有価証券報告書-第86期(2023/04/01-2024/03/31)
②戦略
環境問題への取り組みとして、持続可能な社会の実現に寄与するため、環境に配慮した企業活動を行い、地球環境保全に貢献することを行動憲章に掲げております。
中でも気候変動については、物理的リスク・移行リスクと機会を抽出し、以下のプロセスでリスクの評価と管理を行っております。
・リスク識別・評価のプロセス
各シナリオ(1.5~2℃シナリオ及び4℃シナリオ)に基づいて、当社事業に影響を与えうるすべてのリスクと機会を抽出し、事業活動への影響度、顕在化時期を評価します。
・リスク管理のプロセス
上記で評価されたリスクと機会のうち重要度の高い項目については、具体的な課題に落とし込んだ上で対策を協議し、該当する部門で課題解決に取り組みます。
影響評価プロセス

当社に関わる気候変動のリスク・機会について、下記を認識しております。
重要度が高いと判定された以下の項目については、リスク管理プロセスに基づき課題解決に取り組んでおります。
・重点項目1 環境配慮技術の開発の先行による機会獲得、遅れによる競争力低下
・重点項目2 環境負荷の大きい製品需要の減少
※重点項目の具体的な課題及びその対策については、社内にてリスト化し管理しております。
環境問題への取り組みとして、持続可能な社会の実現に寄与するため、環境に配慮した企業活動を行い、地球環境保全に貢献することを行動憲章に掲げております。
中でも気候変動については、物理的リスク・移行リスクと機会を抽出し、以下のプロセスでリスクの評価と管理を行っております。
・リスク識別・評価のプロセス
各シナリオ(1.5~2℃シナリオ及び4℃シナリオ)に基づいて、当社事業に影響を与えうるすべてのリスクと機会を抽出し、事業活動への影響度、顕在化時期を評価します。
・リスク管理のプロセス
上記で評価されたリスクと機会のうち重要度の高い項目については、具体的な課題に落とし込んだ上で対策を協議し、該当する部門で課題解決に取り組みます。
影響評価プロセス

当社に関わる気候変動のリスク・機会について、下記を認識しております。
| リスク・機会の種類 | 顕在化 時期 | 事業への 影響度 | ||
| 移行リスク (1.5~2℃シナリオで最も顕在化すると想定) | 政策・法規制 リスク | GHG排出削減目標達成に向けたコスト上昇 | 中期 | 中 |
| 規制により製品の製造や販売が制限ないし禁止される | 長期 | 中 | ||
| 炭素税導入によるエネルギーコスト増加 | 中期 | 中 | ||
| 規制による一部素材の価格上昇や調達の困難化 | 長期 | 小 | ||
| 技術リスク | 環境配慮技術開発の遅れによる競争力低下 | 短期 | 大 | |
| 環境配慮技術に対する投資・研究開発コスト増加 | 中期 | 中 | ||
| 環境配慮技術に利用される材料の入手困難化 | 長期 | 小 | ||
| 市場リスク | 環境負荷の大きい製品需要の減少 | 中期 | 大 | |
| 技術開発と競争軸の急激な変化、新規競争者の参入 | 長期 | 小 | ||
| 評判リスク | 対応の遅れによる企業ブランド低下 | 長期 | 中 | |
| 情報開示の不足による外部評価の低下 | 中期 | 中 | ||
| 投融資機会の逸失、資金調達コストの増加 | 長期 | 中 | ||
| 物理リスク (4℃シナリオ等で最も顕在化すると想定) | 急性リスク | 急激な災害による事業拠点の操業度低下 | 短期 | 小 |
| サプライチェーンの被災による操業停滞 | 短期 | 小 | ||
| 疾病の蔓延 | 中期 | 小 | ||
| 慢性リスク | 慢性的な気候変動(海面上昇や気温上昇など) | 長期 | 中 | |
| 気温上昇による従業員の健康 | 長期 | 中 | ||
| 温度管理の追加的コスト発生 | 長期 | 小 | ||
| 自然資源や水、電力、原材料等の供給が不安定化 | 長期 | 大 | ||
| 機会 | 資源の効率性 | 生産や輸送の高効率化によるエネルギーコストの削減 | 中期 | 小 |
| エネルギー | 再生可能エネルギーの導入による企業価値向上 | 短期 | 中 | |
| 製品・サービス | 環境配慮技術開発の先行による事業機会獲得 | 短期 | 大 | |
| 環境負荷の大きい商材を代替する技術による事業機会創出 | 中期 | 中 | ||
| 環境配慮設備に必要な材料や部品需要の増加 | 中期 | 中 | ||
| 市場 | 気候関連情報の開示促進による企業イメージの向上 | 中期 | 中 | |
| 投融資機会の獲得、資金調達コストの低減 | 長期 | 小 | ||
重要度が高いと判定された以下の項目については、リスク管理プロセスに基づき課題解決に取り組んでおります。
・重点項目1 環境配慮技術の開発の先行による機会獲得、遅れによる競争力低下
・重点項目2 環境負荷の大きい製品需要の減少
※重点項目の具体的な課題及びその対策については、社内にてリスト化し管理しております。