有価証券報告書-第78期(2022/04/01-2023/03/31)
(企業結合等関係)
事業分離
当社は,2021年5月11日開催の取締役会において,当社のエラストマー事業をENEOS株式会社に譲渡することを決議し、2022年4月1日付で当社のエラストマー事業を会社分割(吸収分割)により当社の子会社として2021年5月12日に設立した日本合成ゴム分割準備株式会社(現・株式会社ENEOSマテリアル)に承継させるとともに,その全株式をENEOS株式会社へ譲渡しました。
(1)事業分離の概要
①分離先企業の名称
ENEOS株式会社
②分離した事業の内容
エラストマー事業
③事業分離を行った理由
当社は、1957年12月に合成ゴムの国産化を目指して制定された「合成ゴム製造事業特別措置法」の施行により設立されました(旧社名:日本合成ゴム株式会社)。1969年に民間会社へ移行し、合成ゴムからエマルジョンや合成樹脂へと石油化学系事業を展開するとともに、当社固有の高分子技術を活用して半導体材料・ディスプレイ材料・光学材料等へ業容を拡大し、情報電子材料を核としたデジタルソリューション事業を推進してまいりました。
近年におきましては、事業を取り巻く環境が複雑化し不透明感が増す中、あらゆる環境変化に対応できる強靭な組織を作り、持続的成長を実現し、すべてのステークホルダーに継続的に価値を提供すべく、グローバル市場の成長性が大きく、当社の強みである技術革新力をより発揮できるデジタルソリューション事業とライフサイエンス事業を中長期的な成長事業として位置付けております。
エラストマー事業につきましては、合成ゴムの国内ナンバーワン企業として、SSBR(溶液重合ブタジエン・スチレンゴム)をはじめとする高付加価値合成ゴムの分野を中心に、高い技術力を持ち、国際的な信頼を獲得しておりましたが、グローバル競争も激化するなど、事業環境は厳しさを増している状況でした。そのような環境下で、収益改善策と事業構造改革に取り組みつつ、戦略的アプローチの見直しを進めてきた結果、エラストマー事業が今後も成長し続けるためには、事業体制の抜本的な変革が必要であるとの結論に至りました。
こうした状況を踏まえ、日本最大の総合エネルギー・資源・素材企業として、石油化学製品の製造・販売を高い技術力とより大きな事業規模でグローバルに展開し、高付加価値製品のラインアップ強化に積極的に取り組むENEOSホールディングス株式会社傘下のENEOS株式会社に対象事業を譲渡することが、エラストマー事業の持続的な発展のために最適であると判断し、エラストマー事業を会社分割により子会社化し、その上で、当該子会社の株式を譲渡することを決定しました。
④事業分離日
2022年4月1日
⑤法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
会社分割 当社を分割会社とし、新設会社にエラストマー事業の資産及び負債等を承継
させる会社分割(吸収分割)方式
株式譲渡 受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2)実施した会計処理の概要
①移転損益の金額
関係会社株式売却益 10,509百万円
②移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
③会計処理
上記資産及び負債の譲渡に伴う利益を関係会社株式売却益として特別利益に計上しております。
(3)分離した事業が含まれていた報告セグメント
エラストマー事業
事業分離
当社は,2021年5月11日開催の取締役会において,当社のエラストマー事業をENEOS株式会社に譲渡することを決議し、2022年4月1日付で当社のエラストマー事業を会社分割(吸収分割)により当社の子会社として2021年5月12日に設立した日本合成ゴム分割準備株式会社(現・株式会社ENEOSマテリアル)に承継させるとともに,その全株式をENEOS株式会社へ譲渡しました。
(1)事業分離の概要
①分離先企業の名称
ENEOS株式会社
②分離した事業の内容
エラストマー事業
③事業分離を行った理由
当社は、1957年12月に合成ゴムの国産化を目指して制定された「合成ゴム製造事業特別措置法」の施行により設立されました(旧社名:日本合成ゴム株式会社)。1969年に民間会社へ移行し、合成ゴムからエマルジョンや合成樹脂へと石油化学系事業を展開するとともに、当社固有の高分子技術を活用して半導体材料・ディスプレイ材料・光学材料等へ業容を拡大し、情報電子材料を核としたデジタルソリューション事業を推進してまいりました。
近年におきましては、事業を取り巻く環境が複雑化し不透明感が増す中、あらゆる環境変化に対応できる強靭な組織を作り、持続的成長を実現し、すべてのステークホルダーに継続的に価値を提供すべく、グローバル市場の成長性が大きく、当社の強みである技術革新力をより発揮できるデジタルソリューション事業とライフサイエンス事業を中長期的な成長事業として位置付けております。
エラストマー事業につきましては、合成ゴムの国内ナンバーワン企業として、SSBR(溶液重合ブタジエン・スチレンゴム)をはじめとする高付加価値合成ゴムの分野を中心に、高い技術力を持ち、国際的な信頼を獲得しておりましたが、グローバル競争も激化するなど、事業環境は厳しさを増している状況でした。そのような環境下で、収益改善策と事業構造改革に取り組みつつ、戦略的アプローチの見直しを進めてきた結果、エラストマー事業が今後も成長し続けるためには、事業体制の抜本的な変革が必要であるとの結論に至りました。
こうした状況を踏まえ、日本最大の総合エネルギー・資源・素材企業として、石油化学製品の製造・販売を高い技術力とより大きな事業規模でグローバルに展開し、高付加価値製品のラインアップ強化に積極的に取り組むENEOSホールディングス株式会社傘下のENEOS株式会社に対象事業を譲渡することが、エラストマー事業の持続的な発展のために最適であると判断し、エラストマー事業を会社分割により子会社化し、その上で、当該子会社の株式を譲渡することを決定しました。
④事業分離日
2022年4月1日
⑤法的形式を含むその他取引の概要に関する事項
会社分割 当社を分割会社とし、新設会社にエラストマー事業の資産及び負債等を承継
させる会社分割(吸収分割)方式
株式譲渡 受取対価を現金等の財産のみとする株式譲渡
(2)実施した会計処理の概要
①移転損益の金額
関係会社株式売却益 10,509百万円
②移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳
| 資産及び負債の内容 | 帳簿価額(百万円) |
| 流動資産 | 89,075 |
| 有形固定資産 | 17,998 |
| 無形固定資産 | 347 |
| 投資その他の資産 | 11,352 |
| 資産合計 | 118,772 |
| 流動負債 | 44,400 |
| 固定負債 | 15,836 |
| 負債合計 | 60,236 |
③会計処理
上記資産及び負債の譲渡に伴う利益を関係会社株式売却益として特別利益に計上しております。
(3)分離した事業が含まれていた報告セグメント
エラストマー事業