有価証券報告書-第125期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/25 11:36
【資料】
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【項目】
153項目
(1)経営方針
当社グループは、人と地球にやさしい未来を創造することを使命とし、経営の基本方針として以下の経営理念、経営ビジョンを掲げております。
〈経営理念〉
① 私達はつねに地球環境保護をこころがけ、企業の永続的な発展成長をめざします。
② 私達はお客様に満足していただける品質と価格を提供し、社会に貢献します。
③ 私達は社会の変化を先取りし、未知への挑戦に情熱をもやします。
④ 私達は人を大切にし、個性と創意を尊重します。
⑤ 私達は正当な利潤を追求し、公正な配分につとめます。
〈経営ビジョン〉
「たゆまぬ挑戦と実行を通じ、業界のリーディングカンパニーとして社会に貢献する」
(2)経営戦略等
当社グループは、「建築資材事業」、「環境資材事業」、「高機能材事業」、「機能フィルム事業」と4つの事業領域を柱として事業を展開しており、ものづくり企業として多岐にわたり存在感のある商品と新たな価値をお客様に提供することを目指しています。当社グループは、2017年度に策定した2020年度を最終年度とする中期経営計画[Good chemistry Good growth 2020]を推進中であり、経営統合によるシナジー効果を最大限に発揮して市場での競争力を高めるため、販売体制の再構築、生産拠点の最適化などの事業再編に取り組んでおります。また、人事制度の改正や新しい企業文化の創造などの経営基盤の強化にも力を注いでおります。
中期経営計画[Good chemistry Good growth 2020]の基本方針として以下を定めております。
① 市場競争力の強化
② 新規事業創出・新製品開発
③ 統合効果の追求
④ 既存事業ドメインの拡大
⑤ 資産効率のアップ
⑥ 新しい企業風土の創造
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
国内経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外出自粛や移動制限、イベントの中止・延期など経済活動は大きく制約されており、先行きの不透明感がさらに高まっております。
当社グループとしましては、中期経営計画[Good chemistry Good growth 2020]の基本方針に則り、既存事業の強化・拡大、新規事業領域への挑戦、統合効果の更なる追求に傾注する所存です。
また、当社グループは、社会的価値の創造と事業を通じた社会課題解決を目指しており、その具体的な取り組みとして、SDGs(持続可能な開発目標)を踏まえ、優先的に取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を特定しております。社会の持続的な発展に貢献するために着実に推進活動に取り組んでまいります。
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セグメントごとの経営環境、事業上及び財務上の対処すべき課題は以下のとおりです。
建築資材事業セグメント
建築資材市場は、首都圏の再開発事業による建築需要が見込め、2025年の大阪万博に向けてのインフラ整備に伴う需要増が期待できます。また、新設住宅着工戸数が減少していく予測がある一方、高齢者向けの改築等、住宅リフォーム市場は今後更に拡大していく見通しです。
この様な市場環境の中、住宅リフォーム市場からの製品要求への対応及び市場規模の大きな海外市場への展開が必要とされてきます。更には、国内外における環境対応として、リサイクルによる廃棄量削減が求められています。海外市場への展開は、欧州・米国・中国・アジアへの展開を更に強化し、環境問題については、廃プラスチックを使用したリサイクル技術の更なる深耕により、プラスチック廃棄物削減を推進していきます。
環境資材事業セグメント
農業市場は国内人口の減少による農業の担い手の減少と耕作放棄地の拡大や海外からの市場開放圧力が高まっています。また、土木市場は震災の復興、首都圏の再開発事業向けの新設インフラ整備、既存インフラ老朽化対策などの需要に支えられているものの、人手不足や都市と地方の格差の増大もあり、国内需要の変化が進むとみられます。
この様な環境の中、農業市場は農家の大規模化や農産物の高付加価値化と収量増加・生産性向上を志向し、土木市場においては、高速道路・トンネル・下水道などの更新や維持の需要にシフトしていくと想定されます。一方、ASEAN 中心の新興国市場では官主導や大手企業による開発・投資の大型プロジェクトが中長期的に計画されており、今後の成長加速が期待される市場形成が進んでいます。東アジア・ASEAN の新興国市場への拡大には、現地企業や政府と協力関係を構築する事が必要となるため、日本市場で培った技術力とノウハウを活用し現地市場での需要拡大への取組みを強化していきます。
高機能材事業セグメント
工業用プレート分野では、半導体製造設備需要が前年度後半よりメモリー投資の減退、米中貿易戦争による先行き不安により減少しましたが、5G、AI、IoT 等の普及により半導体製造設備は今後更なる需要増が見込まれております。エンプラ分野では、食品機械の摺動部材等、幅広い分野に展開しており、持続的な成長が見込まれます。超小型モータを取り巻く市場は大きく変化しつつあり、省エネ、安全対策等を中心に車載、サーバーなどの情報・通信分野等様々な分野で増加傾向となっております。
それぞれの分野で新たな用途開拓を進めるため、より高度な機能付与による商品開発を促進します。
機能フィルム事業セグメント
シュリンクフィルムは世界的に用途、市場が広がり年率3~4%の成長率で市場規模が拡大しています。世界3拠点での最適地生産販売をさらに加速させ市場のニーズに対応して行きます。ジッパーテープにつきましても日本を始め新興国及び北米を中心に5~6%程度の市場成長が見込まれております。食品・非食品を問わず、従来ジッパーが使われていなかったパッケージに、新たに採用されるケースも増加しております。
現在、世界的に高まる地球環境保護の要請に応えるべく、リサイクル原料やバイオマス原料を使用した環境対応型製品の開発に取り組んでいます。循環型社会の実現に向けた次世代製品の開発を進めています。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
中期経営計画[Good chemistry Good growth 2020]における最終年度(2020年度)の目標は下記のとおりです。
・連結売上高: 1,800億円
・連結営業利益: 120億円
・連結純利益: 75億円
・連結ROA: 4.5%
・連結ROE: 9.5%
・自己資本比率: 45.0%

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