四半期報告書-第74期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
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四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)
(5)【要約四半期連結財務諸表注記】
1.報告企業
JSR株式会社(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。本要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに当社の関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループにおいては、「エラストマー事業」、「合成樹脂事業」、「デジタルソリューション事業」、「ライフサイエンス事業」を基軸として、これらに関係する事業を行っており、その製品は多岐にわたっております。詳細は、「注記4.セグメント情報」をご参照ください。
2.作成の基礎
(1) 準拠する会計基準
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報を含んでいないため、2018年3月31日に終了した前連結会計年度の連結財務諸表と併せて使用されるべきものであります。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、退職後給付制度に係る資産及び公正価値で測定される金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 表示通貨及び単位
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社が営業活動を行う主たる経済環境における通貨である日本円で表示し、百万円未満を四捨五入しております。
(4) 重要な会計上の見積り及び判断
要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識しております。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度の連結財務諸表と同様であります。
(5) 未適用の公表済み基準書及び解釈指針
要約四半期連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた主な公表済みの基準書及び解釈指針のうち、適用が強制されないため、当第3四半期連結累計期間において適用していないものは以下のとおりです。なお、これらの適用による当社グループへの影響は検討中であり、現時点で見積ることはできません。
(6) 要約四半期連結財務諸表の承認
2019年2月8日に、要約四半期連結財務諸表は当社代表取締役社長小柴満信及び最高財務責任者宮崎秀樹によって承認されております。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(会計方針の変更)
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
当社グループは、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下「IFRS第15号」という。)を第1四半期連結会計期間から適用しております。IFRS第15号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
IFRS第15号の適用に伴い、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息及び配当収益等を除き、以下の5ステップを適用することにより収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する。
ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する。
従前の会計基準を適用した場合と比較して、要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
具体的な収益認識の基準は「注記7.売上収益」に記載しております。
(会計方針の追加)
当社グループは、当第3四半期連結会計期間より、以下の新たな会計方針を採用しております。
・在外営業活動体に対する純投資ヘッジ
在外営業活動体に対する純投資の為替変動リスクをヘッジすることを目的としております。
ヘッジ手段として指定される資産及び負債は連結会計期間末日時点の直物為替レートで測定され、ヘッジが有効である部分の変動額をその他の包括利益に含めて表示しております。
ヘッジの非有効部分については直ちに純損益として計上しております。
ヘッジの有効部分の累積額は、在外営業活動体の処分時にその他の資本の構成要素から純損益に振替えております。
4.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しております。
当社グループは、本社に製品別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、また、中核グループ企業が中心となって国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、事業部及び中核グループ企業を基礎とした製品別のセグメントから構成されております。
当社グループは、自動車タイヤ用途の汎用合成ゴム、自動車部品用途の機能性特殊合成ゴム、樹脂改質用途の熱可塑性エラストマー、塗工紙用途の合成ゴムラテックス等を製造販売しております「エラストマー事業」、自動車及びOA機器・アミューズメント用途等のABS樹脂等を製造販売しております「合成樹脂事業」、半導体材料、ディスプレイ材料、エッジコンピューティング関連等を製造販売しております「デジタルソリューション事業」、及び「ライフサイエンス事業」の4つを報告セグメントとしております。なお、「デジタルソリューション事業」は、製品及びサービスの性質、生産過程の性質及び市場等の経済的特徴の類似性に基づき、複数セグメントを集約した上で報告セグメントとしております。
各事業区分の主要製品
なお、当社グループの報告セグメントは、従来「エラストマー事業」、「合成樹脂事業」、「多角化事業」としておりましたが、「多角化事業」に含めていたライフサイエンス事業の拡大に伴い、第1四半期連結会計期間より「ライフサイエンス事業」を報告セグメントの一つとし、また、「多角化事業」に含めていた「ファイン事業」を「デジタルソリューション事業」と改称して報告セグメントの一つといたします。なお、従来の「石油化学系事業」、「多角化事業」は廃止しております。これらに伴い、第1四半期連結会計期間より当社グループの報告セグメントは、「エラストマー事業」、「デジタルソリューション事業」、「ライフサイエンス事業」、及びテクノUMG株式会社が主体の「合成樹脂事業」となります。なお、このセグメント変更に起因した各事業内容の見直しに伴い、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第3四半期連結累計期間において用いた事業区分により組み替えて表示しております。
報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している方法と同一であります。
(2) 報告セグメントの収益及び損益
当社グループの報告セグメントに関するセグメントの情報は以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△2,211百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△3,577百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
前第3四半期連結会計期間(自 2017年10月1日 至 2017年12月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△864百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
当第3四半期連結会計期間(自 2018年10月1日 至 2018年12月31日)
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△1,231百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
5.企業結合等関係
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(Selexis S.A.の取得による子会社化)
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 Selexis S.A.
事業の内容 ライフサイエンス分野;動物細胞株培養技術を使用した製品の開発・販売
② 取得日
2017年6月21日
③ 取得した議決権比率
100%
④ 支配獲得方法
現金を対価とする株式の取得
⑤ 企業結合の主な理由
当社グループのライフサイエンス分野の事業拡大を図るため。
Selexis S.A.は、動物細胞株構築において、ほぼすべての組み換えタンパク質を安定的かつ効率的に培養できる細胞株を短期間で構築することができる技術を保有しており、この技術を当社の子会社であるKBI Biopharma,Inc.の分析・開発・製造プロセス開発技術と組み合わせることで、製薬会社での新薬開発期間の大幅な短縮や開発コスト削減のソリューション提供が可能になります。
(2) 取得日における支払対価の公正価値、取得した資産、引き受けた負債の認識額
前第3四半期連結会計期間末において、発生したのれんの金額、企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査中であり、取得価額の配分が完了していなかったため、暫定的な会計処理を行っていましたが、第1四半期連結会計期間において取得価額の配分が完了したことにより、暫定的な金額を修正しております。当該修正による影響額に重要性はありません。
当企業結合に係る取得関連コストは16百万円であり、すべて「販売費及び一般管理費」にて費用処理しております。
のれんの内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものであります。当該のれんは税法上、損金には計上できません。
(3) 当社グループの業績に与える影響
要約四半期連結損益計算書に含まれる、企業結合による損益の影響は軽微であります。また、当企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の売上収益、損益の影響は軽微であります。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(子会社を吸収分割承継会社とする吸収分割)
(1) 企業結合の概要
当社は、宇部興産株式会社、三菱ケミカル株式会社がそれぞれ50%ずつ出資するユーエムジー・エービーエス株式会社を吸収分割会社とし、当社の完全子会社であるテクノポリマー株式会社(2018年4月1日にテクノUMG株式会社に改名)を吸収分割承継会社とする吸収分割を2018年4月1日付で実施いたしました。
吸収分割に際し、テクノUMG株式会社は新株を発行し、当社が保有するテクノUMG株式会社の持分割合は51%となっています。
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 ユーエムジー・エービーエス株式会社
事業の内容 ABS樹脂の製造及び販売
② 企業結合日
2018年4月1日
③ 取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法
ユーエムジー・エービーエス株式会社を吸収分割会社とし、テクノポリマー株式会社を吸収分割承継会社とする同社普通株式58,800株の交付による吸収分割
(2) 企業結合の主な理由
今後もさらに厳しさを増す国内外のABS樹脂事業を取り巻く環境下において、国内への安定供給と海外での拡販のため、オペレーションを最適化し、製造効率とコスト競争力を確保することを主な目的としております。
(3) 企業結合日における資産・負債の公正価値及びのれん
① 支払対価の公正価値
テクノUMG株式会社普通株式 19,269百万円
② 株式の算定方法
第三者算定機関から提出を受けた株式価値評価レポート等を参考に、当事者間で協議の上、算定しております。
③ 取得資産、引受負債及びのれん
取得日(2018年4月1日)
(注)
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、税務上損金算入不能なものです。
なお、企業結合日における連結上ののれんの金額は、テクノUMG株式会社に対する持分変動の影響があり、1,877百万円となっております。
取得資産及び負債の公正価値は、取得日時点で認識された暫定的な金額であり、測定期間中(取得日から1年間)に修正が行われる可能性があります。
(4) 取得関連コスト
当企業結合に係る取得関連コストは前連結会計年度以前の金額も含めて136百万円であり、当四半期連結累計期間に発生した金額を要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」にて費用処理しております。
(5) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響
(6) 当社グループの業績に与える影響
当第3四半期連結累計期間における影響額の合理的な算定が困難であるため、記載しておりません。
(7) 非支配持分への影響
テクノUMG株式会社に対する持分が100%から51%に変化したことにより、非支配持分は17,625百万円増加しました。
(Crown Bioscience International取得による子会社化)
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 Crown Bioscience International
事業の内容 創薬支援サービス
② 取得日
2018年5月31日
③ 取得した議決権比率
100%
④ 支配獲得方法
現金を対価とする株式の取得
⑤ 企業結合の主な理由
当社グループのライフサイエンス事業に創薬探索開発受託事業を取り込み、製薬業界に創薬プロセスへの製品・サービス提供からGMP製造までシームレスに価値を提供していくことを主な目的としております。
(2) 取得日における支払対価の公正価値、取得した資産、引き受けた負債の認識額
当第3四半期連結会計期間末において、発生したのれんの金額、企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査中であり、取得価額の配分が完了していないため、暫定的な会計処理を行っております。
当企業結合に係る取得関連コストは前連結会計年度以前の金額も含めて335百万円であり、当四半期連結累計期間に発生した金額を要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」にて費用処理しております。
のれんの内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものであります。当該のれんは税法上、損金には計上できません。
(3) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響
(4) 当社グループの業績に与える影響
当社グループの要約四半期連結損益計算書には取得日以降にCrown Bioscience International から生じた売上収益及び四半期利益が、それぞれ5,947百万円及び718百万円含まれております。また企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の当第3四半期連結累計期間における当社グループに与える影響は軽微であります。
6.配当に関する事項
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
配当金支払額
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
配当金支払額
7.売上収益
顧客に対する製商品の販売契約については、顧客への製商品を引き渡した時点で、製商品への支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。また、役務の提供については、当社グループが顧客との契約における履行義務の充足に従い、主に一定期間にわたり収益を認識しております。
主たる地域市場における収益の分解と報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
8.1株当たり情報
基本的1株当たり四半期利益及び算定上の基礎、希薄化後1株当たり四半期利益及び算定上の基礎は、以下のとおりになります。
9.金融商品
(1) 金融商品の区分ごとの公正価値
償却原価で測定される金融資産及び金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。
(2) 公正価値ヒエラルキー
当社グループは、公正価値の測定に使用されるインプットの市場における観察可能性に応じて、公正価値のヒエラルキーを、以下の3つのレベルに区分しております。
レベル1:活発な市場における同一資産又は同一負債の無調整の公表価格
レベル2:レベル1に属さない、直接的又は間接的に観察可能なインプット
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
当社グループが経常的に公正価値で測定している資産及び負債は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
(注)上記のほか、当社と非支配株主との間で、一定の条件のもと非支配株主が保有する持分のすべてを当社が買い取る契約を締結しております(以下、非支配株主との買取義務)。当該非支配株主との買取義務につき、公正価値である460百万円を金融負債として認識しております。なお、当金融負債は公正価値ヒエラルキーのレベル3に分類しております。
(単位:百万円)
(注)上記のほか、当社と非支配株主との間で、一定の条件のもと非支配株主が保有する持分のすべてを当社が買い取る契約を締結しております(以下、非支配株主との買取義務)。当該非支配株主との買取義務につき、公正価値である460百万円を金融負債として認識しております。なお、当金融負債は公正価値ヒエラルキーのレベル3に分類しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間において、公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。
なお、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、レベル3に分類された金融商品には重要な増減がないため、期首残高から四半期末残高への調整表の開示を省略しております。
(3) レベル2及び3に区分される公正価値測定に関する情報
レベル2に分類されている金融資産・負債は為替予約、金利スワップ等に係るデリバティブ取引であります。為替予約、金利スワップ等の公正価値は、取引先金融機関等から提示された金利等の観察可能な市場データに基づき算定しております。
レベル3に分類されている金融資産は主として非上場株式であります。非上場株式の評価は、主に状況に応じ投資先の将来の収益性又はキャッシュ・フローを総合的に考慮した適切な技法により、公正価値を測定しております。その結果は適切な権限者がレビュー及び承認しております。レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。
10.後発事象
該当事項はありません。
1.報告企業
JSR株式会社(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。本要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに当社の関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されております。当社グループにおいては、「エラストマー事業」、「合成樹脂事業」、「デジタルソリューション事業」、「ライフサイエンス事業」を基軸として、これらに関係する事業を行っており、その製品は多岐にわたっております。詳細は、「注記4.セグメント情報」をご参照ください。
2.作成の基礎
(1) 準拠する会計基準
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報を含んでいないため、2018年3月31日に終了した前連結会計年度の連結財務諸表と併せて使用されるべきものであります。
(2) 測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、退職後給付制度に係る資産及び公正価値で測定される金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。
(3) 表示通貨及び単位
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社が営業活動を行う主たる経済環境における通貨である日本円で表示し、百万円未満を四捨五入しております。
(4) 重要な会計上の見積り及び判断
要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております。実際の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計期間と将来の会計期間において認識しております。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度の連結財務諸表と同様であります。
(5) 未適用の公表済み基準書及び解釈指針
要約四半期連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた主な公表済みの基準書及び解釈指針のうち、適用が強制されないため、当第3四半期連結累計期間において適用していないものは以下のとおりです。なお、これらの適用による当社グループへの影響は検討中であり、現時点で見積ることはできません。
| 基準書 | 基準名 | 強制適用時期 (以後開始年度) | 当社グループ 適用年度 | 新設・改定の概要 |
| IFRS第16号 | リース | 2019年1月1日 | 2020年3月期 | リース契約に関する会計処理の改訂 (IAS第17号、IFRIC第4号、SIC第15号及びSIC第27号の差替) |
(6) 要約四半期連結財務諸表の承認
2019年2月8日に、要約四半期連結財務諸表は当社代表取締役社長小柴満信及び最高財務責任者宮崎秀樹によって承認されております。
3.重要な会計方針
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(会計方針の変更)
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、以下の基準を適用しております。
| IFRS | 新設・改訂の概要 | |
| IFRS第15号 顧客との契約から生じる収益 | 収益認識に関する会計処理の改訂 |
当社グループは、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下「IFRS第15号」という。)を第1四半期連結会計期間から適用しております。IFRS第15号の適用にあたっては、経過措置として認められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
IFRS第15号の適用に伴い、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息及び配当収益等を除き、以下の5ステップを適用することにより収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する。
ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する。
従前の会計基準を適用した場合と比較して、要約四半期連結財務諸表に与える影響は軽微であります。
具体的な収益認識の基準は「注記7.売上収益」に記載しております。
(会計方針の追加)
当社グループは、当第3四半期連結会計期間より、以下の新たな会計方針を採用しております。
・在外営業活動体に対する純投資ヘッジ
在外営業活動体に対する純投資の為替変動リスクをヘッジすることを目的としております。
ヘッジ手段として指定される資産及び負債は連結会計期間末日時点の直物為替レートで測定され、ヘッジが有効である部分の変動額をその他の包括利益に含めて表示しております。
ヘッジの非有効部分については直ちに純損益として計上しております。
ヘッジの有効部分の累積額は、在外営業活動体の処分時にその他の資本の構成要素から純損益に振替えております。
4.セグメント情報
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しております。
当社グループは、本社に製品別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、また、中核グループ企業が中心となって国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、事業部及び中核グループ企業を基礎とした製品別のセグメントから構成されております。
当社グループは、自動車タイヤ用途の汎用合成ゴム、自動車部品用途の機能性特殊合成ゴム、樹脂改質用途の熱可塑性エラストマー、塗工紙用途の合成ゴムラテックス等を製造販売しております「エラストマー事業」、自動車及びOA機器・アミューズメント用途等のABS樹脂等を製造販売しております「合成樹脂事業」、半導体材料、ディスプレイ材料、エッジコンピューティング関連等を製造販売しております「デジタルソリューション事業」、及び「ライフサイエンス事業」の4つを報告セグメントとしております。なお、「デジタルソリューション事業」は、製品及びサービスの性質、生産過程の性質及び市場等の経済的特徴の類似性に基づき、複数セグメントを集約した上で報告セグメントとしております。
各事業区分の主要製品
| 事業区分 | 主要製品 |
| エラストマー事業 | スチレン・ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム等の合成ゴム及び精練加工品、熱可塑性エラストマー及び加工品、紙加工用ラテックス、一般産業用ラテックス、アクリルエマルジョン、原料ラテックスの精製加工品、高機能コーティング材料、高機能分散剤、工業用粒子、潜熱蓄熱材料、遮熱塗料用材料、電池用材料、ブタジエンモノマー等の化成品、等 |
| 合成樹脂事業 | ABS樹脂、AES樹脂、AS樹脂、ASA樹脂等の合成樹脂 |
| デジタルソリューション事業 | <半導体材料事業>リソグラフィ材料(フォトレジスト、多層材料)、CMP材料、実装材料、等 <ディスプレイ材料事業>カラー液晶ディスプレイ材料、反射防止膜材料、機能性コーティング材料、等 <エッジコンピューティング事業>耐熱透明樹脂及び機能性フィルム、高機能紫外線硬化樹脂、光造形・光成形、等 |
| ライフサイエンス事業 | 診断・研究試薬及び同材料、バイオプロセス材料、バイオプロセス開発・製造委託、等 |
なお、当社グループの報告セグメントは、従来「エラストマー事業」、「合成樹脂事業」、「多角化事業」としておりましたが、「多角化事業」に含めていたライフサイエンス事業の拡大に伴い、第1四半期連結会計期間より「ライフサイエンス事業」を報告セグメントの一つとし、また、「多角化事業」に含めていた「ファイン事業」を「デジタルソリューション事業」と改称して報告セグメントの一つといたします。なお、従来の「石油化学系事業」、「多角化事業」は廃止しております。これらに伴い、第1四半期連結会計期間より当社グループの報告セグメントは、「エラストマー事業」、「デジタルソリューション事業」、「ライフサイエンス事業」、及びテクノUMG株式会社が主体の「合成樹脂事業」となります。なお、このセグメント変更に起因した各事業内容の見直しに伴い、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第3四半期連結累計期間において用いた事業区分により組み替えて表示しております。
報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している方法と同一であります。
(2) 報告セグメントの収益及び損益
当社グループの報告セグメントに関するセグメントの情報は以下のとおりであります。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
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(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△2,211百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
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(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△3,577百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
前第3四半期連結会計期間(自 2017年10月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
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(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△864百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
当第3四半期連結会計期間(自 2018年10月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
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(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、リチウムイオンキャパシタ事業等を含んでおります。
2.営業利益又は営業損失の調整額△1,231百万円には、各セグメントに配賦されない全社損益等が含まれております。
5.企業結合等関係
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(Selexis S.A.の取得による子会社化)
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 Selexis S.A.
事業の内容 ライフサイエンス分野;動物細胞株培養技術を使用した製品の開発・販売
② 取得日
2017年6月21日
③ 取得した議決権比率
100%
④ 支配獲得方法
現金を対価とする株式の取得
⑤ 企業結合の主な理由
当社グループのライフサイエンス分野の事業拡大を図るため。
Selexis S.A.は、動物細胞株構築において、ほぼすべての組み換えタンパク質を安定的かつ効率的に培養できる細胞株を短期間で構築することができる技術を保有しており、この技術を当社の子会社であるKBI Biopharma,Inc.の分析・開発・製造プロセス開発技術と組み合わせることで、製薬会社での新薬開発期間の大幅な短縮や開発コスト削減のソリューション提供が可能になります。
(2) 取得日における支払対価の公正価値、取得した資産、引き受けた負債の認識額
| 金額 | |
| 百万円 | |
| 取得対価 | 9,307 |
| 流動資産 | |
| 現金及び現金同等物 | 585 |
| 営業債権及びその他の債権 | 339 |
| その他 | 46 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 158 |
| その他の無形資産 | 497 |
| 取得資産 | 1,624 |
| 流動負債 | |
| 借入金 | 1,171 |
| その他の流動負債 | 320 |
| 非流動負債 | |
| 繰延税金負債 | 107 |
| 引受負債 | 1,597 |
| 取得資産及び引受負債の認識額(純額) | 27 |
| のれん | 9,280 |
前第3四半期連結会計期間末において、発生したのれんの金額、企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査中であり、取得価額の配分が完了していなかったため、暫定的な会計処理を行っていましたが、第1四半期連結会計期間において取得価額の配分が完了したことにより、暫定的な金額を修正しております。当該修正による影響額に重要性はありません。
当企業結合に係る取得関連コストは16百万円であり、すべて「販売費及び一般管理費」にて費用処理しております。
のれんの内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものであります。当該のれんは税法上、損金には計上できません。
(3) 当社グループの業績に与える影響
要約四半期連結損益計算書に含まれる、企業結合による損益の影響は軽微であります。また、当企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の売上収益、損益の影響は軽微であります。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(子会社を吸収分割承継会社とする吸収分割)
(1) 企業結合の概要
当社は、宇部興産株式会社、三菱ケミカル株式会社がそれぞれ50%ずつ出資するユーエムジー・エービーエス株式会社を吸収分割会社とし、当社の完全子会社であるテクノポリマー株式会社(2018年4月1日にテクノUMG株式会社に改名)を吸収分割承継会社とする吸収分割を2018年4月1日付で実施いたしました。
吸収分割に際し、テクノUMG株式会社は新株を発行し、当社が保有するテクノUMG株式会社の持分割合は51%となっています。
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 ユーエムジー・エービーエス株式会社
事業の内容 ABS樹脂の製造及び販売
② 企業結合日
2018年4月1日
③ 取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法
ユーエムジー・エービーエス株式会社を吸収分割会社とし、テクノポリマー株式会社を吸収分割承継会社とする同社普通株式58,800株の交付による吸収分割
(2) 企業結合の主な理由
今後もさらに厳しさを増す国内外のABS樹脂事業を取り巻く環境下において、国内への安定供給と海外での拡販のため、オペレーションを最適化し、製造効率とコスト競争力を確保することを主な目的としております。
(3) 企業結合日における資産・負債の公正価値及びのれん
① 支払対価の公正価値
テクノUMG株式会社普通株式 19,269百万円
② 株式の算定方法
第三者算定機関から提出を受けた株式価値評価レポート等を参考に、当事者間で協議の上、算定しております。
③ 取得資産、引受負債及びのれん
取得日(2018年4月1日)
| 金額 | |
| 百万円 | |
| 流動資産 | |
| 現金及び現金同等物 | 2,617 |
| 営業債権及びその他の債権 | 10,508 |
| 棚卸資産 | 6,945 |
| その他 | 736 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 11,356 |
| その他の無形資産 | 357 |
| 繰延税金資産 | 992 |
| その他 | 1,775 |
| 取得資産 | 35,287 |
| 流動負債 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 13,865 |
| 借入金 | 3,450 |
| 未払法人所得税等 | 719 |
| その他 | 910 |
| 非流動負債 | |
| 借入金 | 80 |
| 退職給付に係る負債 | 629 |
| その他 | 45 |
| 引受負債 | 19,698 |
| 取得資産及び引受負債の認識額(純額) | 15,589 |
| のれん(注) | 3,680 |
(注)
のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。また、のれんは、税務上損金算入不能なものです。
なお、企業結合日における連結上ののれんの金額は、テクノUMG株式会社に対する持分変動の影響があり、1,877百万円となっております。
取得資産及び負債の公正価値は、取得日時点で認識された暫定的な金額であり、測定期間中(取得日から1年間)に修正が行われる可能性があります。
(4) 取得関連コスト
当企業結合に係る取得関連コストは前連結会計年度以前の金額も含めて136百万円であり、当四半期連結累計期間に発生した金額を要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」にて費用処理しております。
(5) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響
| 金額 | |
| 百万円 | |
| 企業結合日に被取得会社が既に保有していた現金及び現金同等物 | 3,213 |
| 吸収分割による収入 | 3,213 |
(6) 当社グループの業績に与える影響
当第3四半期連結累計期間における影響額の合理的な算定が困難であるため、記載しておりません。
(7) 非支配持分への影響
テクノUMG株式会社に対する持分が100%から51%に変化したことにより、非支配持分は17,625百万円増加しました。
(Crown Bioscience International取得による子会社化)
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称 Crown Bioscience International
事業の内容 創薬支援サービス
② 取得日
2018年5月31日
③ 取得した議決権比率
100%
④ 支配獲得方法
現金を対価とする株式の取得
⑤ 企業結合の主な理由
当社グループのライフサイエンス事業に創薬探索開発受託事業を取り込み、製薬業界に創薬プロセスへの製品・サービス提供からGMP製造までシームレスに価値を提供していくことを主な目的としております。
(2) 取得日における支払対価の公正価値、取得した資産、引き受けた負債の認識額
| 金額 | |
| 百万円 | |
| 取得対価 | 40,583 |
| 流動資産 | |
| 現金及び現金同等物 | 4,398 |
| 営業債権及びその他の債権 | 2,164 |
| その他 | 429 |
| 非流動資産 | |
| 有形固定資産 | 2,412 |
| その他の無形資産 | 933 |
| 繰延税金資産 | 132 |
| その他 | 87 |
| 取得資産 | 10,555 |
| 流動負債 | |
| 営業債務及びその他の債務 | 1,282 |
| その他 | 3,941 |
| 非流動負債 | |
| 借入金 | 2,581 |
| 繰延税金負債 | 128 |
| 引受負債 | 7,932 |
| 非支配持分 | 157 |
| のれん | 38,117 |
当第3四半期連結会計期間末において、発生したのれんの金額、企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査中であり、取得価額の配分が完了していないため、暫定的な会計処理を行っております。
当企業結合に係る取得関連コストは前連結会計年度以前の金額も含めて335百万円であり、当四半期連結累計期間に発生した金額を要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」にて費用処理しております。
のれんの内容は、主に期待される将来の収益力に関連して発生したものであります。当該のれんは税法上、損金には計上できません。
(3) 企業結合によるキャッシュ・フローへの影響
| 金額 | |
| 百万円 | |
| 取得により支出した現金及び現金同等物 | 40,583 |
| 取得時に被取得会社が保有していた現金及び現金同等物 | 4,398 |
| 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 | 36,186 |
(4) 当社グループの業績に与える影響
当社グループの要約四半期連結損益計算書には取得日以降にCrown Bioscience International から生じた売上収益及び四半期利益が、それぞれ5,947百万円及び718百万円含まれております。また企業結合が期首に実施されたと仮定した場合の当第3四半期連結累計期間における当社グループに与える影響は軽微であります。
6.配当に関する事項
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2017年6月16日 定時株主総会 | 普通株式 | 5,563 | 25 | 2017年3月31日 | 2017年6月19日 | 利益剰余金 |
| 2017年10月30日 取締役会 | 普通株式 | 5,564 | 25 | 2017年9月30日 | 2017年11月30日 | 利益剰余金 |
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
配当金支払額
| (決議) | 株式の種類 | 配当金の総額 (百万円) | 1株当たり配当額(円) | 基準日 | 効力発生日 | 配当の原資 |
| 2018年6月15日 定時株主総会 | 普通株式 | 5,565 | 25 | 2018年3月31日 | 2018年6月18日 | 利益剰余金 |
| 2018年10月29日 取締役会 | 普通株式 | 6,610 | 30 | 2018年9月30日 | 2018年11月28日 | 利益剰余金 |
7.売上収益
顧客に対する製商品の販売契約については、顧客への製商品を引き渡した時点で、製商品への支配が顧客に移転し、履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。また、役務の提供については、当社グループが顧客との契約における履行義務の充足に従い、主に一定期間にわたり収益を認識しております。
主たる地域市場における収益の分解と報告セグメントとの関連は以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
| 国内 | 海外 | 合計 | |||
| 報告セグメント | エラストマー | 89,178 | 62,629 | 151,808 | |
| 合成樹脂 | 45,715 | 33,881 | 79,595 | ||
| デジタルソリューション | 24,069 | 85,036 | 109,105 | ||
| 半導体材料 | 13,100 | 45,235 | 58,336 | ||
| ディスプレイ材料 | 4,775 | 36,182 | 40,957 | ||
| エッジコンピューティング | 6,193 | 3,619 | 9,812 | ||
| ライフサイエンス | 6,786 | 25,550 | 32,336 | ||
| その他 | 1,454 | 2,250 | 3,704 | ||
| 合計 | 167,202 | 209,345 | 376,547 | ||
| 調整額 | 1 | - | 1 | ||
| 要約四半期連結損益計算書計上額 | 167,203 | 209,345 | 376,548 | ||
8.1株当たり情報
基本的1株当たり四半期利益及び算定上の基礎、希薄化後1株当たり四半期利益及び算定上の基礎は、以下のとおりになります。
| 前第3四半期連結累計期間 (自 2017年4月1日 至 2017年12月31日) | 当第3四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年12月31日) | |||
| (1)基本的1株当たり四半期利益 | 124.29 | 125.13 | ||
| (算定上の基礎) | ||||
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | 27,660 | 27,719 | ||
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 222,541 | 221,530 | ||
| (2)希薄化後1株当たり四半期利益 | 123.93 | 124.80 | ||
| (算定上の基礎) | ||||
| ストック・オプションによる普通株式増加数(千株) | 640 | 572 |
| 前第3四半期連結会計期間 (自 2017年10月1日 至 2017年12月31日) | 当第3四半期連結会計期間 (自 2018年10月1日 至 2018年12月31日) | |||
| (1)基本的1株当たり四半期利益 | 43.54 | 49.93 | ||
| (算定上の基礎) | ||||
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円) | 9,690 | 11,002 | ||
| 普通株式の期中平均株式数(千株) | 222,569 | 220,374 | ||
| (2)希薄化後1株当たり四半期利益 | 43.41 | 49.80 | ||
| (算定上の基礎) | ||||
| ストック・オプションによる普通株式増加数(千株) | 638 | 537 |
9.金融商品
(1) 金融商品の区分ごとの公正価値
償却原価で測定される金融資産及び金融負債の公正価値は帳簿価額と近似しております。
(2) 公正価値ヒエラルキー
当社グループは、公正価値の測定に使用されるインプットの市場における観察可能性に応じて、公正価値のヒエラルキーを、以下の3つのレベルに区分しております。
レベル1:活発な市場における同一資産又は同一負債の無調整の公表価格
レベル2:レベル1に属さない、直接的又は間接的に観察可能なインプット
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
当社グループが経常的に公正価値で測定している資産及び負債は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
| 前連結会計年度(2018年3月31日) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| <金融資産> | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 | ||||
| 有価証券(資本性金融資産) | - | - | 4,620 | 4,620 |
| デリバティブ | - | 22 | - | 22 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産 | ||||
| 有価証券(資本性金融資産) | 46,636 | - | 10,011 | 56,646 |
| ヘッジ手段として指定された金融資産 | ||||
| デリバティブ | - | 138 | - | 138 |
| 合計 | 46,636 | 160 | 14,631 | 61,426 |
| <金融負債> | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 | ||||
| デリバティブ | - | 119 | - | 119 |
| 合計 | - | 119 | - | 119 |
(注)上記のほか、当社と非支配株主との間で、一定の条件のもと非支配株主が保有する持分のすべてを当社が買い取る契約を締結しております(以下、非支配株主との買取義務)。当該非支配株主との買取義務につき、公正価値である460百万円を金融負債として認識しております。なお、当金融負債は公正価値ヒエラルキーのレベル3に分類しております。
(単位:百万円)
| 当第3四半期連結会計期間(2018年12月31日) | ||||
| レベル1 | レベル2 | レベル3 | 合計 | |
| <金融資産> | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定される金融資産 | ||||
| 有価証券(資本性金融資産) | - | - | 4,546 | 4,451 |
| デリバティブ | - | 30 | - | 30 |
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産 | ||||
| 有価証券(資本性金融資産) | 36,389 | - | 11,036 | 47,521 |
| ヘッジ手段として指定された金融資産 | ||||
| デリバティブ | - | 118 | - | 118 |
| 合計 | 36,389 | 148 | 15,582 | 52,119 |
| <金融負債> | ||||
| 純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 | ||||
| デリバティブ | - | 198 | - | 198 |
| 合計 | - | 198 | - | 198 |
(注)上記のほか、当社と非支配株主との間で、一定の条件のもと非支配株主が保有する持分のすべてを当社が買い取る契約を締結しております(以下、非支配株主との買取義務)。当該非支配株主との買取義務につき、公正価値である460百万円を金融負債として認識しております。なお、当金融負債は公正価値ヒエラルキーのレベル3に分類しております。
公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。前連結会計年度及び当第3四半期連結累計期間において、公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。
なお、前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、レベル3に分類された金融商品には重要な増減がないため、期首残高から四半期末残高への調整表の開示を省略しております。
(3) レベル2及び3に区分される公正価値測定に関する情報
レベル2に分類されている金融資産・負債は為替予約、金利スワップ等に係るデリバティブ取引であります。為替予約、金利スワップ等の公正価値は、取引先金融機関等から提示された金利等の観察可能な市場データに基づき算定しております。
レベル3に分類されている金融資産は主として非上場株式であります。非上場株式の評価は、主に状況に応じ投資先の将来の収益性又はキャッシュ・フローを総合的に考慮した適切な技法により、公正価値を測定しております。その結果は適切な権限者がレビュー及び承認しております。レベル3に分類される金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。
10.後発事象
該当事項はありません。