当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、各国においてロックダウンや行動自粛が実施された影響により、複写機・プリンターや磁気切符等に使用される当社製品の需要は落ち込み、極めて厳しい状況となりました。また、徐々に経済活動が再開され、個人消費や生産に持ち直しの動きが見られる等、一部に回復の兆しがあったものの、同感染症の感染再拡大により依然として収束時期の見通しが立たず、先行き不透明な状態が続いております。
こうした状況のもと、当社グループにおきましては、今後拡大すると見込まれる電子素材市場を中心に販路拡大等の活動を進めるとともに、原価低減活動及び諸経費削減に努めてまいりました。特に戦略事業の1つとして掲げる誘電体材料(チタン酸バリウム)においては、主にICT機器や電気自動車向けの積層セラミックコンデンサー(MLCC)用途として需要が高まっており、売上高は大きく伸長しております。
加えて、足元では国内・海外ともに消費環境が徐々に回復しており、当社グループの基幹事業である磁石材料及び着色材料においても、各市場の需要は緩やかではあるものの、回復に向かっております。
2021/02/10 12:32