当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府主導の経済政策や日銀の金融政策の効果等による株価の堅調な推移や企業収益の改善により緩やかな景気回復が見られますが、消費税増税の影響により個人消費の低迷や急激な円安による原材料価格の上昇など、先行きは依然として不透明な状況が続いています。
当社企業グループの主力事業であります肥料業界におきましては、生産コスト抑制運動に伴う減肥や生産者の高齢化、耕作放棄地の拡大などを背景に肥料需要は依然として減少傾向を辿っております。このような状況のなか、当社は最終年度となる中期3カ年経営計画「バリュー26計画」に基づき、農家ニーズに即した機能性商品の拡充と地域に根ざした営業推進の展開に取り組みましたが、消費税増税前の前倒し出荷の影響などにより減収となりました。化成品事業は汎用資材である工業用リン酸、硫酸、塩酸の拡販および飼料用リン酸カルシウムの大口ユーザーへの拡販から増収となりました。また、多機能性無機素材部門は既存顧客への拡販と新規顧客開発により増収となりましたが、工事部門、運送部門を含めたその他事業全体では減収となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は15,448百万円(前年同四半期比6.7%減)、経常損失は△106百万円(前年同四半期は経常利益329百万円)となり、四半期純利益は固定資産売却益及び投資有価証券売却益を特別利益に計上したことなどから、281百万円(前年同四半期比157.9%増)となりました。
2015/02/09 10:30