このような経済環境のもと、当社グループは、企業理念“The Denka Value”を実現すべく、3つの成長ビジョン「スペシャリティーの融合体」「持続的成長」「健全な成長」を掲げ、2018年度より5か年の経営計画「Denka Value-Up」における2つの成長戦略「事業ポートフォリオの変革」と「革新的プロセスの導入」を推進し、業容の拡大と収益性向上に注力いたしました。また、2021年度からの2年間では、次期経営計画のありたい姿へ飛躍するための大切な準備期間と位置づけ、「社会にとってかけがえのない存在」になるための第一歩として、「事業」「環境」「人財」に関する3つの「Value-Up」に取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、数量面では世界経済減速の影響を受け、主力製品の一部で需要が減少しましたが、原材料価格の上昇に応じた販売価格の見直しを行ったほか円安による手取り増があり、売上高は3,087億33百万円と前年同期に比べ247億55百万円(8.7%)の増収となりました。
利益面では、原燃料価格の上昇に応じた販売価格の改定を行いましたが、スペシャリティー化進展のためのコスト増があり、営業利益は260億60百万円(前年同期比61億21百万円減、19.0%減益)となり、経常利益は237億36百万円(前年同期比63億61百万円減、21.1%減益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、ポートフォリオ変革としてセメント事業からの撤退を決定したことから特別損失を計上し、88億42百万円(前年同期比140億69百万円減、61.4%減益)となりました。
2023/02/08 9:41