前年同期比増収増益の決算となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
2020/02/06 15:15