医療用医薬品業界では、平成26年4月の薬価制度改革により、既に発売されている後発医薬品の薬価を市場実勢価格に応じて3価格帯に集約する新たな仕組みが導入されました。また、新規収載後発医薬品の薬価は先発医薬品の0.6掛け(一部0.5掛け)に引き下げられました。その結果、当社製品の薬価は業界において大きく下落しましたが、価格以外の強みを活かして取引先数と販売数量を伸ばしました。さらに、平成26年4月の診療報酬改定で、保険薬局の調剤基本料における後発医薬品調剤体制加算が見直され、DPC病院の機能評価係数Ⅱに後発医薬品指数が新設されました。今後引き続き、DPC病院における当社製品の採用が増加することで、売上増への寄与が見込まれます。
このような業界環境の中、当社の売上は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動も含めてほぼ当初計画通りに推移しております。当第1四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、薬価改定による販売価格の下落にも関わらず、アムロジピン、ランソプラゾール、アトルバスタチン製剤などの主要製品を中心に順調に推移し、16,486百万円(前年同期比12.9%増)となりました。
コスト面では、販売数量の増加によって稼働率が向上した結果、原価率が改善し、50.4%となりました。また、人件費、研究開発費、荷造費などを主要因として販売費及び一般管理費が増加しているものの、売上高の増加と原価率の改善により、営業利益は2,099百万円(同17.5%増)、経常利益は2,021百万円(同11.2%増)、四半期純利益は1,282百万円(同6.9%増)と増益となりました。
2014/08/11 9:18