前連結会計年度及び当連結会計年度における減損損失は、以下のとおりであります。
| 前連結会計年度(自 2019年4月1日至 2020年3月31日) | | 当連結会計年度(自 2020年4月1日至 2021年3月31日) |
| 工具、器具及び備品 | 63 | | 2,241 |
| 建設仮勘定 | - | | 988 |
| 小計 | 1,510 | | 73,110 |
当連結会計年度において、当社はエラストマー事業での制限なき構造改革をはじめ、事業構造改革に着手・一部実行を進めております。当事業構造改革の一環で、エラストマー及びディスプレイソリューション事業、またライフサイエンス事業の一部事業において、投資額の回収が見込めなくなった資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額しており、それぞれ77,227百万円、1,408百万円、940百万円の合計79,575百万円を減損損失として「その他の営業費用」に計上しております。
エラストマー事業に関しては、収益改善策と事業構造改革に取り組みつつ、戦略的アプローチの見直しを進めたことから、減損会計の資金生成単位を従来の製造ライン別からエラストマー事業全体に変更致しました。エラストマー事業における回収可能価額は、処分コスト控除後の公正価値により測定しており、当該公正価値は事業構造改革の一環で譲渡先候補者から入手した事業価値を基礎として算出しております。公正価値のヒエラルキーはレベル3に分類しております。譲渡先候補者から入手した事業価値を公正価値の基礎として採用することについては、外部専門家が算定した将来キャッシュ・フローの割引現在価値を用いて検証しております。将来キャッシュ・フローは、5カ年事業計画を基礎とし、残存価値については継続成長率や類似取引におけるEBITDA倍率を考慮して算定しております。