2019年度の進捗につきまして、化学品事業では、SDGsへ貢献可能な製品開発として微生物製剤「ビーナスⓇオイルクリーン」の採用件数が伸びており、食品工場の産業廃棄物削減に寄与しています。機能性材料事業(ディスプレイ・半導体・無機)では、既存製品の高品質・高性能グレード、顧客ニーズの高性能化・多様化に対応した新材料の開発が進展しており、顧客対応力の強化のために中国R&Dセンターの解析および評価設備拡充も進めております。近年はシリカゾルをオイル&ガス分野製品への応用も進めております。農業化学品事業では、日本において業界初のドローン散布用の水稲除草剤として中・後期処理剤「レブラスⓇエアー粒剤」「ゲパードⓇエアー粒剤」が登録され、販売を開始しました。また非選択性茎葉処理除草剤「ラウンドアップⓇマックスロード」はULV(Ultra Low Volume)散布技術の開発を進めており、新たに「バッテリー・人力用」の販売を開始しています。当社発明化合物フルララネルを含む、MSD Animal Health社(またはMerck Animal Health社)の製品は適用拡大により、外部寄生虫ノミ・マダニ防除用のイヌ用経口投与錠剤を中心に使用され、内部寄生虫フィラリアの防除も可能なネコ用、およびニワトリのワクモ防除用飲水添加剤としても承認され、適用が拡大し販売国も広がっています。医薬品事業では、「NTC-801」(不整脈治療薬)が革新的医療シーズ実用化研究事業(国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED))に採択され、共同研究先である大阪大学にて遺伝性徐脈性不整脈を対象とした医師主導治験を開始しました。
なお、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は17,161百万円であります。
セグメント別の主な内訳は以下の通りであります。
2020/06/25 16:51