住宅業界におきましては、平成26年4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が和らぎ、当社グループの主力販売分野である持家や分譲戸建住宅は、前年同期比回復傾向となりました。
このような状況下、連結売上高は、前年同期に比べ2,209百万円増加し、65,571百万円(前年同期比3.5%増)、価格改定や数量増による売上増加の要因もあり売上総利益は前年同期に比べ527百万円増加し18,707百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は前年同期に比べ1,116百万円増加し、1,622百万円(前年同期比220.6%増)となりました。主な増収要因として、住宅建材設備事業では、特に国内販売において、新規開拓の成果、新しい商品の拡販成果、リフォーム部門への売り込み成果、値上げ効果・コストダウン効果等と発電事業の開始が挙げられます。しかし、急激な為替の変動に伴い海外子会社における為替評価損を主とした為替差損585百万円を営業外費用に計上し、経常利益は303百万円(前年同期は経常損失787百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期と比べ709百万円減少し、62百万円(前年同期比91.9%減)となりました。なお、中華人民共和国上海市に所在している中国子会社、沃達王木業(上海)有限公司の解散(清算)に伴い、子会社清算益408百万円を特別利益として計上し、NZドル/円レートの急激な為替変動の影響により発生したニュージーランド子会社の外貨建借入金に係る為替評価損586百万円を特別損失の為替差損として計上しました。
住宅建材設備事業の顧客への売上高は、64,421百万円(前年同期比1.7%増)となり、営業利益が1,359百万円(前年同期比168.7%増)となりました。品目別では床材の売上高は、9,829百万円となり前年同期と比べ76百万円(前年同期比0.8%増)増加しました。銘木の質感を活かしたフローリング材の新シリーズ「コンビットワンダー」や0.5mmの中厚貼り単板を使用した「コンビットグラードプラス」の売上が増加となりました。造作材の売上高は、31,003百万円(前年同期比5.2%増)となり、前年同期と比べ1,519百万円増加しました。ソフトアートシリーズの「シンプルセレクション」や無垢を基調としたピノアースシリーズの「ナチュラルセレクション」を中心に階段・ドア・収納などの売上が前年同期に比べ増加しました。その他建材の売上高は、主に海外売上分が前期に比べNZドルに対し大きく円高になったため、為替換算による減少影響によるもので19,077百万円と前年同期と比べ475百万円(前年同期比2.4%減)減少しましたが、実質的には国内において、主にLVL構造材は、国土交通省の地域型住宅グリーン事業へのサポート強化や2020年基準品質クリア住宅「ワンズキューボ」の企画型住宅の提案、そして、中・大規模型木造建築及びシェアハウス等の新チャネルの開拓により前年同期に比べ増加しました。住宅設備機器の売上高は、全体的には低採算商品の減少により4,509百万円と前年同期と比べ62百万円(前年同期比1.4%減)減少しましたが、主力の無垢扉のシステムキッチン「スイージー」やタイル貼り天板の「無垢の木の洗面」の売上は増加しました。
2016/06/29 9:34