- #1 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
「創薬支援事業」では、キナーゼタンパク質の販売、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービス等を行っております。「創薬事業」では、キナーゼ阻害薬の研究開発を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね一致しております。
2016/03/25 13:38- #2 主要な顧客ごとの情報
3 主要な顧客ごとの情報
| | (単位:千円) |
| 顧客の名称又は氏名 | 売上高 | 関連するセグメント名 |
| Janssen Biotech, Inc. | 614,850 | 創薬事業 |
2016/03/25 13:38- #3 事業の内容
a.キナーゼ阻害薬の研究開発
当社は、創薬事業において、キナーゼ阻害薬(*)の創製に係る研究開発を行っております。研究開発テーマは、特にアンメット・メディカル・ニーズの高い、いまだ画期的な治療方法が確立していない疾患を中心に研究開発テーマを選定しており、特にがん、免疫炎症疾患を重点疾患領域として、研究開発を行っております。研究開発の体制は、自社単独で行う研究開発プロジェクトを実施するとともに、大学及び公的研究機関等とキナーゼ阻害薬(*)の共同研究開発を行っております。当社グループは、創薬事業において、初期の研究開発ステージ、いわば臨床試験の前期第2相(フェーズⅡa)までの研究開発を行うことを創薬の基本方針としており、コスト負担の大きい後期第2相(フェーズⅡb)以降の開発(*)は手掛けず、それ以前のいずれかの段階で製薬企業等へ導出(ライセンスアウト)するビジネスモデルを基本としています。当社グループは、自社及び共同研究開発で手掛けた新薬候補化合物の知的財産権を製薬企業等に導出することによって、ライセンス契約締結時における契約一時金、前臨床試験や臨床試験等の各ステージを開始/完了した時、承認申請時、承認取得時等にライセンス契約に基づくマイルストーン収入、並びに新薬の上市(*)後にその売上高等に対する一定の割合をロイヤリティー収入として受け取る収益モデルを想定しております。
なお、当社グループの創薬事業における進捗としましては、これまでの研究開発および導出によって、1テーマを製薬企業に導出済みであり、2テーマについては前臨床試験段階にあり、その他の複数のテーマについてもリード化合物(*)の創出または最適化段階にあります。
2016/03/25 13:38- #4 事業等のリスク
d.導出した創薬パイプラインの開発に関するリスク
当社が大手製薬企業等に導出した創薬パイプラインは、主に導出先企業において導出後の医薬品開発を実施し、その開発(*)の進捗に応じて、導出先企業よりマイルストーンを受領することで売上を計上するとともに、上市後は当該医薬品の売上高に応じたロイヤリティ収入を計上します。しかしながら、導出先企業における開発スケジュールが変更になった場合、また、当該医薬品開発が中断された場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
(2)研究開発活動について
2016/03/25 13:38- #5 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法(連結)
- 告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね一致しております。
報告セグメントの利益又は損失は、営業損益ベースの数値であります。2016/03/25 13:38 - #6 売上高、地域ごとの情報(連結)
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
2016/03/25 13:38- #7 業績等の概要
このような状況下、当社グループは、キナーゼ阻害薬(*)の創薬に係る創薬基盤技術の強化を図るなかで、創薬事業において、免疫疾患分野の当社創薬プログラムを、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品部門である米国ヤンセン・バイオテック社に導出することができました。さらに創薬支援事業においては、小野薬品工業株式会社との大規模委受託契約を締結するなど、新規顧客の開拓や既存顧客への深耕に取り組むとともに、新製品、新サービスの開発および学術支援の強化に取り組むなかで、売上の拡大を目指してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は過去最高の1,569,205千円(前連結会計年度比156.5%増)となりました。地域別の売上では、国内売上高は584,683千円(前連結会計年度比90.3%増)、海外売上高は984,521千円(前連結会計年度比223.4%増)となりました。損益面につきましては、売上高の大幅増加により創業以来初の営業利益472,781千円(前連結会計年度は634,949千円の損失)を計上することとなり、経常利益は492,233千円(前連結会計年度は607,177千円の損失)、当期純利益は456,388千円(前連結会計年度は846,717千円の損失)となりました。
セグメントの状況は次の通りです。
2016/03/25 13:38- #8 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(2)当社グループの損益構造について
当社グループは、キナーゼ阻害薬(*)を創製するための研究開発並びにその基盤となる技術である「創薬基盤技術」を強化するための先行投資として、積極的な研究開発を行っております。会社設立以来、営業損失を計上してまいりましたが、当連結会計年度において、創薬事業におけるジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品部門である米国ヤンセン・バイオテック社に対して当社の医薬品候補化合物を導出し契約一時金を計上するとともに、創薬支援事業においても過去最高の売上高及び営業利益を計上することができたことから、会社設立以来初めて連結営業利益が黒字となりました。
しかしながら、創薬事業からの収益は、導出先製薬企業における開発(*)の進捗、導出活動の進捗及び当社の研究開発の進捗等により影響を受け安定的でないことから、当社グループの短期的な損益については不安定な傾向があります。
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