医薬品業界では、薬剤費の抑制、新薬開発コストの増大などの問題は厳しさを増していますが、創薬におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)も進み、期待が高まっております。当社も「DR(ドラッグ・リポジショニング)のパイオニア企業」という自負を持ち、AI(人工知能)などを積極的に取り入れ、次世代のDRを確立したいと考えております。
このような環境の中、当社の当事業年度の売上高は、中国生物製薬(シノバイオ)との事業提携契約、及び北京泰徳製薬との包括的支援契約に基づく報酬や製薬企業からのDRコンサルの受注等により15,271千円(前期比198.4%増)となりました。販売費及び一般管理費の研究開発費は、CIPN(化学療法誘発性末梢神経障害)を対象とする臨床試験費用等により637,413千円(前期比46.5%増)、販売費及び一般管理費のその他は役員退職慰労引当金繰入額の増加等により242,527千円(前期比28.6%増)となったため、営業損失は864,730千円(前期は営業損失618,643千円)となりました。営業外収益として、北京泰徳製薬の2021年12月期に属する配当金929,433千円を計上しました。また、2023年1月に開催された同社の株主総会において、2022年12月期に属する受取配当金1,099,468千円が支払われる事が決定しており、翌事業年度におきましては、当事業年度を上回る受取配当金を見込んでおります。以上より、経常利益は81,000千円(前期は経常損失221,583千円)、当期純利益は70,254千円(前期は当期純損失263,499千円)となりました。
創薬事業における現在開発中のパイプラインの状況は下記のとおりであります。
2023/06/29 9:04