当社グループを取り巻く環境は、ネット広告の拡大に伴い紙媒体広告の減少が続いており、厳しい価格競争の最中にあります。一方、印刷用紙の国内出荷は前年割れが続いておりますが、用紙価格が高止まりしているため、製造原価の上昇傾向は続いております。
このような環境の中、情報・印刷事業におきましては、フリーペーパー等の印刷が前年割れしたこと等により売上高が伸びず、セグメント売上高は2,779百万円(前年同期比3.3%減)、セグメント利益は5百万円の損失(前年同期は95百万円の利益)となりました。このような状況に対処するため、敢えて先行投資を行い、最新鋭のデジタル印刷機並びに自動製本機等を導入する傍ら、ECサイトの充実を図ってまいりました。ネット経由による顧客数及び受注額は着実に増加しておりますが、設備投資に係わる固定費やネットにおける広告宣伝費の増加をカバーするまでには至ってはおりません。しかしながら、デジタル印刷採用先企業との取引は着実に増加するとともに、ネットにおけるリピート顧客も増加している現状をふまえ、引き続き、ECサイトの充実、デジタル印刷及び当社独自製品の提案営業に力を入れてまいります。
メディア事業につきましては、紙媒体広告の減少が続き、WEB事業においても、助成金予算の減少の影響もあり、ホームページ制作の受注成約率が当初の想定を下回ったため、セグメント売上高は350百万円(前年同期比18.1%減)となりました。また、固定費の削減はほぼ予定どおりに進んだものの、売上高減少のため、セグメント利益は25百万円の損失(前年同期は55百万円の損失)となりました。今後は、イベントやセミナーと紙媒体広告のセット販売で増益を図る活動を展開してまいります。また、WEB広告案件そのものは増加しており、そこからより訴求力のあるランディングページやホームページ制作を行ってまいります。更に、人材紹介事業はパート採用が少しずつ動き出しており、中途採用正社員も大阪市内に活動エリアを移すことといたします。
2020/03/10 9:34