有価証券報告書-第147期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2025/03/27 13:09
【資料】
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【項目】
173項目
②戦略
当社グループは、長期ビジョン『SAKATA INX VISION 2030』における戦略の方向性として、「地球環境と地域社会を重視したESG・サステナビリティの取り組み強化」を掲げております。2030年のSDGsの目標達成に向け、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を定めており、マテリアリティに対する機会、リスクを分析し、これらを対処するための取組を進めております。
<重要課題(マテリアリティ)、機会・リスク、取組>
重要課題
(マテリアリティ)
機会リスク対処するための取組
*持続可能な地球環境を
維持するための活動
・サーキュラーエコノミーなどの環境関連市場の拡大
・ブランドイメージの向上
・長期的なコスト削減
・環境課題起点のオープンイノベーション
・市場シェア喪失
・ブランドイメージの低下
・気候変動・自然環境保全
に関わる活動(TCFD・TNFDへの対応)
・廃棄物削減を目指した事業活動
・水使用量削減を目指した事業活動
・責任あるサプライチェーンの構築
*安心・安全な製品の供給お客様からの信頼の獲得環境汚染や品質事故、健康に伴う事業継続リスク・グローバルな化学物質管理体制の構築
・品質保証体制、製品管理体制の強化
・労働安全衛生の向上と健康経営の推進
*研究開発・技術力の強化・競争力の強化
・ブランドイメージの向上
・社会課題起点のオープンイノベーションの実現
市場シェアの喪失・CSV(共通価値の創造)製品の開発
・新規事業の創出
*コーポレートガバナンス、コンプライアンスの強化・ステークホルダーダイアログの充実
・リスクマネジメントの強化
・企業イメージの低下
・各種法令違反
・グローバル経営体制の強化
・リスクマネジメント、ガバナンスの強化
・ステークホルダーダイアログの充実
*人権の尊重、DEIBの推進・事業の安定化
・多様な人財の登用による成果向上への期待
・組織風土の改革
・企業価値の向上
・ステークホルダーからの信頼と信用の低下
・人財不足による競争力の低下
・人権重視とDEIBの推進
・働き甲斐のある職場、組織風土の実現
・グローバル人財などの育成のためのキャリアパス、人事政策

また、当社グループは、人財育成・社内環境整備方針に基づく人的資本経営に取り組んでおります。人財育成・社内環境整備方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 2 サステナビリティに関する考え及び取組 (3)人的資本経営について」に記載しています。