有価証券報告書-第119期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/30 9:17
【資料】
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【項目】
120項目

事業等のリスク

経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。但し、これらの事業等のリスクは、有価証券報告書提出日(2020年6月30日)現在において、当社グループが判断したものであります。
競合
当社グループが事業を展開している市場は年々競争が激化しており、加えて、品質に対する要求も厳しくなっております。当社グループがこうした競争的な事業展開において優位性を得られない場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす恐れがあります。
特定顧客・購買先への依存度
当社グループの一部の製品には、特定の大口顧客に依存しているものがあります。もし、当該顧客が内製化や他社品切り替えなどの施策を行った場合、当社グループ売上高が減少することが予想されます。また、当社グループの一部の原料は特定メーカーに供給を依存しており、不測の事故、品質問題などによる供給停止、原料入手難、購買価格高騰などが発生する恐れがあります。
新型コロナウイルス感染症のリスク
当社グループは、新型コロナウイルス感染症の影響長期化による景気の落ち込み等により、顧客の購買力が低下し、販売が著しく減少した場合、当社グループの業績に悪影響を及ぼす恐れがあります。また、サプライチェーンの途絶や従業員が感染した場合、生産の一時停止により、営業活動に支障が生じ、当社グループの業績に悪影響を及ぼす恐れがあります。なお、新型コロナウイルスの影響により、中国子会社(決算日12月31日)において、中国政府の指示により一時期休業を余儀なくされ、その後も暫時、在宅勤務や時短勤務体制での対応を行っておりました。また、当社においても4月以降の出荷状況に鑑み、2020年6月以降生産調整を行っております。提出日現在において、これらについて、今後の経営成績等に与える影響額を合理的に見積もることは困難であります。
(新型コロナウイルスへの対応)
新型コロナウイルス感染防止対策としては、在宅勤務、時差出勤、大規模会議の中止等を実施し、感染防止に努めております。
その他
国内外の経済情勢・需要変動、品質問題、技術革新、環境関連等の法的規制、訴訟、事故、災害、金利変動等が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。