有価証券報告書-第147期(2024/01/01-2024/12/31)
②戦略
当社グループは、長期ビジョン『SAKATA INX VISION 2030』における戦略の方向性として、「地球環境と地域社会を重視したESG・サステナビリティの取り組み強化」を掲げております。2030年のSDGsの目標達成に向け、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を定めており、マテリアリティに対する機会、リスクを分析し、これらを対処するための取組を進めております。
<重要課題(マテリアリティ)、機会・リスク、取組>
また、当社グループは、人財育成・社内環境整備方針に基づく人的資本経営に取り組んでおります。人財育成・社内環境整備方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 2 サステナビリティに関する考え及び取組 (3)人的資本経営について」に記載しています。
当社グループは、長期ビジョン『SAKATA INX VISION 2030』における戦略の方向性として、「地球環境と地域社会を重視したESG・サステナビリティの取り組み強化」を掲げております。2030年のSDGsの目標達成に向け、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を定めており、マテリアリティに対する機会、リスクを分析し、これらを対処するための取組を進めております。
<重要課題(マテリアリティ)、機会・リスク、取組>
重要課題 (マテリアリティ) | 機会 | リスク | 対処するための取組 | |
* | 持続可能な地球環境を 維持するための活動 | ・サーキュラーエコノミーなどの環境関連市場の拡大 ・ブランドイメージの向上 ・長期的なコスト削減 ・環境課題起点のオープンイノベーション | ・市場シェア喪失 ・ブランドイメージの低下 | ・気候変動・自然環境保全 に関わる活動(TCFD・TNFDへの対応) ・廃棄物削減を目指した事業活動 ・水使用量削減を目指した事業活動 ・責任あるサプライチェーンの構築 |
* | 安心・安全な製品の供給 | お客様からの信頼の獲得 | 環境汚染や品質事故、健康に伴う事業継続リスク | ・グローバルな化学物質管理体制の構築 ・品質保証体制、製品管理体制の強化 ・労働安全衛生の向上と健康経営の推進 |
* | 研究開発・技術力の強化 | ・競争力の強化 ・ブランドイメージの向上 ・社会課題起点のオープンイノベーションの実現 | 市場シェアの喪失 | ・CSV(共通価値の創造)製品の開発 ・新規事業の創出 |
* | コーポレートガバナンス、コンプライアンスの強化 | ・ステークホルダーダイアログの充実 ・リスクマネジメントの強化 | ・企業イメージの低下 ・各種法令違反 | ・グローバル経営体制の強化 ・リスクマネジメント、ガバナンスの強化 ・ステークホルダーダイアログの充実 |
* | 人権の尊重、DEIBの推進 | ・事業の安定化 ・多様な人財の登用による成果向上への期待 ・組織風土の改革 ・企業価値の向上 | ・ステークホルダーからの信頼と信用の低下 ・人財不足による競争力の低下 | ・人権重視とDEIBの推進 ・働き甲斐のある職場、組織風土の実現 ・グローバル人財などの育成のためのキャリアパス、人事政策 |
また、当社グループは、人財育成・社内環境整備方針に基づく人的資本経営に取り組んでおります。人財育成・社内環境整備方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 2 サステナビリティに関する考え及び取組 (3)人的資本経営について」に記載しています。