この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、数量面では世界経済減速の影響を受け、主力製品の一部で需要が減少しましたが、原材料価格の上昇に応じた販売価格の見直しを行ったほか円安による手取り増があり、売上高は3,087億33百万円と前年同期に比べ247億55百万円(8.7%)の増収となりました。
利益面では、原燃料価格の上昇に応じた販売価格の改定を行いましたが、スペシャリティー化進展のためのコスト増があり、営業利益は260億60百万円(前年同期比61億21百万円減、19.0%減益)となり、経常利益は237億36百万円(前年同期比63億61百万円減、21.1%減益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、ポートフォリオ変革としてセメント事業からの撤退を決定したことから特別損失を計上し、88億42百万円(前年同期比140億69百万円減、61.4%減益)となりました。
<電子・先端プロダクツ部門>高純度導電性カーボンブラックは需要が堅調に推移したほか、販売価格の改定により増収となり、窒化ケイ素もxEV向けの需要が堅調に推移いたしました。一方、電子部品・半導体関連分野向け高機能フィルムや球状溶融シリカフィラーは、パソコン、スマートフォンなどの民生向け需要の減少により販売数量が減少しました。また、球状アルミナの販売も、xEVや5G関連向けは堅調に推移しましたが、民生向けの需要が減少し全体では前年を下回りました。このほか、自動車産業用向けの金属アルミ基板“ヒットプレート”やLED用サイアロン蛍光体“アロンブライト”も前年を下回りました。
2023/02/08 9:41