このような経済環境の中で、当社の属するファインケミカル業界につきましても不透明感は強く、加えて原材料の価格変動や供給不安また販売価格競争の継続もあり、売上・収益環境の厳しさに変化はありません。
具体的な当社の当事業年度における業績は、主力製品である紫外線吸収剤の売上高が大きく減収となり、電子材料や写真薬中間体等も減収となる一方で受託製造製品等が、相応に増収を確保したものの化学品事業全体では減収となりました。ホーム産業事業も、木材保存薬剤の販売は堅調であったものの、シロアリ駆除工事等が抑制されたことから減収となりました。売上高全体では、前年同期比1,042百万円減収の9,553百万円(前年同期比9.8%減)となりました。利益面については、受託製造製品等の積極的取り込みや経費圧縮等で減収の影響をおぎなったものの営業利益は349百万円(同9.8%減)、経常利益は営業外費用として生産休止費用を176百万円計上した結果110百万円(同31.6%減)となりました。税引前当期純利益につきましては、特別利益として土地売却益6百万円、保険解約返戻金43百万円、特別損失として訴訟関連損失4百万円、減損損失5百万円を計上したことから150百万円となりました。当期純利益につきましては、法人税、住民税及び事業税が8百万円、税効果会計における課税所得の見積り期間を拡大したことから法人税等調整額が△37百万円となり180百万円(同98.5%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2021/06/25 13:34