訂正有価証券報告書-第11期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)
有報資料
(1)会社としての課題
業績の黒字化について
当社グループは創業以来着実に売上を計上してまいりましたが、経常損益は赤字が連続しており、全社業績の黒字化が、最優先課題であると認識しております。このため、創薬支援事業の売上をさらに伸ばすことで当該事業の利益の上積みを図るとともに、創薬事業においては研究開発をさらに進め、新薬候補化合物を製薬企業等に導出することで当該事業の業績改善を図り、併せて研究の効率化や諸経費の抑制に取り組むことで、早期の全社業績の黒字化を目指してまいります。
(2)事業別課題
①研究開発・創薬
(創薬支援事業)
当社グループは、キナーゼタンパク質(*)の品揃えが平成25年12月末日現在で343種類(活性ミュータントキナーゼ、非活性キナーゼ及び非活性ミュータントキナーゼを除く)となり、世界で最も多くの種類のキナーゼタンパク質を提供しております。今後、国内外での拡販や顧客層のさらなる拡大を図るためには、顧客ニーズに基づいた製品・サービスメニューの拡充が課題であると認識しております。このため、当社グループは、顧客ニーズに対応した製品・サービスメニューとして、ビオチン化タンパク質(*)やセルベースアッセイ(*)サービス等の拡充に重点をおいて研究開発を進めてまいります。また、当社グループがこれまで蓄積してきたキナーゼタンパク質(*)の製造方法やキナーゼ活性の測定方法(アッセイ(*)条件)などの技術的ノウハウを活用して、効率的な製品の生産と製品レベルの一層の向上を図るとともに、既存技術を活用した新たな評価系などの開発に取り組んでまいります。
また、平成25年10月に株式交換により完全子会社化した株式会社ProbeXにおいて、GPCR(*)阻害薬研究に関する細胞株等の製品の拡充を行っておりますが、当社グループの技術力を結集し、早期の収益化と基盤技術の強化に取り組んでまいります。
(創薬事業)
当社の各創薬研究(*)では、これまでに動物モデル試験などの高次評価の薬理基盤技術の強化を図り、化合物(*)の多面的な評価を進めたことで、当期においてTNIK及びBTKの2つの研究テーマが前臨床段階へのステージアップを果たし、前年度において前臨床段階に進んだCDC7/ASKを含め、平成25年12月末現在で計3テーマが前臨床研究段階にあります。しかしながら、前臨床試験では、化合物の薬効評価のほか、医薬品としての安全性及び毒性の評価が必要となります。また、医薬品原体の製造までに、塩・結晶多形検討、プロセス検討が必要です。このような評価・検討は当社と外部委託パートナーとの連携を図りながら、最速で前臨床研究を進め、早期の臨床試験開始を目指します。さらに、早期に大手製薬企業等への導出を達成し、創薬に係る収益基盤の早期安定化を図ってまいります。
②事業開発
キナーゼ阻害薬(*)の創製に関わる多様な技術を保有する当社グループは、オンリーワンの技術を中心とした新たな製品・サービスメニューの拡充に取り組むとともに、創薬研究(*)における早期臨床試験開始および創製したキナーゼ阻害薬の候補化合物の導出に継続して取り組んでまいります。あわせて、社外の様々なネットワークを駆使し、他の企業、大学や公的研究機関などとの提携や既存提携先との関係強化をさらに推進してまいります。
③製品・サービスの開発・製造・提供体制
多様な顧客の需要に対応し、さらに品質を向上させるため、品質管理体制の強化並びに生産性の向上に努めてまいります。
④販売体制
創薬支援事業において国内の販売では高いシェアを占めているものの、世界最大の市場である米国及び欧州市場でのシェアはまだ低く、その拡大が課題であると認識しております。当社及び米国子会社による欧米の既存顧客との関係強化並びに新規顧客の開拓が重要であるという認識から、顧客の潜在的な需要を創出する提案型営業を推進するとともに、顧客サポートの充実を目的とした学術サポート体制の強化に継続的に取り組んでまいります。さらに、当社の顧客はガン疾患の研究グループの比重が高いと思われるため、免疫炎症、中枢神経等、他の疾患領域の研究者へも拡販を図り、売上の拡大を目指します。また、代理店等を活用した販売網の整備を図るとともに、当社ブランド、製品及びサービス等の認知度を向上させるべく積極的なPR活動を展開してまいります。特に、セルベースアッセイ(*)サービスを中心とした新規製品・サービスの積極的な提案を通じて、顧客への訴求を図ってまいります。
(注) *を付している専門用語については、「第4 提出会社の状況 6 コーポレート・ガバナンスの状況等」の末尾に用語解説を設け、説明しております。
業績の黒字化について
当社グループは創業以来着実に売上を計上してまいりましたが、経常損益は赤字が連続しており、全社業績の黒字化が、最優先課題であると認識しております。このため、創薬支援事業の売上をさらに伸ばすことで当該事業の利益の上積みを図るとともに、創薬事業においては研究開発をさらに進め、新薬候補化合物を製薬企業等に導出することで当該事業の業績改善を図り、併せて研究の効率化や諸経費の抑制に取り組むことで、早期の全社業績の黒字化を目指してまいります。
(2)事業別課題
①研究開発・創薬
(創薬支援事業)
当社グループは、キナーゼタンパク質(*)の品揃えが平成25年12月末日現在で343種類(活性ミュータントキナーゼ、非活性キナーゼ及び非活性ミュータントキナーゼを除く)となり、世界で最も多くの種類のキナーゼタンパク質を提供しております。今後、国内外での拡販や顧客層のさらなる拡大を図るためには、顧客ニーズに基づいた製品・サービスメニューの拡充が課題であると認識しております。このため、当社グループは、顧客ニーズに対応した製品・サービスメニューとして、ビオチン化タンパク質(*)やセルベースアッセイ(*)サービス等の拡充に重点をおいて研究開発を進めてまいります。また、当社グループがこれまで蓄積してきたキナーゼタンパク質(*)の製造方法やキナーゼ活性の測定方法(アッセイ(*)条件)などの技術的ノウハウを活用して、効率的な製品の生産と製品レベルの一層の向上を図るとともに、既存技術を活用した新たな評価系などの開発に取り組んでまいります。
また、平成25年10月に株式交換により完全子会社化した株式会社ProbeXにおいて、GPCR(*)阻害薬研究に関する細胞株等の製品の拡充を行っておりますが、当社グループの技術力を結集し、早期の収益化と基盤技術の強化に取り組んでまいります。
(創薬事業)
当社の各創薬研究(*)では、これまでに動物モデル試験などの高次評価の薬理基盤技術の強化を図り、化合物(*)の多面的な評価を進めたことで、当期においてTNIK及びBTKの2つの研究テーマが前臨床段階へのステージアップを果たし、前年度において前臨床段階に進んだCDC7/ASKを含め、平成25年12月末現在で計3テーマが前臨床研究段階にあります。しかしながら、前臨床試験では、化合物の薬効評価のほか、医薬品としての安全性及び毒性の評価が必要となります。また、医薬品原体の製造までに、塩・結晶多形検討、プロセス検討が必要です。このような評価・検討は当社と外部委託パートナーとの連携を図りながら、最速で前臨床研究を進め、早期の臨床試験開始を目指します。さらに、早期に大手製薬企業等への導出を達成し、創薬に係る収益基盤の早期安定化を図ってまいります。
②事業開発
キナーゼ阻害薬(*)の創製に関わる多様な技術を保有する当社グループは、オンリーワンの技術を中心とした新たな製品・サービスメニューの拡充に取り組むとともに、創薬研究(*)における早期臨床試験開始および創製したキナーゼ阻害薬の候補化合物の導出に継続して取り組んでまいります。あわせて、社外の様々なネットワークを駆使し、他の企業、大学や公的研究機関などとの提携や既存提携先との関係強化をさらに推進してまいります。
③製品・サービスの開発・製造・提供体制
多様な顧客の需要に対応し、さらに品質を向上させるため、品質管理体制の強化並びに生産性の向上に努めてまいります。
④販売体制
創薬支援事業において国内の販売では高いシェアを占めているものの、世界最大の市場である米国及び欧州市場でのシェアはまだ低く、その拡大が課題であると認識しております。当社及び米国子会社による欧米の既存顧客との関係強化並びに新規顧客の開拓が重要であるという認識から、顧客の潜在的な需要を創出する提案型営業を推進するとともに、顧客サポートの充実を目的とした学術サポート体制の強化に継続的に取り組んでまいります。さらに、当社の顧客はガン疾患の研究グループの比重が高いと思われるため、免疫炎症、中枢神経等、他の疾患領域の研究者へも拡販を図り、売上の拡大を目指します。また、代理店等を活用した販売網の整備を図るとともに、当社ブランド、製品及びサービス等の認知度を向上させるべく積極的なPR活動を展開してまいります。特に、セルベースアッセイ(*)サービスを中心とした新規製品・サービスの積極的な提案を通じて、顧客への訴求を図ってまいります。
(注) *を付している専門用語については、「第4 提出会社の状況 6 コーポレート・ガバナンスの状況等」の末尾に用語解説を設け、説明しております。